
実在とは何か ――量子力学に残された究極の問い (単行本) >> 第6章読了までのメモ コペンハーゲン解釈とは観測なしには実在は確定しない、という観点でいいのかな?ボーアの神格化、アインシュタインとの対立、マンハッタン計画との関わりなど描かれる。対するボームのパイロット派に乘る粒子の実在、エヴェレットの普遍波動関数、波動関数は収縮しない多分岐世界観、しかしエヴェレットは持論に執着せず軍の仕事で出世する、なかなか個性強い方が織りなす量子論の世界
檻の中の闇 >> 読み始めてまだ28頁、第一章、まだ一人目の拉致監禁被害者の記録だけど、それを読むだけでもとても胸に詰まる思い。社会に対してだけでなく、教会の中でも当事者、関係者以外は知ることのない事実は、衝撃だった。多くの人が、信仰の破壊という行為が単なる信教の自由に対する議論を超えて人格破壊につながるということを理解してほしいと思った。
実在とは何か ――量子力学に残された究極の問い (単行本) >> 現在、268頁でBGMにブルックナー。G・Wandの枯れた姿と、宇宙を感じさせるNDRオケの響きはなぜか量子論、宇宙論の世界にフィットする。人間を中心とする世界観(実証主義的)と、人間も含むミクロからマクロまでを理解しようとする世界観(操作主義的、道具主義的)との対立が20半ばまでの世紀の物理学、哲学的な論争。これからもっと面白くなりそう。
追記:つぶやきでも書いたけど、本書の量子力学の変遷史をよみながら、ブルックナーの交響曲8番がBGMに流すと、とても感性的に内容が入ってくる。ブルックナーのしつこさ、くり返し、音楽性って、量子力学が描く人間模様にどこかフィットするものがあるのかもしれない。

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