114-115頁の、「パスカル短篇文学新人賞」、これは朝日ネット主催の、ネットの掲示板を舞台にしたホラー小説。最後のオチが二度とネットに書き込めないよう、両手の指を切断するというもの
460 花田紀凱 1996.1 文藝春秋を退社、朝日新聞へ 角川書店に 2001- 宣伝会議 2004- ワックの鈴木隆一に招かれた 2016.3- 飛鳥新社に 2016.4 月刊Hanada 505, 西岡研介と相澤冬樹。 【猪瀬】 10. 内幸町の八階建ての焦げ茶色の大阪ビル。 【大下英治】 105, 三島由紀夫、古賀浩靖の記憶によれば。。。 118, 織田大蔵、1971年、梶山季之『勝てば官軍』のモデル
352-353ページあたりに書かれていた、記者クラブに入ってる新聞、テレビと週刊誌の報道姿勢の違いの話がおもしろかった。佐々木俊尚は毎日新聞にいたときの政治家か警察?との持ちつ持たれつみたいな関係について、『「当事者」の時代』(2012)で書いていた。週刊誌の方がもっと容赦ないということか
あとがきの「それとは別に、内心に、そうして問われた際に有益な助言をして、尊敬されたい、凄い人だ、と思われたいという虚栄心もかなりあるからである。」ここは町田康らしい文章だけど、車谷長吉を知ってしまうと、おもしろくない。町田康の本って『夫婦茶碗』(新潮文庫、2001)をブ奈良法華寺店で買って、読んだだけではないかしら?しかし、『夫婦茶碗』よりは本書のほうがおもしろい。「本当のこと」を書いてるからだろう。則ち自分語りである。
1989
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あとがきの「それとは別に、内心に、そうして問われた際に有益な助言をして、尊敬されたい、凄い人だ、と思われたいという虚栄心もかなりあるからである。」ここは町田康らしい文章だけど、車谷長吉を知ってしまうと、おもしろくない。町田康の本って『夫婦茶碗』(新潮文庫、2001)をブ奈良法華寺店で買って、読んだだけではないかしら?しかし、『夫婦茶碗』よりは本書のほうがおもしろい。「本当のこと」を書いてるからだろう。則ち自分語りである。