バブル期の株式売買によるもうけを背景にした成り上がりを目指した物語の前編。二人の女の福岡の証券会社での出会いと、野心むき出しの男をめぐっての様々な登場人物はだれもかれも個性的で面白い。後編も楽しみです。

ＪＡＬグループＩＴ会社と起業後のコンサルティングの経験をもとに、組織やチームを率いるリーダー層に向けて書かれた本です。数字に追われる、毎日プレッシャーを感じる、胃が痛い、つらい、逃げたい、達成できなくても仕方ない・・・そんな葛藤するリーダーへ贈る目標達成できる組織のつくり方の本です。ＪＡＬを再生した「経営の神様」稲盛和夫さんとの出会いが考え方を大きく変えたそうです。内容は、とても分かり易く、優しさを感じる文章で読みやすい本です。

小麦について古代からの歴史地理学の面からその重要性について説明しています。小麦の生産地と消費地についての考察から世界の小麦輸入国が増え続けていることを世界地図で分かり易く図示しています。世界におけるアメリカ小麦の買い手の上位10ヶ国において日本は上位に位置しています。ロシア小麦の買い手の上位10ヶ国においてはエジプト、トルコの上位２国が多くを占めていることも政界地図で分かり易く図示しています。最終章では、著者の国であるフランスについて小麦が戦略資源であることを語っています。

バブル期の株式売買によるもうけを背景にした成り上がりを目指した物語の前編。二人の女の福岡の証券会社での出会いと、野心むき出しの男をめぐっての様々な登場人物はだれもかれも個性的で面白い。後編も楽しみです。

京都文化財博物館と祇園が事件現場となる可憐座との激しい闘いと大と塔太郎、鶴田と清香とのキュンとする恋もあって、ハラハラドキドキの展開の第5話です。天花寺さやかさんの小説は、メインキャストだけでなく、その他の登場人物の人生をも描いていて、とれも奥の深い内容で毎回、楽しみにしています。