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2024年5月の読書メーターまとめ

みこ
読んだ本
8
読んだページ
2699ページ
感想・レビュー
8
ナイス
466ナイス

2024年5月に読んだ本
8

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

みこ
毎年ノルマに課している司馬読書。例年大河に絡んだ作品を選んでいる。初めはいくら平安時代といっても無理があるかなと思ったが、逆に今年読まないと読む機会がないかもとチョイス。他作と比べて「余談」がメインでストーリーが脇と異色な印象だけど、余談がいつもの司馬節なので司馬作品を読んでいるんだと妙な安心感。強い自信と顕示欲を持った主人公とか、橘逸勢というクセ強の脇役とか何だかんだで司馬作品だった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

みこ

2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2248ページ ナイス数:451ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/404353/summary/monthly/2024/4 この映画を見た後にナチ親衛隊の本を読むと改めて戦争の怖さを知る。現地の人はどんな思いで引き金を引いたのか。

2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2248ページ ナイス数:451ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/404353/summary/monthly/2024/4
この映画を見た後にナチ親衛隊の本を読むと改めて戦争の怖さを知る。現地の人はどんな思いで引き金を引いたのか。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
8

みこ
唐から帰国後の空海が描かれる後編。前編同様、小説的な部分よりも評伝的な部分が多く、小説的な部分も空海目線の描写が少ないので異色の司馬作品と言える。いかにも司馬文学を堪能した気持ちにさせる薬子の変のダイナミックな筆致が作品全体の中で浮いてしまっているのもご愛嬌。200年後に空海の死を記した大江匡房に対してなんで見てきたようなことを書けるんだという所には恐らく全司馬ファンが総ツッコミ間違いなし。
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みこ
紫式部の世界の裏で展開していった武士の発生。受領という権力者が力を蓄えていったのではなく、統治のために初めから暴力を持っていた人間に権力を与えたという指摘は面白いものがあったが、中盤以降はついていけず流し読みになってしまった。ヘタレの息子がいきなり武人になったのは母の血筋が武士だからとか、太郎と太朗のように読みが同じ人物を同一人物とするのならともかく、漢字が似てるから同一人物だとか。この理屈だと萩野さんと荻野さんも同じ人物になるのか?先にやらなきゃやられるこの時代に武士を暴力の人とするのもちょっとねえ。
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みこ
男性と女性の格差などは論じられ耳にする機会も多いが、女性同士の格差について様々な調査を基に語られる稀有な一冊。格差社会になってしまった現代において女性間の格差は男性に比べて大きく、また、本人だけでなく配偶者によっても大きく左右される。生活の豊かさの指標に美術間に行くかとかピアノを持っているかとかネットで買い物をするかなどナニソレ?と思うところもなくはないが、何となくイメージしていたものがリアルに鮮明に表れることで現代社会が見えてくる。
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みこ
人によって対象も症状も異なる過敏症。その過敏症について専門に診るクリニックを舞台にした短編集。同作者による「処方箋のないクリニック」の姉妹本のようなものだが、残念ながらあちらより劣る印象。どうにも各章の主人公たちが保泉クリニックを受診するまでの過程がダイジェストっぽくて単調。医師の則子も患者に寄り添いたいと言っているのならぶっきらぼうな口調を直す努力くらいすればいいのに、キャラ立ちを優先したのではと邪推してしまう。「処方箋のない~」は続編を読みたいと思ったけどこちらは良いかな。
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みこ
かつて殺人事件の起こった高校に赴任した女教師はその被害教師と同じ性的マイノリティだった。それをきっかけにまた新たな事件が始まる。冒頭から殺人鬼が登場しているにも拘らず、それでも先を読み進めたくなるような作品であった。信頼していた人物が次から次へと怪しく見えたり、作中一度も登場しない主人公の毒親が絶えず主人公を圧迫したりと、息詰まる展開の中で、過去の事件の担当刑事の今道の存在が癒しになった。できれば先に「正欲」を読んで自身の価値観と向き合ってから本書に取り掛かった方が良いかも。
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みこ
部下目線のタイトルだが、自分自身がそれなりの年齢に達したこともあって、人を使う立場になったので、自分を戒めるつもりで読んでみた。幸い(?)私は面倒臭がりで人任せなので、本書にあるような自分の手柄のために組織を殺すことはしてなさそうだ。ただ、今後の自分に役に立ちそうな話はチラホラあったものの、本全体として話が散らかっている印象は否めない。とりあえず一つの話は結論まで一直線で語ってもらいたかった。
が「ナイス!」と言っています。
みこ
毎年ノルマに課している司馬読書。例年大河に絡んだ作品を選んでいる。初めはいくら平安時代といっても無理があるかなと思ったが、逆に今年読まないと読む機会がないかもとチョイス。他作と比べて「余談」がメインでストーリーが脇と異色な印象だけど、余談がいつもの司馬節なので司馬作品を読んでいるんだと妙な安心感。強い自信と顕示欲を持った主人公とか、橘逸勢というクセ強の脇役とか何だかんだで司馬作品だった。
が「ナイス!」と言っています。
みこ
ナチの象徴ともいえるSSについてドイツの史学者がまとめた一冊。絶対的な権力を背景に暴走したイメージがあったが、割と初期から暴力的な面が見られた。ユダヤ人排斥や純血主義を掲げているのに勢力拡大のために入隊基準が徐々になし崩しになるなど矛盾というよりも野望のための暴力装置という印象が固まる。ヒトラーの私兵ではないがそれでも一部の上層部が多くの人を動かし、さらに多くの人を死に至らしめた人類の狂気を忘れてはいけない。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/10/31(3892日経過)
記録初日
2013/11/02(3890日経過)
読んだ本
919冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
288695ページ(1日平均74ページ)
感想・レビュー
806件(投稿率87.7%)
本棚
21棚
性別
血液型
B型
職業
専門職
現住所
千葉県
自己紹介

好きな作家(レジェンド部門)夏目漱石、三島由紀夫、司馬遼太郎、井上ひさし
現役部門・新作はほぼ必ず買う人:平野啓一郎、伊坂幸太郎
気にしてみる人:東野圭吾、原田マハ(刊行ペースが速めで追いつけない)
取りあえず手に取ってみる人:朝井リョウ、辻村深月、池井戸潤
上位待機組:伊岡瞬、門井慶喜、米澤穂信、塔山郁、久坂部羊

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