現代の結婚がうまくいかない理由は『傲慢さと善良さ』にある、と結婚相談所を営む老婦人は云う。自分の価値に重きを置きすぎる傲慢さと他人に決めてもらう人生で自分がない善良さが矛盾なく同じ人間の中に存在してしまう不思議な時代であると。結婚を控えた婚約者が突然消息を絶った。彼女を探す内に傲慢さと善良さが炙り出されてくる。第2部では消えた婚約者視点で話が進むが、否定出来ない彼女の狭い常識と自意識にうんざりする。が、逃げた先の仙台でヨシノと樫崎写真館だ！早苗と力もいる。ヨシノがいればもう大丈夫。安心して最後まで読めた。

現代の結婚がうまくいかない理由は『傲慢さと善良さ』にある、と結婚相談所を営む老婦人は云う。自分の価値に重きを置きすぎる傲慢さと他人に決めてもらう人生で自分がない善良さが矛盾なく同じ人間の中に存在してしまう不思議な時代であると。結婚を控えた婚約者が突然消息を絶った。彼女を探す内に傲慢さと善良さが炙り出されてくる。第2部では消えた婚約者視点で話が進むが、否定出来ない彼女の狭い常識と自意識にうんざりする。が、逃げた先の仙台でヨシノと樫崎写真館だ！早苗と力もいる。ヨシノがいればもう大丈夫。安心して最後まで読めた。

この世界の軍隊には階級が存在しないのだろうか。あと、大海渡少将が部下をオフィシャルな場でも下の名前で呼んでるの怖い。 美世の夢見の力は秘されるものではなかったかのか。普通に会議で情報共有されちゃってるけど。 異能者は一般人と比較して体が丈夫だが、自らの異能に体が耐えきれず生来虚弱な者もいる…って設定ふわふわじゃん。 元気な時に読むと突っ込みどころが多くて忙しい。

飯合梓著『夜果つるところ』という謎めいた小説と作家について、豪華客船に乗る関係者たちが延々と思い出話や考察を語るお話。彼らの話や梢と雅春の考察にずっと付き合ってきたが、最後まで読んでも立っている位置は最初と変わらない。真実なんて、パレードで降ってくる紙吹雪みたいなものなのだ。

酒のつまみに主食は不要派だが、だまこ汁に興味がある！作ってみよ。 生食用鶏肉についての説明「無菌状態で育成」に激しく疑問を持ち調べてみたところ、清潔で衛生的な器具を用いて（なるべく）消化管内の汚染を受けないよう解体する…それしかないよね。確か、鶏肉のキャンピロバクター保有率は7割と聞いたことがあるし、鶏肉生食は自己責任で、病院に迷惑をかけないようお願いしたい。 通りすがりの大学生の父親を一族が経営する関連会社にさりげなく採用するのは不愉快に感じるな。

異形から人々を守る異能者の筈だが、3冊目になってもまだ異形は出て来ない。ロン毛の軍人にまだ戸惑いを隠せないし、健気ヒロインって頭弱くなりがちだよね。

嫌な話だった。恋に溺れる蘭花も友情に執着する留莉絵も気味が悪い。 2人は一緒に生活して同じ場面に遭遇しているのに全然違うものを見ている。留莉絵がひどく落ち込んだ大学の演奏会が蘭花の章には描写されず、気付いたら留莉絵が落ち込んでいたように見える。 留莉絵は大学時代の関係を良くも悪くも全て切り捨てて次に進むべきだったと思う。出来ないからこその留莉絵なのだろうが。

気持ちが落ち込んでいる時は頭を使わないで済む物語がありがたい。 それにしても、現帝は一体何をしたかったんだ…

今日は！たこ焼き（お好みボール）でハイボールにします!! 表紙のパース狂ってるけど誰も止めなかったのだろうか。

話題になっているようで抗えず読んでみたけどすごーくテンプレ的なシンデレラストーリーだった。自分がローティーンの時にもこういうの読んでたからきっとこれからもずっと受ける型なんだろな。そしてきっと美世は血で受け継がれた異能を開花させるんだろうなぁ…

切なくなる程の甘酸っぱい恋愛小説だった。ちょっぴりホラー風味だけど。細くて顔はイケメンじゃないけどバンドマン風で低くて美しい声で琴葉を翻弄するシマくんが素敵だ。 たまたま本書をお供に世田谷に遠征して、駅で千歳烏山ってさっき読んでたやつだ！とか呑気な事を考えていた。芦花公園駅で降りてうきうきしてる場合ではない。タイトルからして京王線じゃん…

はんぺんの葱ツナ焼き　細かく砕いたはんぺんにツナと刻み葱を合わせ、つなぎに片栗粉を混ぜてフライパンで焼く 葱ツナ焼きのレシピはいただいた！ 宝焼酎のNIPPONも気になる〜 リョウがまだ26歳なのにステレオタイプな時代錯誤ジジイ発言してて怖い。あと、付き合い始めたらすぐ人前でも口調変えるのも怖い。このシリーズ、テンプレートな人物設定でたまにゾッとする。

あまりにも話題になっていた様だったのでずっと敬遠していたが、やっぱり気になっていて手にとってみた。図書館で蔵書検索をすると置かれていたのは教育の棚。全く内容を知らなかったので驚いた。 英国に長く住む日本人の筆者がアイルランド人の配偶者との息子が直面する国際的で思春期な出来事を、自らの解釈や感じた事を綴ったエッセイ、なのかな。息子のキャラクターがとても良い。人種差別されてもすごくクールな反応をする。英国の教育がなせるのから両親の人種が違う故にどこにも帰属意識を持てないからか。底辺託児所の話も読んでみたい！

乗客も疎らな夜更けの普通電車や皆寝静まった薄暗い居間、当直の合間に読んでいたのでホラー感が強かった。怪談と夜遅い電車との親和性高いよね。 惚れっぽい少女の怪異は迷惑通り越して危険だった。