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2024年12月の読書メーターまとめ

ア
読んだ本
5
読んだページ
1354ページ
感想・レビュー
5
ナイス
20ナイス

2024年12月に読んだ本
5

2024年12月のお気に入り登録
1

  • 竹の花

2024年12月のお気に入られ登録
1

  • 竹の花

2024年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ア
1920年代から現代に至る日本の政治学の歴史。「(政治学)の歴史は、私たちの社会が適切な反省の手がかりを手にしてきたのかの検討素材となる」(p.6)。科学としての政治学の紆余曲折・試行錯誤の道程がよく分かる。また(研究者としては当たり前なのだけど)、研究書を、それが置かれた文脈を理解して読むことの必要性を痛感した。 あと、学者と実際政治の関わり方(距離感)も重要なテーマとなっていて、なかなか考えさせられた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年12月の感想・レビュー一覧
5

ア
歴史学者などではなく作家さんによる著作であるためか、ファクトの確認としてはやや読みづらい(正確な結論や、行為の主体がよく分からないところがある)。が、朝ドラ「虎に翼」にも海野先生として登場した弁護士・海野普吉の生涯、おもしろかった。著名な裁判に晩年まで多く関わっており、すごいの一言。革新陣営の人々とのネットワークも気になる。
が「ナイス!」と言っています。
ア
1920年代から現代に至る日本の政治学の歴史。「(政治学)の歴史は、私たちの社会が適切な反省の手がかりを手にしてきたのかの検討素材となる」(p.6)。科学としての政治学の紆余曲折・試行錯誤の道程がよく分かる。また(研究者としては当たり前なのだけど)、研究書を、それが置かれた文脈を理解して読むことの必要性を痛感した。 あと、学者と実際政治の関わり方(距離感)も重要なテーマとなっていて、なかなか考えさせられた。
が「ナイス!」と言っています。
ア
毎日新聞記者による1985年の本。昭和研究会や大平正芳の政策研究会を参照したのち、当時の国会が十分に機能しなくなっている認識のもと、中曽根内閣のもとでの審議会や私的諮問機関が大きな役割を果たしていることを指摘する。中曽根周辺の人物の描写などたいへん面白い。
が「ナイス!」と言っています。
ア
知識人と政治の関わりについて読みたかった…という意図からはやや外れるが、いずれも刺激的な評論集。福田歓一を読みたくなった。
が「ナイス!」と言っています。
ア
政治学者・イギリス労働党員であったハロルド・ラスキ(1893-1950)の政治思想史研究。政治学者としての側面と政治家としての側面、後期著作と前期著作などを、「公共的知識人」という視座からトータルに捉えようとするもの。終章の「リベラリズム」と「社会的なるもの」の表面的な一致と内実における差異、ラスキのように自由と平等を結節するという視点もおもしろい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/05/22(4250日経過)
記録初日
2013/05/21(4251日経過)
読んだ本
731冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
203633ページ(1日平均47ページ)
感想・レビュー
621件(投稿率85.0%)
本棚
0棚
性別
現住所
東京都
外部サイト
URL/ブログ
http://my.megane.books
自己紹介

アラサー社会科教員。政治、思想を中心に。

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