メメンとモリの哲学的なお話。絵童話の形式で奥深いメッセージ。子供でもわかるような平易な言葉と親しみやすいイラスト。気楽に読める。

まゆは一年生。冬休みに祖父母の家に数日泊まりに行った時の出来事。家の近くにある森に見つけた郵便ポスト。試しに手紙を入れてみると。お手紙のやり取りの楽しさ、何度でも読み返せる楽しさ。それは、今の大人も忘れてしまったいるなと思う。でも、郵便代高くなってしまったな。

主人公みのりを軸に、祖父と甥との関わりを描く。それぞれの挫折とそこからの復活？東日本大震災やコロナ禍や。途中で辛くなり読むのをやめようかと思ったが、読んで良かった。みのりは、良い旦那さんに出会って良かった。

面白かった。過敏症の患者向け特別外来を行っているクリニックを中心にした小説。いろいろな過敏症の患者、お医者さんの事情など。いろいろな過敏症があって、症状も様々で、これはつらいだろう、そして周りは理解しづらい病気だなと思った。それにしても、保泉先生と看護師のレンくんは患者のためならどこまでもという感じ。探究心と医者としての使命か？働き過ぎに気をつけてと言いたくなった。

メメンとモリの哲学的なお話。絵童話の形式で奥深いメッセージ。子供でもわかるような平易な言葉と親しみやすいイラスト。気楽に読める。

嬉しくてウキウキ浮く、集中しすぎて浮く、何も考えてなくても周りから浮いてしまうぼく。。。そのことで悩んでいるわけじゃないけど、周りの人との違和感は感じている。なんとなく寄り添ってくれているような校長先生、良い味出している。『すてきなひとりぼっち』もそうだが、絵童話の形態を取りながらも中学年以上の方が、内容に共感しそうだ。

しばいぬチャイロのおはなし⓷。ますます面白い。隣のお家のハムスター(家出願望あり)も加わって、楽しく遊ぶ。きちんとお片付けして痕跡を残さないのもすごい。あっ、匂いは残ったけど。この本を読む子供達もこの遊びには憧れるだろう。

しばいぬチャイロのおはなし⓶。①はとても面白かった。⓶ではたっくんの傘をさしてねこのシロとお出かけ。楽しい不思議体験。①は自転車の爽快感を味わったが、今回は遠吠えの爽快感かな。楽しい。