防衛モニターになったので、問題点も知っておこうと読んでみた。戦後７７年間も外国と戦っていないのだから、国産武器は実践経験がない武器ということで、外国には人気がない（売れない）というのも、もっともな話。憲法９条は削除せよ、というのも、同感。米軍とともに築いたこれまでなのだから、これからも米軍とともにあるというのが現場の感情なのもわかる。しかし・・・。問題の深さをあらためて知ることができた内容だった。

防衛モニターになったので、問題点も知っておこうと読んでみた。戦後７７年間も外国と戦っていないのだから、国産武器は実践経験がない武器ということで、外国には人気がない（売れない）というのも、もっともな話。憲法９条は削除せよ、というのも、同感。米軍とともに築いたこれまでなのだから、これからも米軍とともにあるというのが現場の感情なのもわかる。しかし・・・。問題の深さをあらためて知ることができた内容だった。

新型潜水艦に求められる要件１隠密性向上２新型ソナー（先制探知能力向上）３新型スノーケル発電（新型ディーゼル機関の開発）４新型魚雷（１８式魚雷の搭載）。潜水艦の動力：大気を取り入れるディーゼルエンジンによって発電機を動かし、得られた電力は電池に蓄電され、希望する回転数で電動機を動かして推進力を得る。大気を取り入れるために潜航中はスノーケルを使用、敵威力圏下ではスノーケルが出せないので、電池の電力を使用する。

２０年前に書かれたというところにびっくり。医療裁判の物語だが、医療ミスの弾劾というよりは、日本の高齢化の問題提起となっている。特養、グループホームを無くしてしまう、安楽死のために麻酔科医師を重用する、PPP（ピンピンポックリ）を薬剤の点滴で実現する、という発想は、斬新なアイデア。麻薬の中毒症状の描写なんかは、すごく生々しい。実際、こんなものなのだろうか。重要な登場人物がどんどん殺されていってしまうので、一気読みするしかなかった。

芝居じみている感じはするので、ドラマ化したと聞いて納得。安楽死を制度化すると、実際にどのような事が起こるのか、という問題を可視化してくれている。日本では、今後どうなるかなあ？こんな物語がもっとたくさん世に出てくれば、注目度も上がって制度化されるかもしれないね。

もと自衛隊情報分析官の上田氏の本に登場したので、読んでみた。スパイ映画のような派手さはなく、きっと現実に近いんだろうな、と思うようなスパイの仕事が挿入されている物語。ジェームス・ボンドが、主人公の美形の女性を虜にして、スッと去ってしまう結末はいかにもカッコイイ。

前半の、青年の末期癌治療の葛藤のあたりは、何か不自然な感じがして、でも著者は医師なのになあ、と思いながら読む。後半の政治的動きの辺りになると、違和感はなくなった。２０年近く前に、医師会崩壊の物語があったなんて。２０年経って、現実のハナシになろうとしている。下巻が楽しみ。

横浜市図書館で「狛犬」検索してヒット。デザインが古めかしくても、年代は新しかったり、意外な面もあり。石工がどんな人なのか、何を考えて創作したのか、考えながら狛犬さんを鑑賞するのは楽し。東京近辺ばかりだなあ、著者は東京人かな、と思ったら、題が「江戸・・」だった。神奈川編も出してほしい～～