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Koichi  Sakai
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全然他人事でない笑えない話。たとえ真面目に頑張って実績出してても、自身の専門を生かし学問を追求する道で食べていける可能性は高くない。他の仕事をしてでも食べていければいいが、いわゆるニートになる人、行方不明になる人も少なくないという。実力が伴わなければなおさらだろう。気を引き締めなければ。 そういう個人の問題とは別に、大学や院の行く末は組織や国家の問題としてよく注意して見なければならないと思う。大学(院)が血の通った教育機関であるためには、創立者の精神を忘れてはならないとの著者の警告には大いに共感する。
0255文字
Koichi  Sakai
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E.H.カーが言ったように歴史とは対話によって紡ぎだされる学問である。現在と過去との対話。自分と他者との対話。ある視点と別の視点との対話。ゆえに歴史家は異なる立場をもち、あるいは異なる考えを持つ存在とも言葉による対話を紡ぎだすことができる。 互いに別の存在同士であるからこそ、そこに言葉による対話の必要性が生まれる。その必要性を認識しない、あるいは相手を自己と均一な存在にならしめようとする姿勢が争いを生んできたのは疑いなき事実だ。今こそ史論という対話の花を咲かせる季節が来ているのかもしれない。
0255文字
Koichi  Sakai
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歴史を見る視点は人間の数だけある。言い換えれば、人間の数だけ歴史がある。そして、歴史家の数だけ歴史学がある。真摯に過去、現在、未来と向き合った彼ら歴史家から私たちはもっと学べるはずである。そこから得られるものは過去に対する理解だけではない。むしろ現在と未来に対する姿勢を築き上げるためにこそ、歴史家たちの言葉に耳を傾ける必要があるだろう。 色々と読みたい本が増えた。
0255文字
Koichi  Sakai
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ネタバレ吹奏楽に青春をかけた中学生の心躍る物語、ではありません。どちらかというと、自我が芽生え始めた男子中学生の何とも言えないもやもやがそのまま作品になったと言ったほうが正しいでしょう。 読み終わった瞬間には充実感と幸福感に満たされますが、ちょっと物語を振り返ってみるとそんな幸福は大して長くは続かないだろうということに気づかされます。彼の3年目の中学生活も波乱続きになるのは間違いないでしょう。その時彼の心の中のうさぎは一体どういう風に振る舞うのか。 ああいう葛藤に満ち溢れた日々が何とも懐かしくそして苦々しい。
0255文字
Koichi  Sakai
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あまりにも美しく、そして悲しい戦争の物語。 戦争のことなんて何にも知らないイマドキの若者が、とあるきっかけで当時の軍人から話を聞き少しずつ”真実”を掴み取るという筋書き。このテーマには嗚咽を漏らして涙を流す人もいれば、反吐が出る人もいるかもしれないが、自分はそのどちらにも与せずに一つの物語として向き合いたいと思った。 読者の我々にしても作者にしても、そして登場人物でさえあくまで現代という視点から過去を眺めているという前提を忘れてはならないだろう。物語とはどうやっても語り手から自由にはなれないのだから。
がんぞ

従軍経験のある老人が、ぎりぎり生きて話してくれる今を捉えた作品ですね。アメリカ南北戦争を今でも南部同盟軍人を“自分たちの文化を守るために戦った勇士”と讃える人々が南部にはいるそうですが。

02/22 17:52
0255文字
Koichi  Sakai
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隣人に対して何となく寛容であるような態度をとっても、真に相手を理解していなければ互いに傷つけあってしまう。宗教の違いではなく、意識的無意識的に相手の信じるものを貶めるために怒りを招き争いが起こっているのである。それは、理性崇拝者たる啓蒙された近現代人こそが、人間に対して盲目であったことの証明でもある。 視野の狭い”自称地球市民”とならないためには、一度立止って普段使うグローバルという言葉を見直す必要もあるだろう。自分自身と日本という国が”先進諸国”と同じ過ちを繰り返さないためにも、いい勉強になる本だった。
Koichi  Sakai

イスラムは寛容な教えだとは常々聞いていたが、なぜ慈悲深いはずの彼らがこれほどの怒りを抱いているのかよくわかった。そしてその状況に対しては仏教徒である自分も大いに怒りを抱く。

02/15 18:29
0255文字
Koichi  Sakai
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生活保護について何も知らなかったことに気づく。そして、受給する人だけでなく広く国民一般が生活保護について知る必要性にも気づく。そうでないと枝葉末節にとらわれて大きな枠で国を衰えさせ民衆を苦しめかねない。資本主義について讃嘆も非難もあえてしないけれども、経済的弱者は資本主義によって必ず生まれるので、そうした人を社会的に守ることは不可欠。みんな横並びの一億総中流から格差社会へと変動する今、生活保護をはじめとして社会保障を総合的に再考する必要があるだろう。
0255文字
Koichi  Sakai
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こういうシステムの中にあっては自由な言論も心もとない。記者の良心と会社人としての責任との葛藤はきっとあるのだろうと思う。いずれにせよ、マスコミを単に批判するだけでは何の解決にもならない。むしろ、勇気をもって良心の行動を起こそうとする記者をいかに応援するかということを考えたほうがいいのかもな。
0255文字

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45

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10

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プロフィール

登録日
2013/05/11(4344日経過)
記録初日
2013/05/29(4326日経過)
読んだ本
45冊(1日平均0.01冊)
読んだページ
13533ページ(1日平均3ページ)
感想・レビュー
17件(投稿率37.8%)
本棚
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性別
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