長い物語なのにあっという間に読了。これもそのうち映像化されるんだろうなと思わせる怒涛の展開。結珠と果遠の同い年の二人の関係はいったい何？ずっとこのことが頭にこびりついて離れない。全然違った環境で育ち、性格も違う2人が惹かれ合う。惹かれ合うという言葉が正しいのかさえもわからない。それぞれの秘密を共有していて、その負の部分を唯一相談できる相手だから？終始不穏な雰囲気が漂っているイメージが拭えなかったが、幸せになってほしい二人だった。

つい先日、長谷部選手が最後のフランクフルトでの試合を終えたというのがニュースになっていた。この本が書かれたのが長谷部選手が27歳の時。今から13年も前のこと。今の年齢で書かれていたと言われてもおかしくないくらい老成された内容で、今の長谷部選手なら何を書くのだろうかと知りたくなる。いやいや、人生何周目なんだろうか。「真面目」だけではなく深くいろんな事を考え抜いた上での行動（サッカーだけでなく人生に於いて）は引退後の彼の人生に大いに生かされることだろう。この先とても楽しみな人である。

長い物語なのにあっという間に読了。これもそのうち映像化されるんだろうなと思わせる怒涛の展開。結珠と果遠の同い年の二人の関係はいったい何？ずっとこのことが頭にこびりついて離れない。全然違った環境で育ち、性格も違う2人が惹かれ合う。惹かれ合うという言葉が正しいのかさえもわからない。それぞれの秘密を共有していて、その負の部分を唯一相談できる相手だから？終始不穏な雰囲気が漂っているイメージが拭えなかったが、幸せになってほしい二人だった。