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4月の読書メーターまとめ

Takako
読んだ本
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感想・レビュー
14
ナイス
201ナイス

4月に読んだ本
26

4月のトップ感想・レビュー!

Takako
江戸の袋物屋・三島屋の姪、おちかが聞き手となる百物語第4弾。今回も、背筋が凍る話から心温まる話まで勢揃いする中、人間というものの描き方の奥行の深さに唸らされるばかりでした。新たな登場人物・貸本屋の勘一が言った「生身の人の語りは、血が通って面白うございます。ですが、生ものだけに、時にはあたる。読み物というものは、生身の人からはもう離れておりますから、枯れております。気散じにはうってつけの上に、読み物を通して知識が増えれば、肝っ玉が強くなります」に思わず膝を打ちました。まさしく、本書もそういう読み物なのです。
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4月の感想・レビュー一覧
14

Takako
完結編。彼が抱えていた秘密。彼女が叫んだ嘘。そして中学生たちが辿り着いた真実に、総毛立つような、震えるような高揚感で読み終えました。20年後を描いた書き下ろしの結末に、なんと救われることか(杉村三郎も登場して嬉しいばかり)。どんどん読み進めたいけど読み終わりたくないという、幸せな読書でした。本当に、素晴らしかった。
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Takako
いよいよ始まった「学校内裁判」。証人たちの思惑とそれぞれが抱く真実が、少しずつ事件の形を炙り出していく。柏木卓也はなぜ死んだのか。そして、神原和彦が抱える秘密とは。ゆらゆらと形を見せ始める真相に、涼子や野田と同じく心のどこかで怖さを感じてしまいます。結末を見たいような、まだ見たくないような。良書を読む際の幸せなジレンマを感じつつ、怒涛の最終巻へ向かいます。
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Takako
ネタバレ精霊の守り人シリーズ完結巻。タルシュ帝国と北の同盟国の戦いと、異界の季節が変わったことによる異変と、問題が吹き上がるように押し寄せて一気に完結へと向かいます。チャグムが、バルサが、己ができうる限りのことを壮絶な意志を持って為す姿に、ただただ息を詰めて読み続けました。血と泥と涙の行く末に、柔らかく優しいぬくもりと真夏の光のような笑みがあったことに胸が温かくなりました。10代の少年と30代の大人の女性が主人公という異色の児童文学。緻密に作られた壮大なファンタジーの世界の中、長く共に冒険をしたような読後感です。
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Takako
演出家・萩原朔美さんのエッセイ集です。たくさんのエッセイが収められており、派手ではなくてもひとつひとつが滋味深いです。自分を取り巻く世界から受ける感覚の、はっとするような色鮮やかな違い。性別を感じさせない(最初女性だと思っていました)、柔らかな感性。子供の中に潜む大人の部分ではなく、大人の中に残る野放図なままの子供の部分を大切にしたくなる、そんなエッセイ集でした。
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Takako
実の親に多大なる傷を負わされた子供たちが大人になり、苦しみながらも懸命に生きる姿が描かれた本作。虐待の描写と病んだ子供たちの姿が淡々と事実を追うように書かれており、痛ましさになかなか読み進めることができませんでした。子供を虐待する親もその親から虐待を受け…という負の連鎖が描かれているのと同時に、壮絶な人生の中で光を見出し生きる人の姿に救いを見ました。自分の生を受け入れ認めてくれる人の存在と、自分も誰かの力になれるという自信。支え合える人がいることの希望。生々しく人間が描かれた重厚な作品でした。
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Takako
「学校内裁判」へ向けて着々と準備を進める中学生たち。事件を辿る過程で、彼ら一人一人の性格と、それぞれが背負うものが、丁寧に描写される。そうだ、あの大出俊次も三宅樹理も、まだ、中学生なのだ。神原和彦少年が抱える謎をパンドラの箱のように感じつつ、次巻へ。宮部みゆきさんの現代ミステリーの最終章にはいつもあっと驚かされるばかりなので、否が応でも期待が高まっていきます。
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Takako
それぞれの神様についての言い伝えが、巧みに話として練り上げられていて、とても楽しく読めます。ほっこりしたり、じんわりしたり。御用人として、人として成長していく良彦の姿も垣間見られ、先が楽しみです。御用人を拒絶した青年の話がちらりと。次巻以降話が動いていきそうです。
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Takako
江戸の袋物屋・三島屋の姪、おちかが聞き手となる百物語第4弾。今回も、背筋が凍る話から心温まる話まで勢揃いする中、人間というものの描き方の奥行の深さに唸らされるばかりでした。新たな登場人物・貸本屋の勘一が言った「生身の人の語りは、血が通って面白うございます。ですが、生ものだけに、時にはあたる。読み物というものは、生身の人からはもう離れておりますから、枯れております。気散じにはうってつけの上に、読み物を通して知識が増えれば、肝っ玉が強くなります」に思わず膝を打ちました。まさしく、本書もそういう読み物なのです。
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Takako
人から祀られることが減り、力を失った神様の御用を聞く「神様の御用人」第2弾。なし崩し的に御用人となった24歳のフリーター・良彦は、今回も相棒(?)の狐神・黄金と共に人間くさい神様たちの御用を聞いて回ります。神様が見えるという特殊な力を持つことで、孤独を抱えていた美少女も登場します。形式美と思いつつ、不器用でも懸命に頑張る少女はやっぱり可愛いのです。言葉にする望みと、心にある本当の望みは、少し違う。自分の、大切な人の、本当の願いは何なのか、耳を傾けることが一番大事。そんなことを感じた2巻でした。
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Takako
12星座の男女それぞれの恋の短編を角田光代さんが、各星座の男性の見極め方、各星座の女性へのアドバイスを鏡リュウジさんが書かれています(男性にはやや辛辣かも?)あの人にこの人に、思い当たる節があったりなかったり。短編はそれぞれの性質ゆえにじたばたしている話も多く、なんだか親しみが湧きました。恋愛は感情を揺さぶるから、その人の凸凹をくっきりと浮かび上がらせます。欠けたり飛び出したり、光ったり陰ったりとくるくる反転しながら、人は人と関わり合っていくのでしょう。装丁も美しく、素敵なものがたくさん詰まった本でした。
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Takako
タルシュ帝国の脅威に抵抗するためにロタ王国へ侵入したチャグム。そのチャグムを見つけ守るよう託されたバルサ。草兵として戦地へ送られたタンダ。運命の渦に巻き込まれるように展開する彼らの行く末には何が待っているのか。ようやくのチャグムとバルサの再会シーンには鳥肌が立ちました。いざ第2部へ。
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Takako
待望の夜廻り猫第2巻です。今宵も遠藤平蔵(猫)は片目の子猫・重郎と共に、ひとり泣く人がいないか夜廻りを続けるのです。誰にも振り向かれない心の哀しみや痛み、涙に寄り添う猫たち。誰もが抱える傷の上に、そっと優しく降り注ぐようなお話の数々です。
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Takako
藤野涼子が発起人となり、柏木卓也の死の真相について「学校内裁判」の準備が始まる。新たな登場人物たちも飛び出し、中学3年の生徒たちの目覚ましい動きから目が離せない。幾重にも絡んだ思惑と人間模様をほどいた先に何が見えるのか。吸い寄せられるように次巻へ。
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Takako
いよいよ南の大国タルシュ帝国の脅威が迫り来る中、皇太子チャグムと帝の仲に決定的な亀裂が入る。次々とチャグムを襲う過酷な運命の波に、読んでいて胸が苦しくなりました。葛藤を抱えながらも立ち上がり向かっていくチャグムの背中に、幾人もの人たちが祈ったように、チャグムの行く末に光差す道が開けるよう固唾を呑んで見守るしかありません。次はクライマックスの三部作です。ハラハラしながら進みます。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/12/08(1270日経過)
記録初日
2013/12/08(1270日経過)
読んだ本
539冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
137185ページ(1日平均108ページ)
感想・レビュー
362件(投稿率67.2%)
本棚
0棚
性別
年齢
36歳
職業
自営業
外部サイト
自己紹介

自分の中だけで終わる読書という行為ですが、それを人と共有したくて読書メーターを始めました。
忘備録にも使っています。
心を打つ感想に出会えるのもここの素晴らしいところですね。

気になった本はジャンル問わず雑食に読んでいます。