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最後はの自分のこれからの歩みをまとめられているのだが(これからっていっても半世紀前なのだが)、今生きていることをただ尊いというのではなく、言葉にはできないのだけど身を以て自分が今生きていることを感じさせられる。 これはもう静かな信仰告白なのである。その信仰告白を聞いて自分の中の同じようなものがぶわっと湧き上がってくるのである。なんだろうなあ、お聴聞友達と法話の感想話していてそうそれ!!!!ってなっている感じと言ったら伝わるだろうか。
増谷先生が生まれてから仏教に関わって、書かれている当初のその瞬間までを共有してもらっている気がする。 信仰の成立のためには、内なる心において信ずることとともに、また、それがことばとなって外に表現されることが必要であるというのである。 仏教に興味のある方すべてにおすすめの一冊。本当に素晴らしい読後感。
その中でも在りし日の孔明を思い直情的に魏に向っていく姜維の姿は清々しくも痛々しいものがあった。 人間って生きて死ぬんだなというのを強く感じる。 孔明は自分の死を見つめながら生きていたけど、司馬懿はそれを避けて生きていた。こういうのも人それぞれなのが分かる…。 飛んで行った首数だけ人生があるわけで。文字にしたらそれで終わりなのだけど、柴練三国志は深みがもうひとつなんだけど、直情的な人間像が眼前に迫ってくる簡潔さと勢いがあっていいなと思う。
”欧米諸国でにほんより宗教規制指数が低い国は1か国もない。安全保障、治安維持などの理由もふくめて先進諸国では宗教規制をしなくてはならないということだろう。1億を超える人口と世界トップクラスのGDPを有するにも関わらず、宗教規制がほとんどない日本に世界のあらゆる宗教団体が拠点を作りたいと考えることは必然である。宗教問題は日本で今後も避けることなく起こる現実である。”
問題を起こした団体は課税にするなど、いろいろ策を講じることは出来るような気がする。団体の問題と個人の信仰について考えないといけないなあ。 宗教に関わる人にはぜひ一度読んでもらいたい。考えないといけないことだ。
自分はこれに関しては否定的なのだけど、著者はそれがよかったとおっしゃっている。たしかに自分も北陸の真宗の家庭で育ったので違和感はなかったのだけど、ここはそれを推奨して子供に宗教的教育を行っていくのがいいのかどうか悩ましい。程度の度合いかなあ。 ◆仏法の話は色あせない 後半は著者の20代での経験から仏法の話になる。一転してここは読めるのである。 不思議すぎるけど前半と後半で全然違って読める。 そして最後はこの著者の話をしていた方の姿を現すような文言が書いてあった。
”檀那寺に先祖の墓があるから門徒になるのではないのです。聞いて聞いて聞きぬいて、”他力の悲願はかくのごときの私一人がため”との肯きによって門徒になっていくのです。” そうやなあ。 薄いのにいろいろなことを考えさせられた本だった。 仏教書は、その時代の課題について語ったものは時に時代とアンマッチすぎて読めなくなるというのを改めて思った。価値観は変わっていく。いろんなことも時と共に見方が翻ることもある。でも、仏法を語るところはいまの自分に語りかけられているように感じるのが不思議である。
仏教書、哲学書を中心に読んでいます。
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最後はの自分のこれからの歩みをまとめられているのだが(これからっていっても半世紀前なのだが)、今生きていることをただ尊いというのではなく、言葉にはできないのだけど身を以て自分が今生きていることを感じさせられる。 これはもう静かな信仰告白なのである。その信仰告白を聞いて自分の中の同じようなものがぶわっと湧き上がってくるのである。なんだろうなあ、お聴聞友達と法話の感想話していてそうそれ!!!!ってなっている感じと言ったら伝わるだろうか。
増谷先生が生まれてから仏教に関わって、書かれている当初のその瞬間までを共有してもらっている気がする。 信仰の成立のためには、内なる心において信ずることとともに、また、それがことばとなって外に表現されることが必要であるというのである。 仏教に興味のある方すべてにおすすめの一冊。本当に素晴らしい読後感。