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二部構成で語られる物語。前半の物語で引っ掛かったところや伏線を、上手く後半で回収したつくりは上手く作れているな～と思いましたし、私の年代ならカルト教団こわさや、被害者の悲惨さを毎日阿保のように見せつけられていたので、イメージのしやすさもあって、引き込まれながら読んでいきました。でもとんでも感はありますね～そこが違えばもっとよかったのに。

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今回も趣向変えての物語・・・でもしっかりゴブリンは出てきますけどね（笑）面白かったですが、盛り上がりまでに時間がかかり、そしてそれぞれの内面のお話、ちょっと爽快感みたいのが無かったかな？でも次は砂漠の冒険譚らしいのでそこも楽しみです。

ゴブリンスレイヤー10 (GA文庫)蝸牛くも

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あらすじ・内容

ナイス ★5

コメント(0)2021/10/23

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シリーズ４作目、今回はある犯罪予告から始まる５つの不審死と思える案件を、まぁ強引に隠れた真相を暴いていきます。シリーズも重なることに栂野先生と古手川刑事とのチームワークも良くなりテンポよく物語を楽しむことができました。ただ最後は急ぎ過ぎかなと思いましたが、まぁ構成上仕方ないのかな？

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薄く父の田舎との親戚関係があるので、なんとなく田舎の因習や閉鎖感がわかり、読んでいて嫌になってきました。まぁ田舎の人にとってはこの物語のように理由あってのことなんでしょうけどね・・・物語はその因習に諍う主人公と東京からやってきた家族、読んでいてどんな結末になるのか気になり、田舎の因習に憤りながらまぁ面白く読みました。

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収録の１話・２話はさほど怖くない、でもページは半分くらい来ましたよ！最後の３話目はガツンとした怖さが・・・怪異の怖さはゾクリとくるものがありましたが、原因となる過去の事件や、こうあるでべきという押しつけ、結構イラッとくることがありました。それを救うのがあの二人の青春ですね～リレーの結果は如何に？次の巻も楽しみです。

ホーンテッド・キャンパス最後の七不思議 (角川ホラー文庫)櫛木理宇

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あらすじ・内容

ナイス ★12

コメント(0)2021/09/20

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最初の話は怖かったですね～心霊スポットの怪異でも・・・櫛木さん特有のやはり人間の方が怖いというのと心霊の怖さが良い感じに交わった物語でしたし、三話目のブラックなバイトと昔の女工さんの話、本当に人間は業が深いですね～それにしても歯の浮きそうなラブコメパート、怖さとむず痒さを味わえた一冊でした。

ホーンテッド・キャンパス夜を視る、星を撒く (角川ホラー文庫)櫛木理宇

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あらすじ・内容

ナイス ★8

コメント(0)2021/08/28

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小学生夏休みの課題図書のような作品。朱川さんの毒気無し、児童書全開の物語でした。でも意外と楽しく読めるのですよ大人でも、友達との別れが不安になるところなんかは、遠い昔そんな絶望に似た思いだったな～とか・・・でも今はね～別れに慣れてしまったのか鈍感な大人になってしまった。舞台は現代だけど、なにか懐かしさに触れらることができました。

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出だしの姉妹の物語から犬養刑事へ、これがどんな事件になり、どんな繋がりを見せるのか楽しみながら読みました。また民間医療と最先端医療と考えさせられる内容に、こと事件が起きてからの加速は面白かったですが、この頃の作者の特徴でしょうか終末に一気に片付ける感がなんか気にいらなかったかな？でも面白かったことには変わりませんが・・・