読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

ヘビメタおやじ
読んだ本
8
読んだページ
2466ページ
感想・レビュー
8
ナイス
119ナイス

2024年10月に読んだ本
8

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ヘビメタおやじ
直木賞受賞作と同じテイストで楽しかったです。特に、表題作よりも、「三月の局騒ぎ」が素敵で、心から楽しめました。清という名前がとても生きています。ああ、そういうことだったのか、と現実と幻想の間を曖昧にもし、明瞭にもする仕掛けになっていて、とてもチャーミングに感じました。表題作「六月のぶりぶりぎっちょう」は、ちょっと作り過ぎたかなという気がしました。現実のリアリティーの描写は本当に素晴らしいのですが、幻想世界がこのシリーズ中最も説得力が弱いと思いました。京都だからあり得るという微妙な感じがほしかったです。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
8

ヘビメタおやじ
直木賞受賞作と同じテイストで楽しかったです。特に、表題作よりも、「三月の局騒ぎ」が素敵で、心から楽しめました。清という名前がとても生きています。ああ、そういうことだったのか、と現実と幻想の間を曖昧にもし、明瞭にもする仕掛けになっていて、とてもチャーミングに感じました。表題作「六月のぶりぶりぎっちょう」は、ちょっと作り過ぎたかなという気がしました。現実のリアリティーの描写は本当に素晴らしいのですが、幻想世界がこのシリーズ中最も説得力が弱いと思いました。京都だからあり得るという微妙な感じがほしかったです。
が「ナイス!」と言っています。
ヘビメタおやじ
奇想があるわけではありませんが、読みやすく穏やかな読み心地です。さすがにコナン君ではないので、小学5年生の主人公が推理するわけではありません。叔父さんの警察官がヒントを得て推理します。起こる事件は、微妙な繋がりがあって面白いです。日常の事件のようで、推理小説ならではの部分のバランスが上手だと思いました。シリーズなので、次の作品も楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
ヘビメタおやじ
「ビブリア古書堂」で知ってから、気になってはいましたが、読むのが今頃になってしまいました。面白かったです。純粋なSFというよりも、SFの設定を使ったロマンチックなショート・ストーリーという感じです。とても、抒情的で柔らかい気持ちになる作品が多いです。解説によると、長編では成功しなかったようですが、これらのアイディアでは長編は持ちこたえきれないとも思いました。気楽に読めて、文学的味わいもあるので、よかったです。
が「ナイス!」と言っています。
ヘビメタおやじ
面白かったです。まず、その能力に驚きました。そんなに自然な文章ができるのかとびっくりです。いろいろな面で役立っていくのだろうと思いました。定型の文章、苦手な分野の文章を思い付くコメントだけで作ってくれるのですから。しかし、ふと思ってしまうのは、書く側の人の心です。受けとる側としては、主旨のしっかりして分かりやすい文章は助かりますが、書く側の思いは、GPTを使うことによって薄弱化していくのではないか、と思ってしまいました。一語一語を選ぶ、まさに心の働きです。心のトレーニングが失われるのではないでしょうか。
が「ナイス!」と言っています。
ヘビメタおやじ
日本語の複雑さを改めて思いました。万葉仮名は苦肉の策ではなく、それまでの文字化の成果という見方に、はっとさせられました。文字を三種類も持っている、それも他国からもらった表意文字を発展させた言語が文字から影響を受けない筈がないでしょう。今でも、我々は漢語を和語に、和語を漢語に、すり合わせ・置き換えながら生活している実感があります。それは、日本語の歴史を受け継いで生きているということなのでしょう。それは、言語の膨らみ・豊かさとも捉えられますが、あやふやさを生んだともいえるかもしれません。メタ視点、大事です。
が「ナイス!」と言っています。
ヘビメタおやじ
落ちがわかってしまう話も多かったです。しかし、短くて、隙間時間に読めるところはいいです。読書が苦手な人にとっては、ストーリーを追って落ちを楽しむ練習にはいいのではないでしょうか。
が「ナイス!」と言っています。
ヘビメタおやじ
既読を忘れて、再読です。全く記憶になくて、登場人物に驚くよりも、自分の記憶力の覚束なさに驚いています。改めて、面白かったです。荒木さんの、人間讃歌というテーマは、ジョジョ以上に表れているように思いました。
が「ナイス!」と言っています。
ヘビメタおやじ
耳にしていた内容から、大したことないだろうと読まずにいました。バラバラ殺人のオンパレードだということで、そんなテーマでは文章も大したことないだろうと高をくくっていました。読んでみたら、「失礼しました」となりました。設定はトンデモでも、文章はしっかりしているので、ぶっ飛んだ事件の推理を楽しんで読めました。バラバラ事件の必然性が、、バラエティー豊かに展開されて驚きもあります。ただし、最後の真相はさすがに捻りすぎと思ってしまいました。先入観はいかん、と改めて思いました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/11/02(5501日経過)
記録初日
2009/11/02(5501日経過)
読んだ本
1415冊(1日平均0.26冊)
読んだページ
415706ページ(1日平均75ページ)
感想・レビュー
1250件(投稿率88.3%)
本棚
5棚
性別
年齢
64歳
血液型
A型
職業
教員
現住所
東京都
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう