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2024年3月の読書メーターまとめ

*takahiro✩
読んだ本
10
読んだページ
2935ページ
感想・レビュー
10
ナイス
172ナイス

2024年3月に読んだ本
10

2024年3月のお気に入り登録
1

  • 湯湖

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

*takahiro✩
難しくてよく分からないところも多く、特に後半の中盤はなかなか進みませんでしたが、終盤はいっきに読まされ、さすが深緑さんでした。「名前を残したいと憤っていた時期もあった。でももう、またか、と失望したくない」…分かります。私も同じでした。既に人生のそのような時期は過ぎてしまいましたが、春の今頃は少しだけ心が揺れます。ちなみに、私は映画館ではスタッフロールが終わって明るくなるまで席を立たない派です。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
10

*takahiro✩
面白かったです。毎年この時期はそうなのですが、今朝は自宅にキジバトの夫婦が来て巣の材料を庭に運んででいました。ですが巣は作らせません。卵の間は見ているだけなのですが、ひなが孵るとカラスが襲い食べてしまうから。そんなカラスですがこの本を読んで親しみがわきました。続編の補習授業もしばらくしたら読んでみようと思います。
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*takahiro✩
貧困…こんな世の中はもうすぐなのかも。若い人たちは子供を持つなんてもちろん、結婚も、そのうち進学も出来なくなるのでしょうね。そんな国にしたのは若い皆さんの親世代、祖父母世代の連中です。258ページ、下の世代が自分よりさらに酷い苦境に立たされているのをみると腹の底から湧いてくる感情は憐れみではない、この国への怒りなのだ。この国とは自民党や官僚はもちろんですが、自分さえ良ければ他人はどうでも良いと生きているそこら中にいる中高年と老人たちのことでしょう。
が「ナイス!」と言っています。
*takahiro✩
ディア・ドクターだけは良かった。あとはどうでも良い感じ。
が「ナイス!」と言っています。
*takahiro✩
父は自衛官でした。私は今、フクシマに住んでいます。大きな災害の時は自宅が被災していようと本当に父は家にいませんでした。この本はかなりきれい事としてかっこよく書いてはいますが、事実として当時はこのとおりだったのだろうと思います。本来の任務は戦争での人殺しのはずの軍隊ですが、災害派遣とは「これ以上揺るぎなく正々堂々としていて誰からもうしろ指をさされることのない目的」であり「現場に立ったとき隊員たちは自衛官としての日頃の慎みと寡黙を打ち捨てるかのようにここぞとばかり人命救助という任務遂行に邁進」したのでしょう。
*takahiro✩
2024/03/19 15:59

ですが宮城や岩手はそのとおりでも、原発が爆発し放射能がばらまかれた福島の原発立地自治体の町々には軍隊である自衛隊ですら入り込めず、核専門部隊が原発対応を行うだけで、通常の自衛隊員による地域住民の救助活動は一切行われませんでした。原発のリスクを放置した東京電力と政府、経済産業省によって数多くの被災者全員が見殺しにされました。生きていた人たちも、福島県選出の議員が国会で言っていたように東電職員の家族だけはいち早く逃げ出しましたが、東電職員の家族以外の地域住民も自らの家族の救助はできませんでした。

*takahiro✩
2024/03/19 15:59

地震と津波は天災ですが原発の爆発は人災です。東日本大震災以降、戦後、自民党や官僚がついてきた嘘や悪事が次々と暴かれ、この国を全く信じられなくなりました。能登半島地震では東日本大震災などの教訓は全く生かされず、被災直後の72時間は陸路がだめなら海からでも空からでも大規模に人員を投入し救助を行うべきところを、新年会に浮かれたバカな自民党政府に邪魔され、犠牲者、被害者は増えたのではないでしょうか。国に対する不信感はこの13年間、今でもどんどん募るばかりです。

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*takahiro✩
ゆれるどころでなく震度6強くらいの激震でした。昔懐かしい映画の場面の様なスタートから一気に怒涛の展開へ。そこからは兄弟の想いが行ったり来たり。と思っていたら本当に映画だったんですね。全く知りませんでした。明日の休日、映画を観てみようと思います。
*takahiro✩
2024/03/17 15:03

で、映画を観ました。さすがに良かったです。特に猛の法廷での証言のシーン、声やお互いの表情、静寂、間などは説得力がありました。ラストのバスに遮られる直前の稔の表情も映画ならではで、最後まで観て良かったと思いました。ただ、前半の古臭い音楽や衣装、演技など、小説で感じていた雰囲気とはかけ離れていて残念と思うところもありました。小説は確かに書き過ぎている面もあるのでしょうが、立ち止まったり、戻ったり、考えながら読み進めることができ、本の世界に没頭できるのでこれはこれで読んでおいて良かったと思いました。

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*takahiro✩
家庭環境が人生の立ち位置を決定づけるとつくづく思わされた本でした。タイムマネジメントやモチベーション管理、積極性等、参考になる内容もあったのですが残念ながら私には異次元の世界でした。子供に4歳で英検3級を取らせたり、ヴァイオリンのレッスンのため大分ー東京を飛行機で毎月往復させたり、国際コンクールで優勝するようなレッスンを受けさせたり、アメリカの大学2校に進学させたり、そしてそのような生活をさせてもらった自分を普通だと思わせたり。悔しいですが私には子供をそんなスタートラインに立たせることはできませんでした。
*takahiro✩
2024/03/14 20:00

この著者はそうした恵まれた環境を自分のものにしたというところが凄いところだと思いました。このような階層の人はいても良いと思いますが、恵まれた生い立ちの分、社会的な責任を果たしてもらいたいと思います。ところが、二世、三世議員やオーナー企業のボンボン社長は幼稚で自分の金儲けしか考えない。こうしたいわゆるエリート階級の人たちが不甲斐ないから、英語もできない、ITも使いこなせない、グローバル化から取り残された、みじめな今の日本があるのだと思います。著者にはこれからこの国を立て直すために活躍してもらいたいです。

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*takahiro✩
素晴らしい本でした。空間と時間、こんな大きなことを考えたのは何十年ぶりだったでしょう。もしかすると小さな子供のころ以来かもしれません。本を読んでいる間、頭と心が大きく大きく広がりました。星空は綺麗ですが宇宙は死の世界、いままでは恐怖の対象でしたがこの本が一変させてくれました。これからの人生は大きな大きな宇宙を考えて過ごしたいと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
*takahiro✩
難しくてよく分からないところも多く、特に後半の中盤はなかなか進みませんでしたが、終盤はいっきに読まされ、さすが深緑さんでした。「名前を残したいと憤っていた時期もあった。でももう、またか、と失望したくない」…分かります。私も同じでした。既に人生のそのような時期は過ぎてしまいましたが、春の今頃は少しだけ心が揺れます。ちなみに、私は映画館ではスタッフロールが終わって明るくなるまで席を立たない派です。
が「ナイス!」と言っています。
*takahiro✩
芥川賞らしくなく面白く読めました。前半の盛り上がりに比し後半は穏やかになってしまった感じです。尾崎豊が好きなんですね。
が「ナイス!」と言っています。
*takahiro✩
とっても面白かったです。展開は二転三転、悪い奴らはみんなやっつけられて、ハラハラドキドキの試合展開はもちろんハッピーエンド。以下は主語を変換した本文の引用ですが現在のこの国の状況にぴったりです。「いまのこの国はあまりにも無策であるだけではなく、政府の幹部たちは自らの地位に固執し、置かれた状況を顧みようともしていない」「自民党政権は長い間、一部の既得権益にしがみつく議員によって私物化され、いまもなおその支配下にあります。彼らには、改革を断行する力も、意思さえもありません」
*takahiro✩
2024/03/04 16:23

「中味のない集団が一時の栄華を誇ったとしても、所詮、泡沫の夢だ。最後には道を過たず、理に適ったものだけが残る。逆にいえば、道理を外れれば、いつかしっぺ返しを食らう。自浄作用がなくなったとき、そのシステムは終わる」 早く最後の引用のようになってほしいです。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/05/19(3997日経過)
記録初日
2012/12/28(4139日経過)
読んだ本
1307冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
441160ページ(1日平均106ページ)
感想・レビュー
870件(投稿率66.6%)
本棚
0棚
性別
外部サイト
自己紹介

あんなに嫌だった読書感想文をどうして今は自分から書いてるの(^^)?

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