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2025年1月の読書メーターまとめ

モルテン
読んだ本
8
読んだページ
3811ページ
感想・レビュー
8
ナイス
99ナイス

2025年1月に読んだ本
8

2025年1月のお気に入り登録
1

  • 竹花 樒 - Shikimi Takehana

2025年1月のお気に入られ登録
1

  • 竹花 樒 - Shikimi Takehana

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

モルテン
大変面白かった。第二次世界大戦の独ソ戦争の話であり、作中多くの人が死に、現実もそうである以上、手放しで面白かったと言うのははばかられる感があるがそれでも、面白かった。また、この小説が、ソ連の少女を主人公にし、彼女にとっての「敵」を撃つ物語であるという筋でありながら大きな評価を得ていることに勇気づけられる。
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2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

モルテン

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2025年1月の感想・レビュー一覧
8

モルテン
この巻は潜水艦はほとんど登場せず、総選挙と保険の話ばかりだった。ここにきてようやく私は、「やまと」は、そしてこの漫画自体が、思考実験を本当にやって、世界に対して、これまで見ないふりをしてきた・これでいいと流してきたことを変化させざるを得ない方向にもっていこうとしてるんだと気づいた。それにしても、選挙戦の理想的なこと。投票率93%、党首対決も投票日前に行い、それを仕切って報道するマスコミ。この漫画連載当時は、それはそこまで「理想的」ではなかったのかしら。
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モルテン
「やまと」とアメリカの北極海戦と日本の選挙戦。前巻で特に感じていたのが、この漫画、女性が一切出てこない。選挙になっても議員の一人として女性がいない。マスコミにもいない。女性のいない社会である。女性がいなくても社会はまわるし機能する世界である。80年代の潜水艦戦の漫画なので、そのように割り切ってるならそれはそれで良いが、議員に一人も女性がいないのはいくらなんでも不自然だ。
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モルテン
ネタバレ「やまと」の東京湾脱出、衆議院解散総選挙、そして北極海での戦いが予告されるところで終わる本巻の個人的胸熱ポイントはなんといっても「たつなみ」沈没からの脱出でしょう。沈没する潜水艦からの脱出というのは潜水艦ものの醍醐味。手に汗握る脱出劇を読んでしまうと、衆議院解散も北極海での戦いに伴う米ソの駆け引きも味気なく感じてしまったのでした。
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モルテン
こういった「if 日本」の物語を読んでいると、これは舞台が日本でなければならない理由や必然性はあるんだろうかと思うときがある。日本人が描いている日本読者に向けた日本の漫画だから日本が舞台になっているけど、同じ設定で他の国が舞台でもあり得るのではないか、と。けれど、この巻を読んでいて、この時代の日本だからこその物語なのかもしれないなと思った。また、サザンクロスが沈んだときに思ったのは「もったいない」だった。いったいいくらの損失なんだろう。だが、この漫画ではそこへの言及はない。
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モルテン
日・米・ソと「やまと」が戦った沖縄沖戦は炎に包まれて終わり、物語の主舞台は日米首脳会談と国連安保理緊急会議へ。アメリカと決裂した日本の生きる道は国連だけとなった。一方で、「やまと」の、海江田の目的が明かされる。今だったら中国が黙っておらず、米・中・露と日本の駆け引きが想定されるところ、この漫画は米(+ソ)と日本の対立にとどまっているのが時代を感じさせる。あと、巻末の解説をふむふむと読んでたら思い切りネタバレしてた。ショック。
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モルテン
大変面白かった。第二次世界大戦の独ソ戦争の話であり、作中多くの人が死に、現実もそうである以上、手放しで面白かったと言うのははばかられる感があるがそれでも、面白かった。また、この小説が、ソ連の少女を主人公にし、彼女にとっての「敵」を撃つ物語であるという筋でありながら大きな評価を得ていることに勇気づけられる。
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モルテン
米・ソ・日と「やまと」による沖縄沖海戦と、日米首脳会談がかなりの緊迫感を伴って描かれる。日米開戦により、日本は米国によって占領されるのか?というヒリヒリしたやり取りと、自衛隊の護衛艦が反撃もできず殲滅させられるのか?というハラハラした戦闘。そこでもやはり、潜水艦の強みが見える。どこにいるのか、何をしようとしているのか掴めない潜水艦だからこそできることがある。それにしても、この漫画が連載されていた時期の日本は強かったんだなとしみじみ。今ではそんな幻想にも浸れない。
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モルテン
沖縄の暴走族の「パシリ」として参与観察を続けた社会学者によるエスノグラフィ。沖縄もどこも変わりないんだな、と感じた。地元の先輩後輩と、それが継続する土木建築業。キャバクラ通いとパチンコ通い。10代のうちに妊娠して結婚して1年くらいで離婚。仕事でときどき出稼ぎの長期出張。転々と変わる職。私にとって、それらはどれもよく聞き、見てきた世界だ。ただ、沖縄はその行き詰まり感やヤバさの度合いが違う。沖縄の警察は大変そうだと思う一方、その「地元」の警察もそれらを受け入れているのかもなとも思う。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/10/07(4153日経過)
記録初日
2013/10/06(4154日経過)
読んだ本
1305冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
318219ページ(1日平均76ページ)
感想・レビュー
1254件(投稿率96.1%)
本棚
12棚
性別
外部サイト
自己紹介

女オタク。ビジネス書や自己啓発本以外はだいたい読みます。

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