14年ぶりの再読！当時はダブって買った本/借りた本をなくすための記録としてのみ読書メーターを利用していた気がする。初読の際、なにを思ったのか、記録しておけばよかったなあ。ほとんど記憶が残っていない再読であったので、十分に楽しめた。人を殺してしまった方々の結末の暗示はなんとも言えない感情がわいた。メインキャラといってよい二人の次なる物語を望む。

再読ついでに登録。読んでも登録していない本が多い。まだ記憶がおぼろげに残っていて、当時この結末にあっけにとられたことを覚えてる。さらに自分の頭の固さや思い込みが強いなとも。再読してもやはり同じように感じたので、一度形作られた思考の型を壊して頭を柔らかくしていきたい。シリーズの続きを読みたかったけれど、山本さんは惜しくも2024年春に永眠された。残念です。

再読ついでに登録。高い語学力と世界のヤバいところへ入り込む高野さん＆中世日本史専門の清水さんの幅広い知識がお互いの選んだ選書を読み込んで対談する本。現代の世界の辺境と中世日本、選書の世界との繋がり、発見と驚きの連続となって楽しい。

すごいものを読んだ、という第一感。英訳された源氏物語を、らせん訳し直した一連の過程をまとめたもの。冒頭からぶっとんだらせん訳を見せられて興味がつきませんでした。英訳したアーサー・ウェイリー、そしてらせん訳した著者姉妹の深くて幅広い知識に感心しました。なぜ源氏物語が世界文学たり得たのかがわかるよい時間でした。

読んでる最中、読んだ直後は感心したんだが。思い返すとうーん。いや感心したんですけどね。

14年ぶりの再読！当時はダブって買った本/借りた本をなくすための記録としてのみ読書メーターを利用していた気がする。初読の際、なにを思ったのか、記録しておけばよかったなあ。ほとんど記憶が残っていない再読であったので、十分に楽しめた。人を殺してしまった方々の結末の暗示はなんとも言えない感情がわいた。メインキャラといってよい二人の次なる物語を望む。

久しぶりにオーリエラントの世界を堪能した。人と魔道師と神が織りなす物語はどれもよかった。このシリーズは末永く続いてほしい。最初に『夜の写本師』を読んでからだいぶ時が経ったので一から読み直すのもよいかもしれない。年表と地図を手元において。