YA良書。英語はシンプルで読みやすく、ストーリーはテンポ良く王道ネタだけどメッセージ性あって一重に良書。

YA良書。英語はシンプルで読みやすく、ストーリーはテンポ良く王道ネタだけどメッセージ性あって一重に良書。

なんとなーくで買ってみたら、詩集で。日本語でもあまり詩集読まないけどなぁって思いながら読み進めてみたら、本当に面白くて。声に出して読むと、黙読では気づかないテンポの良さ、それぞれの詩がもつユーモアやシニカルさが面白かった。子供の頃読んでいたらもっと詩を好きになってたとおもう。

かなーり古い科学本かつ冒頭部分の論理展開が読みにくく、なんじゃこりゃだったけど、最後まで読んでみて面白かった。GeneはGenomeというよりあるPhenotypeを取りうるreplicatorとして定義され、生き物の体、はそのselfishなreplicatorの単なるvehicleであり、生命の歴史とはgeneが自身のreplicaを増やそうとしてきた歴史なのだ。というのが根本的な主張。Cultureはgeneの次のreplicator だってとこは行き過ぎ感もあったけど、発想としては興味深かった。