星をモチーフにした短編5篇。大切な人をなくし心の隙間を埋めるもの、やはり人と人の繋がりか、辛く寂しいときも優しく照らす星があれば救われることも多いはず。ただ大人の都合で振りまわさらて割を食うのは子供たち、一番辛くやるせない。

タイトルからしてもっとお夜食色が強いかなと勝手に想像してましたが、少し肩透かしだったかなぁ。田辺聖子さんの小説には美味しそうな食べものがたくさん出ていたのを思い出し懐かしくなりました。オーナーの話は現実離れしすぎでビックリしたけれど、甥や自分も精神的に辛い体験をしているので本の仕事に携わって辛い思いをした人を助けたいという理由に納得しました。どんな形であれ皆の本を愛する気持ちが伝わってきます。今後の展開も気になるところ、続編ありかな。

星をモチーフにした短編5篇。大切な人をなくし心の隙間を埋めるもの、やはり人と人の繋がりか、辛く寂しいときも優しく照らす星があれば救われることも多いはず。ただ大人の都合で振りまわさらて割を食うのは子供たち、一番辛くやるせない。

領民からものぼう様(木偶の坊から)と 呼ばれてしまう城代成田長親。相変わらず何を考えているのかわからないが、石田三成からの水攻めにも屈しなかった。忍城攻防戦が個性溢れるキャラクターと共に生き生きと描かれて面白かった。史実にもある証跡ですが、よくぞ２万の兵に対して戦い抜いたものです。最後までのぼう様は切れ者なのか否か分からなかったけれど