読書メーター KADOKAWA Group

2022年6月の読書メーターまとめ

かもめ通信
読んだ本
23
読んだページ
6470ページ
感想・レビュー
23
ナイス
542ナイス

2022年6月に読んだ本
23

2022年6月のお気に入られ登録
3

  • くるり(なかむらくりこ)
  • aoko
  • 水をこぼす

2022年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かもめ通信
『掃除婦のための手引き書』があまりにも素晴らしかったから、短篇集の第2弾が出ると知ってすごく楽しみにしていた。楽しみ過ぎて、読むのが勿体ないと思うぐらいに。同時に、少し不安でもあった。初対面の感動が薄れて、どこか見慣れた平凡な印象になってしまわないかと。けれどもひとたびページをめくりはじめれば、そんな心配は全く必要がないことがあきらかに。もしかしたら、なにか悪い病気になったかもしれないと思うぐらいに、胸がキュッと苦しくて、そのくせ読むのをやめられなかった。
かもめ通信
2022/06/03 06:24

長文レビューはこちら。 https://www.honzuki.jp/book/305828/review/276774/

が「ナイス!」と言っています。

2022年6月にナイスが最も多かったつぶやき

かもめ通信

2022年5月の読書メーター 読んだ本の数:17冊 読んだページ数:5206ページ ナイス数:392ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/376788/summary/monthly/2022/5

2022年5月の読書メーター 読んだ本の数:17冊 読んだページ数:5206ページ ナイス数:392ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/376788/summary/monthly/2022/5
が「ナイス!」と言っています。

2022年6月の感想・レビュー一覧
23

かもめ通信
まずは通読。この先何度も戻ってくる本ではあろうが、とりあえず初読の感想を。印象深かったのは、都会にあって故郷を思う「冬の日記」。オルダス・ハクスリーの「イソップなほし書き」もとても面白く、ヴァージニア・ウルフの「いかにそれは現代人を撃つか」(評論)は、書いたウルフもこれを訳そうと思ったちかも最高!だ。ちかの兄が、伊藤整に彼女との交際を勧めた話や、萩原朔太郎とちかとの縁談を断った話など、当時の文士たちの交友関係が垣間見られる点もまた興味深かった。
かもめ通信
2022/06/29 06:59

長文レビューはこちら。 https://www.honzuki.jp/book/305848/review/277860/

みあ
2022/06/30 19:06

ナイスありがとうございます。素晴らしい全集ですよね。まだ感動の余韻に浸っています。

が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
#カドブン夏フェア2022 またあらたに、シリーズ物に手を出してしまった……。
かもめ通信
2022/06/28 06:40

長文レビューはこちら。 https://www.honzuki.jp/book/308240/review/277754/

が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
タイトルと装丁に惹かれて手を伸ばしたSF短篇集。少し長めの中篇を含めて全部で13篇の作品が収録されている。文体も好みで、どれもこれも設定もなかなかいい感じなのだが、ラストがなあ!という作品がとりわけ前半収録作品に多かった。まあこれは好みの問題か。お気に入りは『深淵をあとに歓喜して』『孤独な船乗りはだれ一人』『風はさまよう』あたり。
かもめ通信
2022/06/27 05:29

長文レビューはこちら。 https://www.honzuki.jp/book/307701/review/277294/

が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
松里公孝氏の“未完の国民、コンテスタブルな国家”は、テリーマーチンの『アファーマティヴ・アクションの帝国』との関連でなかなか興味深く、橋本伸也氏の“「紛争化させられる過去」再論”は、マルレーヌ・ラリュエル氏の『ファシズムとロシア』に通じるものが。とはいえ一番関心のあった第Ⅲ部は少々肩透かしの感が。まあそれも現時点では仕方が無いことか。
が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
一難去って、なるほど今後はこういう方向で行く訳ね!と思ったら、思いも寄らぬ大波で、続く!?チャングムか!!と一人突っ込むも、これはまた次巻も読まないわけには…。
が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
帯にひとすじの光が胸の底に射しこむときというキャッチフレーズが添えられているこの『月』篇の収録作品は、ルナアルの『フィリップ一家の家風』、 リルケの『老人』、プラトーノフの『帰還』の3作。『フィリップ一家の家風』で芥川を思い出し、『老人』で鴎外の翻訳にうなり、プラトーノフで、まもなく発売の新刊への期待を膨らませた。
かもめ通信
2022/06/24 18:58

長文レビューはこちら。https://www.honzuki.jp/book/195741/review/276861/

が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
現代文学賞、韓国文学作家賞、李箱文学賞等数々の受領歴を持ち、近頃では“ハン・ガンの父”という紹介文が追加されることも多くなった韓国文学の文豪による自伝的小説。母という存在の大きさを感じさせる物語でもある。
かもめ通信
2022/06/23 07:20

長文レビューはこちら。 https://www.honzuki.jp/book/286829/review/277819/

が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
#カドブン夏フェア2022 これは苦しい。結構苦しい。だが苦しいのは、特殊能力設定でもトリックでも、死体の数でもなく、私の記憶の中によみがえる同調圧力が充満する学校という名の空間だった。
かもめ通信
2022/06/21 19:39

長文レビューはこちら。 https://www.honzuki.jp/book/297166/review/277483/

が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
アンソロジーといえば、すごく良いなあと思う作品もあれば、これは今ひとつ、好みでは無かったなあ、と思う作品もある、というのが一般的で、あれもこれもすべて良かった! なんてことは、そうあることではない。だからこそ、この本に収録された14人の作家による14作品すべて、さらには「序」や「編者解説」にいたるまで、どれも面白かったということは、声を大にして言いたいところ。
かもめ通信
2022/06/20 05:52

長文レビューはこちら。 https://www.honzuki.jp/book/305592/review/277107/

が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
左川ちか全集に収録されているモルナール・フェレンツの作品(左川訳)がなかなか面白かったので、そういえば、鴎外もこの作家のものを訳していたのでは?と思い出して読んでみた。それにしてもこの話、寝る前に話して聞かせる話にしては……結構、アレだよね。
が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
桜桃忌なので。Kindle Unlimited
が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
#カドブン夏フェア2022 予定調和の感ありつつも、結局のところ一気に読まずにはいられなくて、今朝は少々寝不足気味。ふうっ。青春も楽じゃないよね!
かもめ通信
2022/06/18 07:06

フェア本を読み尽くす読書会参加用の長文レビューはこちら。 https://www.honzuki.jp/book/296159/review/276806/

が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
美しく趣きのある装丁と“韓国文学の源流”という言葉に惹かれて手にしたのは、“朝鮮自然主義文学の祖”とも言われる1897年生まれの作家、廉想渉(ヨム・サンソプ)の後期代表作。1952年~1953年にかけて朝鮮日報に掲載された連載小説。韓国の文豪による長編小説ときいて、少々構えて読みはじめたが、構える必要などまったくなかった。生き生きとした文体は読みやすく、日本の近代文学好きの読者にもお勧めできそう。
かもめ通信
2022/06/16 06:17

長文レビューはこちら。https://www.honzuki.jp/book/281040/review/277393/

が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
正直に言えば、一部には賛同できないと思う主張もあった。それでもなお、世界で起きていること、今、目の前で流されている映像を見ながら考えるべきことを、あらためて整理する上で大いに刺激をうけ参考になった。
かもめ通信
2022/06/15 06:08

長文レビューはこちら。 https://www.honzuki.jp/book/111864/review/277029/

が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
いやはやこれはまたいろんな意味ですごかった。特別お気に入りの作品に巡り会ったあとに、その作家の昔の作品を読むと、ちょっと見劣りしてしまって…ということは、仕方が無いことだとはいえ時々あるものだけれど、ことアディーチェに関してはその心配は無用だったな。
かもめ通信
2022/06/13 07:19

長文レビューはこちら。 https://www.honzuki.jp/book/305669/review/277235/

が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
“わたしは1940年生まれなのに、あなたは1935年生まれでしょ。だからわたしの方が年上なのよ”マリネは大まじめです。だってそうでしょ?1935よりも1940の方が大きいに決まっている!お母さんだってそう言ったもの。 なぜだかとても懐かしく、あたたかな優しい気持ちになる物語たち。
かもめ通信
2022/06/10 07:18

長文レビューはこちら。 https://www.honzuki.jp/book/307416/review/276022/

が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
Kindle Unlimited で。 1998年刊。第20回吉川英治文学新人賞受賞作。2000年に薬師丸ひろ子の主演でテレビドラマ化された…と聞けば、そういえばそんな話を聞いたことがある…とは思うものの、実は初読み。上手いなあとは思いはしたが、予想以上に後味は悪かった。
が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
私もまた、詩人の声を聞き、詩人が詩で描きだしたものを目の当たりにして、あれこれと思い、あの日の、そして今このときの、戦禍の中にいる人々のことを思って声を上げたい。
かもめ通信
2022/06/08 05:43

長文レビューはこちら。 https://www.honzuki.jp/book/308680/review/276979/

が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
再読。『チェヴェングール』刊行の前に、改めて読んでおこうと思って手を伸ばしたのだが、相変わらず難物だった。
かもめ通信
2022/07/29 05:47

長文レビューを書いてみた。 https://www.honzuki.jp/book/28789/review/277191/

が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
読友さんのレビューに釣られて読んだ。仁木兄妹しか知らなかった私はいろいろとびっくり(*゚ロ゚)!こういう作品も書く作家さんだったのか!それにしても…あの人たちのことは想像がついたけれど、あの犯人は…わからなかったなあ!
が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
ナチス占領下にあったパリのアメリカ図書館の状況など、実在の人物や史実を下敷きにして語られるフィクション。物語の舞台は1939年~40年代のフランス・パリと1980年代のアメリカ・モンタナ州のフロイド。二つの時代、二つの街をつなぐのは、オディールという女性だ。戦争の悲惨さを描きながらも、きれいにまとまりすぎているような気がしていたのだが、終盤になってようやく、きれい事のように見えていたのは、その中にオディールがあえて見ようとしなかった真実が隠されていたからだったのだと、読者も気づく。なかなかの読み応え。
かもめ通信
2022/06/06 06:11

長文レビューはこちら。 https://www.honzuki.jp/book/306426/review/276944/

が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
『掃除婦のための手引き書』があまりにも素晴らしかったから、短篇集の第2弾が出ると知ってすごく楽しみにしていた。楽しみ過ぎて、読むのが勿体ないと思うぐらいに。同時に、少し不安でもあった。初対面の感動が薄れて、どこか見慣れた平凡な印象になってしまわないかと。けれどもひとたびページをめくりはじめれば、そんな心配は全く必要がないことがあきらかに。もしかしたら、なにか悪い病気になったかもしれないと思うぐらいに、胸がキュッと苦しくて、そのくせ読むのをやめられなかった。
かもめ通信
2022/06/03 06:24

長文レビューはこちら。 https://www.honzuki.jp/book/305828/review/276774/

が「ナイス!」と言っています。
かもめ通信
書肆侃侃房の「韓国文学の源流 短編選」は、古典作品から現代まで、その時代を代表する短篇の名作をセレクトする全10巻刊行予定のシリーズ。第1弾として刊行された本書にはシリーズでいうところの第3期、1940年前後に植民地朝鮮で朝鮮語で執筆・発表された中篇・短編小説6篇が収録されている。読み応えたっぷり。一冊でいろんな味が味わえるだけでなく、巻末の年表によって、時代の流れや日本文学の動向との比較ができるのもこのシリーズのいいところ。続刊の刊行も楽しみ。
かもめ通信
2022/06/01 05:59

長文レビューはこちら。 https://www.honzuki.jp/book/293353/review/276689/

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/07/19(3936日経過)
記録初日
2013/06/15(3970日経過)
読んだ本
2294冊(1日平均0.58冊)
読んだページ
560836ページ(1日平均141ページ)
感想・レビュー
2036件(投稿率88.8%)
本棚
1棚
性別
外部サイト
自己紹介

主な生息地はこちら ↓ 
https://hatekamome.hatenablog.com/
http://www.honzuki.jp/user/homepage/no3065/index.html

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう