ネタバレ読み切った～ぁ。無料Weｂ版に加筆修正されて、しかも骨子は揺るがず。流石プロだと絶賛です。男女の機微は分からないけど家族になりたい・・・という表現に自分を含めて同意する人も多いと思う。髪の毛に触れられてうっとりするのではなく”へっ？”って思う感覚がわかりすぎて楽しかった。作者様、10年間お疲れさまでした。小学生で読破して感じた感想と大人になって再読して感じた感想を読メに残してみると感慨深いものがあると思う。

ネタバレCIA秘密捜査官フォーチュン。内部の裏切りと武器商人から逃れるために南部の田舎町に身を潜めたはずなのに初めの一週間で殺人事件に巻き込まれ元ベトナム兵でスパイだったおばあちゃん二人とつるむ羽目に。やっと陰伏できると思ったら、さらに厄介なことに。本格ミステリーなのにどんどん読めてしまい楽しい。こんなに目立って逆に身バレしないからいいのか？

ネタバレ「だ～れが殺した？クックロビン」ダークパタリロが頭の中をぐるぐる踊っていて困った。優秀で真面目な青年医師ノートンが将来約束された平凡で平和な人生を投げ打つような恋をした。恋人にプロポーズした時に打ち明けた身の丈に合わない些細な未来への展望が引き金となり事件に発展する。病に倒れた後も生きる気力を失わない、しかし言葉とは裏腹な行動をとるクックロビン。彼女の死に対して一番の動機がある夫ノートンだったが彼の潔白を信じて疑わない友人達。古典的な抑えた文調が心地よかった

ネタバレ母亡き後、毒父に売られそうになり有り金を下着に縫い付けて逃走。「気骨のある女性」という条件の謎の家庭教師の募集に飛びついたものの、募集していたのは家庭教師ではなく花嫁だった。海軍生活が長く女性に対してもつい命令してしまう実は優しいヒーローと世間で辛酸をなめて育った割には生真面目なお嬢さんヒロインの二人の勘違い、すれ違いが楽しい。ヒロインの持ちだしたお金についても最後に一波乱。「忘れられた婚約者」も読んでみたい。

ネタバレ両親が亡くなったため大学を中退して弟二人の世話と両親の遺した牧場と借金の清算を背負ったデボン。何かと陰で支えてくれたのは新しく町にやってきて牧場を始めたガースだった。弟達が大学に入学しやっと肩の荷を下ろした彼女にガースはプロポーズするが、デボンは自分だけの時間が欲しいと1年間だけ都会で一人暮らしを始める。約束の1年を過ぎて有言実行のガースは彼女を迎えに行き町に連れ戻してしまう。ガースの実直性は認めるけど強引なところは嫌だなぁ、デボラ逃げろ！と思ったけど彼女もそんなに嫌がっていないからめでたいのかな。

ネタバレ人気ニュースキャスターのカリーは最愛の夫を交通事故でなくしてしまう。まもなく夫に横領疑惑が浮上、彼女の名声を守ろうと秘密裏に接触してきた検事とトラブルになってしまう。エリート検事ハンターは当初から彼女との運命の出会いを感じ・・・。のお話なのだが筋立てがなんか曖昧。二人で亡き夫の名誉挽回を、しない。後半、カリーとハンターの絡む事件があるがウヤムヤに解決。面白いんだけどなんとなく中途半端なお話でした。

ネタバレ読み切った～ぁ。無料Weｂ版に加筆修正されて、しかも骨子は揺るがず。流石プロだと絶賛です。男女の機微は分からないけど家族になりたい・・・という表現に自分を含めて同意する人も多いと思う。髪の毛に触れられてうっとりするのではなく”へっ？”って思う感覚がわかりすぎて楽しかった。作者様、10年間お疲れさまでした。小学生で読破して感じた感想と大人になって再読して感じた感想を読メに残してみると感慨深いものがあると思う。

ネタバレサクサク読める1冊。資産家一家の末っ子エミリー。家族の過干渉にも負けず生花店を営み軌道に乗せているが恋愛事情はなかなかうまくいかず。エミリーの関与していない企業経営の参画を狙う人間ばかり。過保護な家族は一人娘の恋人の悪だくみをことごとく撃破しその仕事人がMrストーン。お互いを憎からず思っていても状況やタイミングが合わず何時しか数年・・・。まぁ、王道ストーリーが読みたい時にどうぞ。

ネタバレエモリーは山間部で一人マラソンをしていて大怪我をしてしまう。目覚めたのは見知らぬ男の山小屋で外は悪天候。何が起こったのか分からぬまま最後まで名乗らぬ男と数日を過ごし帰宅してみると自分の失踪事件の捜査が大々的に行われていたことを知る。何かから逃亡しているようにも見える謎の男の正体が徐々に判明し、同時に自分の身に迫りくる事件とも向き合う事となる。謎の男の隠匿理由には膝折れするかもしれない。「なんでやねん！」ワンコを大事にする人に真の悪者はいないのかもしれない。読書再会リハビリにはこのくらいがちょうどよかった。

ネタバレストーリーは単純だけど人物の感情表現が素直で読みやすかった。人気俳優ドルーとリサは共演がきっかけで結婚するが出産間もなくbabyは天国へ。原因が自分の遺伝的素因と知らされたリサは孤児で大家族に憧れるドルーの為に真実を告げぬまま別れを決意する。二人の気持ちがまだ冷え切っていない事を察したお互いのマネージャーが画策して再び映画の共演の機会を設定。ドルーが変わらぬ愛と友情で徐々にリサの感情のもつれを解きほぐし、とうとう彼女が決意した別れの経緯を知る。あらすじは本の裏にも書かれており結末ありきの経過を楽しむ本。

ネタバレ14歳で孤児となり厳格な牧師夫妻に引き取られたジェニー。自由奔放な長男ケージと聖人と言われるほどの次男ハル。家族に馴染んで平穏に愛情深く生活するジェニー。周囲の期待通りジェニーは次男と婚約するが次男は南米の人命救助に使命を帯びて旅立ってしまう。養夫婦の善意の価値観が息苦しくなってきたジェニーがケージに支えられ自分を取り戻していく。「善意の塊が悪手になることもある」いや、あるある。悪人は出てこないのにメリハリのある読みやすい1冊でした。

ネタバレメグが両親と死別し失意の旅の途中、大雪で避難したところは戦争で心身ともに傷を負ったケイドの屋敷。悪天候に閉じ込められた中、少しずつ意気投合した二人だったが近所の男性が屋敷を訪ねて来てしまい付添人を連れていないメグを守るため男に婚約者と紹介し実家のあるロンドンへ。戦時中自分のせいで婚約者を死なせてしまい悔やんでいるケイドは彼女の為に有利な縁談を用意しようと画策するが自分でも気づかずモヤモヤイライラするのが面白い。深く傷ついていたケイドをなんとか癒そうと頑張るメグが良い子で読みやすかった。

ネタバレ戦争で祖国と家族を失った名ばかりの王女アリアドネ。25歳で信託財産を得ることができれば生活の為の結婚をする必要もなく気ままな生活を送ろうと愛人を探し始める。彼女の行動に眉を顰める親友エマの兄で摂政皇太子のルパード。責任感そのものの彼と自由な行動をとるアリーとは常に衝突するが何かと気になる相手でもある。国の為に有利な縁談を目指すルパードと表向き結婚願望のないアリーは秘密裏に愛人契約をするが・・・の王道ストーリー。ハッピーエンドが約束されているので安心して読める1冊。でもタイトルからじゃさっぱり内容が分からん