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2025年1月の読書メーターまとめ

みこ
読んだ本
7
読んだページ
2628ページ
感想・レビュー
7
ナイス
486ナイス

2025年1月に読んだ本
7

2025年1月のお気に入られ登録
1

  • テリー

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

みこ
噂に違わぬ面白さであった。戦争に対する著者の思想的なものや説教臭さがなくエンタメとして書かれているので読みやすい。家族や村人がドイツ兵に殺される第一章は鬼滅の刃の第一話のようだし、個性豊かな同級生と共に狙撃兵として成長していく第二章は朝ドラではお決まりの展開だし。終盤でタイトルを回収するシーンは切なさが広がる。著者は本書の重版と現実の戦争に複雑な思いを重ねたようだが、むしろ翻訳されて世界中の人に読んでもらいたい。実写化は厳しいがアニメ化ならどうにかなるかも。
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2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

みこ

2024年11月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2415ページ ナイス数:488ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/404353/summary/monthly/2024/11

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2025年1月の感想・レビュー一覧
7

みこ
元が「通販生活」の連載ということで、あくまでモノにフォーカスを当て、「怖い」要素はさほどなし。むしろ絵画を通じて当時のモノの扱いなどを知るための一冊といったところか。傘の歴史を知るとむしろ日本人の製造技術が西洋を上回っていたのかと感心させられる。それでも誰も映っていない鏡とか、中野本のレギュラーキャラとも言えるユーディトとかちょくちょく怖いものが挿入されているのはご愛嬌。
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みこ
噂に違わぬ面白さであった。戦争に対する著者の思想的なものや説教臭さがなくエンタメとして書かれているので読みやすい。家族や村人がドイツ兵に殺される第一章は鬼滅の刃の第一話のようだし、個性豊かな同級生と共に狙撃兵として成長していく第二章は朝ドラではお決まりの展開だし。終盤でタイトルを回収するシーンは切なさが広がる。著者は本書の重版と現実の戦争に複雑な思いを重ねたようだが、むしろ翻訳されて世界中の人に読んでもらいたい。実写化は厳しいがアニメ化ならどうにかなるかも。
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みこ
いや、タイトルがすでにミスリード。秀吉VS家康の印象が強い小牧・長久手の戦いだが実際にはまだ清州会議後の織田体制が続いており、織田政権下における信雄VS秀吉というのが実際のところ。ただ、西は毛利あたりから東は北条・上杉あたりまでを巻き込んでおり、関が原並みのスケールで天下分け目というのは本質を突いている。この合戦を持って秀吉が天下人となったという認識でよさそう。相手が悪かっただけでそれなりに頑張っていた信雄の評価はちょっとだけ上がったかも。逆に晩節を汚した滝川一益の評価が下がってしまった。
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みこ
心の暗闇にさまよう人たちが一匹の犬と出会うことで次々とすくわれていく。そして、その犬はある目的のために南へと足を進める。絶賛されるのも納得の作品だが個人的には評価に困るものとなった。恐らく原因は藤崎翔氏の「お梅は呪いたい」とフォーマットがほぼ同じであるからだろう。お梅よりこっちの方が文学賞に値するのもよく分かる。分かるのだがそれでも笑いと感動と伏線を見事に調和したお梅の方が好みなせいであまりのめり込めなかった。あれだけ引っ張った多聞の目的が最終章でほぼ説明台詞で語られるのもちょっとねえ・・・
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みこ
精神科医である著者が金閣寺放火犯と三島由紀夫を精神分析。時間を起こした犯人を分析することはよくあることだが、それを小説化した作家まで分析という点が珍しい。本来陽の気質である三島の抱えていたコンプレックスとナルシズムからの脱却が陰の気質であったであろう放火犯・林養賢のナルシズムと邂逅したことで戦後文学屈指の名作が産まれることになる。しかし、筋肉ってそんなに人の心の鎧となり得るものなのか?
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みこ
謎の観戦病が蔓延する中、独裁政権が誕生し、感染者が隔離され、感染者同士での闘技が開催されるというディストピア小説。澱んだ世界観のなかで主人公である冬芽の純粋さが闇夜の月のようにまぶしく光る。他収録の二編は胡蝶の夢っぽかったり異世界転生っぽい作品。緻密な文章表現に引き込まれ作品を堪能できた。
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みこ
荒木氏による漫画政策の解説第二弾。悪役を前面に出しているが、泉京香のように主人公を窮地に追いやる、つまり話を前に進めるために必要な存在を悪役と定義することで、漫画そのものの作り方を解説しているわけだ。一部ディオは吐き気を催す邪悪であると同時にジョナサンを成長させてくれる役割も背負っていたし納得しかない。しかし、漫画に対するポリシーや社会的責任が露伴の劇中の発言みたいだ。本当に本人を投影したキャラなんだな。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/10/31(4127日経過)
記録初日
2013/11/02(4125日経過)
読んだ本
976冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
307867ページ(1日平均74ページ)
感想・レビュー
863件(投稿率88.4%)
本棚
21棚
性別
血液型
B型
職業
専門職
現住所
千葉県
自己紹介

好きな作家(レジェンド部門)夏目漱石、三島由紀夫、司馬遼太郎、井上ひさし
現役部門・新作はほぼ必ず買う人:平野啓一郎、伊坂幸太郎
気にしてみる人:東野圭吾、原田マハ(刊行ペースが速めで追いつけない)
取りあえず手に取ってみる人:朝井リョウ、辻村深月、池井戸潤
上位待機組:伊岡瞬、門井慶喜、米澤穂信、塔山郁、久坂部羊

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