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2024年11月の読書メーターまとめ

yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
読んだ本
12
読んだページ
2886ページ
感想・レビュー
10
ナイス
51ナイス

2024年11月に読んだ本
12

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
中学の同級生だったブータンに声をかけられたのは、20年以上立って叔父の介護で病院に向かったときの事。当時の少し苛めとも言えそうな事件のことを思い出して、会って話す内に今ならではの言い関係になったかなと思えたのに突如目の前から消えてしまってが一話目。中学生時代の仲間達との今の話が挟まって6話目でブータンの娘に会わなくてはいけないシーンがやってきて、いろんな事の着地までが優しいタッチで描かれます。サブタイトル「世界でいちばん幸せな女の子」の通りそっと読みたくなるような良き物語でした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
10

yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
中学の同級生だったブータンに声をかけられたのは、20年以上立って叔父の介護で病院に向かったときの事。当時の少し苛めとも言えそうな事件のことを思い出して、会って話す内に今ならではの言い関係になったかなと思えたのに突如目の前から消えてしまってが一話目。中学生時代の仲間達との今の話が挟まって6話目でブータンの娘に会わなくてはいけないシーンがやってきて、いろんな事の着地までが優しいタッチで描かれます。サブタイトル「世界でいちばん幸せな女の子」の通りそっと読みたくなるような良き物語でした。
が「ナイス!」と言っています。
yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
青山学院大学駅伝チームのフィジカル担当の著者が記すシニアに向けたランニングの進め。「月間200km超は体のどこかにケガを持って走るということになる」から50代60代の人は加齢にしたがって現在とその先の二つのステージで距離を考える、やがて距離を落とすというのがなかなか衝撃的でした。ランニングに過去の自分をいつまでもは禁物という事ですね。
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yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
東城大学医学部病院を舞台とする数々の医療小説に、すわ新しい人物キャラクター登場の新機軸か、と思わせる物語ですが唐突に第一部終了といった感のエンディングでした。スーパー中学生達が見つけた巨大卵の行く末は如何に、次回作を待ちましょうか。
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yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
郊外の苦戦する百貨店を舞台に地元商店街との共存共栄を図る御仕事物語の第2段、地下食品街の大改革話は読みごたえのあるものでした。かつて働いていた本社の事業部長、当時の同僚にして頼れる女性、店長、商店街の若手経営者2名に百貨店の従業員と、みな魅力ある人達です。次のミッションが楽しみです。
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yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
12章とエピローグにてそこまで抱いていた印象がぶっ飛ばされました。プロローグは主人公が少年時代に立たされたおぞましい事件の現場、彼がビッグデータ解析を行う立場になってから出会った事件がまず描かれ、そのおぞましさから物語の最後までかけて解決させるのかと思いきや、それは序章にすぎず本筋の事件は挿入されてきたものであり、データ解析による進展を向かえる中でそろそろエンディングかと思いきや、そんな感想を抱かせる展開に。やられましたね。五十嵐貴久さんの真骨頂を見せられたプロファイラーミステリーでした。
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yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
著者が50代の時に行った自宅マンションの全面リフォームの詳細を描く。住む中で出てくる「ここがこうだと良いな」を解消するお家リフォームは暮らしのクオリティをあげるものですね。
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yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
食べものを提供する立場の人たちが真ん中にいる物語を紡いできた秋川滝美さんにしては、寂れゆく地方の百貨店の再生をかけた戦いが主題の物語は趣向が多少違うのかも知れない。でも地元の二つの商店街の真ん中に位置する百貨店だからこそ、そこで働く地域の人たちが大勢いて、さらに百貨店だからできることはいくつもある、そんなこの物語の前向きさは強く共感を読んでくれるものでした。次に続く展開なので次作に期待します。
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yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
版元がNHK出版なのは、著者がNHK文化センター講師の女性建築士だからでしょうか。家づくりの間取りや配置について様々なポイントを教えて頂きました。家も時代と共に代わってゆくものですね。
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yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
アルバイトに明け暮れる苦学生だったのに、見つけたの余りにも割りの良い社会調査のアルバイトで頭角を現してやがてその会社の契約社員として働きはじめると身に余るほどの待遇を得るようになるというどこか胡散臭さの漂う状況に入って行きます。入り方はこれまで読んだ堂場瞬一さんの小説と多少異なれど、向かう線は同じ匂いが漂ってきます。普通の大学生が経験するには余りにも大事が次々出て来る堂場瞬一流のアクション小説といった感でした。ラストの終えかたからして同じ主人公の続編があれば読みたくなりました。
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yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
料理部ではなく包丁部、スポーツメーカー新人が高校時代に所属していた部活。料理の基本は学んでいた事を強みに、ほぼ初めて取り組むアウトドアクッキングの様子を描く物語は、社内人事話を絡めるスポーツメーカーの御仕事小説でもあり、楽しみつつ読み終えました。後輩たちの活躍がシリーズ化されているようでそちらも楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/10/18(5542日経過)
記録初日
2009/09/22(5568日経過)
読んだ本
1253冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
415032ページ(1日平均74ページ)
感想・レビュー
1119件(投稿率89.3%)
本棚
54棚
性別
年齢
60歳
現住所
埼玉県
URL/ブログ
http://yutsubo.cocolog-nifty.com/weekend/
自己紹介

以前は翻訳ミステリーばかり読んでいましたが、小路幸也さん、吉田修一さんをはじめとする日本の作家さんの本も、とても好きになりました。

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