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2022年10月の読書メーターまとめ

hf
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2022年10月に読んだ本
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2022年10月のお気に入り登録
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2022年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

hf
最後の「おぼえがき」で、”陸軍より海軍のほうが文明的かと思い、海軍のドイツ語通訳(軍属)となってジャワに送られた。オーストラリアと対峙するそこで、私は、太平洋各地の海軍基地で用いる擬装用植物の種目をあげた小冊子を、植物学者の助けを得て、つくった。これが私の最初の著作であり、詩である。”とあり、鶴見俊輔も(林芙美子と同じく)ジャワにいたのかと。「黒田三郎」の項を見返すと、”戦争中のジャワで黒田三郎に会ったら、彼をたよって、「荒地」にいれてもらっただろう。”と書いてあり、黒田もそうだった
hf
2022/10/30 13:01

メモを取り忘れたけど解説の人が書いていた2人のプラグマティズムの哲学者パースとジェイムズの違いがわかりやすかった。使う言葉を厳密に選ぶパースと日常語や俗語も哲学において使おうとするジェイムズという違いだったと思う

hf
2023/01/07 21:50

谷川健一と谷川雁が兄弟だったというのを今日知った

が「ナイス!」と言っています。

2022年10月にナイスが最も多かったつぶやき

hf

どんな装丁やねん

hf
2022/10/31 00:03

ありがとうございます!!オリックスさん優勝おめでとう

が「ナイス!」と言っています。

2022年10月の感想・レビュー一覧
5

hf
最後の「おぼえがき」で、”陸軍より海軍のほうが文明的かと思い、海軍のドイツ語通訳(軍属)となってジャワに送られた。オーストラリアと対峙するそこで、私は、太平洋各地の海軍基地で用いる擬装用植物の種目をあげた小冊子を、植物学者の助けを得て、つくった。これが私の最初の著作であり、詩である。”とあり、鶴見俊輔も(林芙美子と同じく)ジャワにいたのかと。「黒田三郎」の項を見返すと、”戦争中のジャワで黒田三郎に会ったら、彼をたよって、「荒地」にいれてもらっただろう。”と書いてあり、黒田もそうだった
hf
2022/10/30 13:01

メモを取り忘れたけど解説の人が書いていた2人のプラグマティズムの哲学者パースとジェイムズの違いがわかりやすかった。使う言葉を厳密に選ぶパースと日常語や俗語も哲学において使おうとするジェイムズという違いだったと思う

hf
2023/01/07 21:50

谷川健一と谷川雁が兄弟だったというのを今日知った

が「ナイス!」と言っています。
hf
「渡世」という詩の次の部分: お尻にさわる/ いい言葉だ/ 日本が残すことのできる言葉は/ これくらい/ しか/ ないだろう/ というところに来た/ それは言葉がすべてあまさず/ そこにあるもの見えるものだけにくっつく/ よろこびを知りそこに憩ってしまったからだ/ このあまりの静けさ、掩蔽感は/ だが/ この世の/ 誰の顔にも似ていない/ を引用していたブログがあって、気になって読んでみた。。掩蔽はえんぺいと読むらしい。
hf
2022/10/31 16:10

あと「くろまめ・めのたま」という詩のここもよかった:「高橋か。ごはんはどうした」/「くろまめと、めのたまでした」/(机の角を離さず、震えて応答する高橋)/つめたい料理よつづけ/大鷲のように大空につづけ/人が 人の姿が/見つかったためしはないのだから

hf
2024/01/20 23:25

「くろまめ・めのたま」の高橋の震えは、、、建畠哲『死語のレッスン』(2013)の「若草色の痙攣」の”「見なさい、僧侶の本質は痙攣だ」と私の傍らにいた老人がささやいたが、しばし間をおいて僧の袈裟が揺れ始めたのは、その言葉の通りの現象であった。”を思い起こさせた。

が「ナイス!」と言っています。
hf
この本は、鮎川信夫、大岡信、北川透の3名による1986年の『現代詩読本/ 現代詩の展望』「戦後詩100選」アンソロジーを再編集したもので、解説は野沢啓。1986年のアンソロジーを受けて、1994年には、正津勉、荒川洋治、野沢啓による『現代詩手帖』6月号の特集「現代詩の99選」座談会があったとのこと。巻末の討議で、北川の”ただ当事者同士は例えば平出隆や稲川方人は荒川洋治をすごく嫌っているでしょう。それから「麒麟」の人たちも彼をほとんど評価しませんよね。”
hf
2022/10/26 11:38

かふさんというひとがいいねしてくれたんだけど、私はかぶさんなんだよな

hf
2022/10/29 10:38

巻末の討議で、北川の"ただ当事者同士は例えば平出隆や稲川方人は荒川洋治をすごく嫌っているでしょう。それから「麒麟」の人たちも彼をほとんど評価しませんよね。"→これ、このあとに女性の詩人(の平易な言葉で書かれた詩)についても批判があったと続いて、荒川と女性詩人の関係について特に説明がなく謎だったが、荒川洋治は80年代に女性詩ブームの仕掛け人だったという経緯があった。というのを久谷雉や島田龍のツイッターを見て確認した。

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hf
なかしまあさみさんのTwitterで森万紀子の名前を知り森の作品目当てで手に取って他の作家のも含めて全て読んだ。小説の分厚い本を読めてよかったと思う。載っているのは短編だが、他に読んでいる人もあまりいないようだし。。森万紀子「単独者」(1965)、吉行理恵「迷路の双子」(1985)の2作品で女の主人公で、やや気持ち悪い男が接近してきて誘われ、まあこいつでええかという感じで受け入れ、特にそれで救われることもない。という一連の流れが書いてあってよかった。あと以前読んだ林芙美子「骨」(1949)も近い感じがした
hf
2022/10/16 16:57

次は佐野眞一か佐野洋子の本を読みたい。林芙美子か伊集院静でもいいや。。

hf
2022/10/16 17:18

森万紀子は1934年に山形県酒田市に生まれた。1965年、文学界新人賞で「単独者」が佳作になる。このとき新人賞受賞したのは高橋光子「蝶の季節」で、新人作家懇親会の席で高橋と知り合い、同年代の作家、山崎柳子、丸川賀世子ふくめてときどき4人で会うようになった。1972年ころから、郷里の高校同窓会への出席を断ったり、友人知人に会うことを拒むようになったりと、厭人的傾向が強くなる。1978年、埼玉の三郷団地に転居。ここが最後の住居となった。1992年没(山下若菜作成略年譜から)

hf
どんでんは野球エリートだね。改めてよくわかった。食い物の描写がたまにあり、監督時代の「遠征に出ても、ホテルの食事が食べられへんから、マネジャーに頼んで弁当を買ってきてもらった。何か口に入れんとあかんと思って、真夜中にお茶をぶっかけて、無理にノドへ流し込もうとしたこともあった。それでも戻してしまった。」(038)とか、「お好み焼き屋に専用のイスを持っているプロ野球の監督なんて、おれくらいやろ。ああ、ほんで肝心の明石焼きよ。これはたこ焼きなんやけど、続
hf
2022/10/08 13:55

岡田は監督をやっていたころ、昼間に時間があるため、よく再放送のドラマを見ていた。水戸黄門やサスペンス劇場とか。サスペンスはすぐに犯人が分かってしまう。警察署緊急24時間みたいなドキュメントも好きで、見れないときはビデオに録ったりしていた。だがそれらで感動することはなかった。岡田が感動したのは甑島に行った時である。大学のときに鹿児島県の串木野からフェリーに乗っていった。車も信号もないような島で、島の人たちが港で出迎えてくれた。砂浜で海亀が涙を流しながら卵を産む(それを鷗が上空から狙っている)のを見て感動した

hf
2022/10/08 18:49

甑島はこしき、と読む

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/07/26(4020日経過)
記録初日
2008/02/06(6017日経過)
読んだ本
449冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
117879ページ(1日平均19ページ)
感想・レビュー
301件(投稿率67.0%)
本棚
1棚
性別
職業
アーティスト
現住所
東京都
自己紹介

1989

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