読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

みこ
読んだ本
6
読んだページ
2248ページ
感想・レビュー
6
ナイス
451ナイス

2024年4月に読んだ本
6

2024年4月のお気に入られ登録
4

  • TSUTIYA
  • Y.yamabuki
  • kuroma831
  • くらうん

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

みこ
「ジュラシックパーク」で描かれたように化石の中のDNAから恐竜や絶滅生物は復活できるのか?庶民の娯楽だけでなく、専門家の分野にも影響を与えたジュラシックパークの偉大さを認識させられる。一方で、一度絶滅した生物が蘇ることは生態系への影響も含めて本当に意味のあることなのかと警鐘も鳴らす。ロマンを感じつつも考えさせられる一冊である。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

みこ

青い海、青い空、青いネモフィラinひたち海浜公園

青い海、青い空、青いネモフィラinひたち海浜公園
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
6

みこ
ネタバレ認知症を患った老女が友人二人に連れられ人生の足跡をたどる旅に出る。彼女が終戦直後、満州で体験した壮絶な過去を挟みつつも彼女たちを待ち受けていたものとは。人の尊厳について激しく問われる読書体験である。自分の私利私欲のために人の人生を貶めることは到底許されない。そして、作中でそれを犯した人物はある意味で死刑以上に惨めな末路をたどる。何かを守るために懸命な主人公サイドの尊さがその対比となっている。まさに尊厳とは人の尊さの終着点なのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
みこ
ニュースでことあるごとに取り上げられる高齢者の交通事故。これらは高齢者が認知機能や運転能力が落ちたことが原因なのか。それとも飲んでいる薬によるものなのか。確かに日本の医療は院外処方箋になった今でも高齢者を薬漬けにしている。そこにメスを入れない限りこの問題の解決は難しい。ワイドショーのコメンテーターの質が低いのはいまさら言っても仕方ない。庶民目線という大義名分で識者であることより親しみやすさや分かりやすさを優先してしまったのだから。
が「ナイス!」と言っています。
みこ
ネタバレ戦後の米軍統治下の沖縄を舞台に警官から公安になった主人公の貞吉が正義とは何か信念とは何かと葛藤していく。立場は違えど、志が同じ幼馴染や若い時の同僚との共闘が熱くなる。表層的なマスコミ報道より当事者に寄り添ったフィクション小説の方が沖縄のリアルを強く感じられる。
が「ナイス!」と言っています。
みこ
記紀の記述を考古学の観点から考察。箸墓古墳が卑弥呼の墓であることに対する否定的な意見や応神天皇と仁徳天皇が同一人物だったかもなど興味深い考察がチラホラ。記紀や魏志倭人伝の記述を自分に都合のいいところを採用し自説を強調するも都合の悪いところに目をつむる意見に対する苦言も鋭い。
が「ナイス!」と言っています。
みこ
内縁の男を殺し、顔と名前を変え、娘を残し女は福井に逃げる。主人公の弱いようで強く強いようで弱い人間性が終章の娘のパートでより鮮明に解析される。彼女が福井で深くかかわるのが、旅館のオーナー、コンパニオン事務所の社長、ストリッパー、年下の先輩の4人だが、感謝の気持ちと情の深さが必ずしも比例しない人間関係の複雑性も面白い。露骨な性描写が少なからずあるので一般紙の書評などで紹介しずらいのかもしれないが、もう少し日の目を浴びて称賛されても良い作品に思える。
が「ナイス!」と言っています。
みこ
「ジュラシックパーク」で描かれたように化石の中のDNAから恐竜や絶滅生物は復活できるのか?庶民の娯楽だけでなく、専門家の分野にも影響を与えたジュラシックパークの偉大さを認識させられる。一方で、一度絶滅した生物が蘇ることは生態系への影響も含めて本当に意味のあることなのかと警鐘も鳴らす。ロマンを感じつつも考えさせられる一冊である。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/10/31(3842日経過)
記録初日
2013/11/02(3840日経過)
読んだ本
907冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
284350ページ(1日平均74ページ)
感想・レビュー
794件(投稿率87.5%)
本棚
21棚
性別
血液型
B型
職業
専門職
現住所
千葉県
自己紹介

好きな作家(レジェンド部門)夏目漱石、三島由紀夫、司馬遼太郎、井上ひさし
現役部門・新作はほぼ必ず買う人:平野啓一郎、伊坂幸太郎
気にしてみる人:東野圭吾、原田マハ(刊行ペースが速めで追いつけない)
取りあえず手に取ってみる人:朝井リョウ、辻村深月、池井戸潤
上位待機組:伊岡瞬、門井慶喜、米澤穂信、塔山郁、久坂部羊

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう