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2024年5月の読書メーターまとめ

こういち
読んだ本
3
読んだページ
1192ページ
感想・レビュー
3
ナイス
35ナイス

2024年5月に読んだ本
3

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

こういち
タイトルから連想される展開とは大きく異なる感動的な結実。章立ては現在進行形にあり、エピソードが過去のストーリーとして描かれるが、違和感なく最後に結束する。事実と真実、似たような言葉ではあるが、事実は直視したものであり、真実は客観的に捉えるものであることに気付く。本書は物語構成ではあるものの、創作活動のいわば〝作法書〟のよう。「想像力において大切なことは、まず、自分の想像を疑うことではないのか。」この主人公・真尋の思いは著者のプロ作家としての矜恃であるのか。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
3

こういち
このシリーズは本当に面白い。既に〝任侠〟という言葉そのものが古の単語となりつつある中、忘れてはいけない大切な信念を思い起こさせてくれる。例えば会社を船に喩え、「船はロマンを求めて冒険の旅に出るもんだ」という阿岐本組長のセリフ、何とも言えず格好良い。今の世の中、周りに十分過ぎるほど気を遣って言葉を選び、多くの人たちにこちらの考えを伝えなければならない息苦しさ。そんな空気を打ち破って、まだまだ失ってはいけない無形の財産を阿岐本組には守っていただきたい。
が「ナイス!」と言っています。
こういち
タイトルから連想される展開とは大きく異なる感動的な結実。章立ては現在進行形にあり、エピソードが過去のストーリーとして描かれるが、違和感なく最後に結束する。事実と真実、似たような言葉ではあるが、事実は直視したものであり、真実は客観的に捉えるものであることに気付く。本書は物語構成ではあるものの、創作活動のいわば〝作法書〟のよう。「想像力において大切なことは、まず、自分の想像を疑うことではないのか。」この主人公・真尋の思いは著者のプロ作家としての矜恃であるのか。
が「ナイス!」と言っています。
こういち
花鳥風月、主人公・次郎の成長と共に描かれる在りし日の自然の何と美しいことか。テレビも無ければイルミネーションも灯っていない時代。それでも賑やかな音に溢れ、煌びやかに満天の星空は輝く。人間の成長とは決して利便を追求することはではない。そして、人のココロはどのように育まれていくのか。母・お民の行き着く思い、「子供って、ただかわいがってやりさえすればいいのね。」この言葉はどれだけ時間が経過しようとも色褪せることの無い子育ての真実。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/23(4145日経過)
記録初日
2010/03/09(5227日経過)
読んだ本
395冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
144065ページ(1日平均27ページ)
感想・レビュー
395件(投稿率100.0%)
本棚
3棚
性別
年齢
57歳
血液型
A型
職業
役員・管理職
現住所
愛知県
外部サイト
自己紹介

文庫本が中心ですが、時間が空いた時にジャンルの垣根なく、読み込みます。
基本的に全て本屋さんで購入したものです。家の中が埋まっていくのは…(^_^;)。

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