410ページあったが、思いのほかサクサク読めた。 父親を殺された中3の陸真くん、頼もしい親友の純也くん、特殊能力を持つ円華、脇坂刑事… 闇カジノの場面は、情景を想像しつつ引き込まれ、ドキドキが止まらなかった。 今やそこいらじゅうにある防犯カメラは、監視カメラであるわけで、AI、DNA、ゲノムモンタージュ、顔認証、IDナンバーカード…恐ろしい世の中がすぐそこに、待ち受けているのだなぁ。 数理学研究所、ギフテッド、エクスチェッドにも興味深いものがある。

410ページあったが、思いのほかサクサク読めた。 父親を殺された中3の陸真くん、頼もしい親友の純也くん、特殊能力を持つ円華、脇坂刑事… 闇カジノの場面は、情景を想像しつつ引き込まれ、ドキドキが止まらなかった。 今やそこいらじゅうにある防犯カメラは、監視カメラであるわけで、AI、DNA、ゲノムモンタージュ、顔認証、IDナンバーカード…恐ろしい世の中がすぐそこに、待ち受けているのだなぁ。 数理学研究所、ギフテッド、エクスチェッドにも興味深いものがある。

城山真一作品6冊目、読了。 オウム真理教が関わった世の中を震撼させた事件がモチーフになっていて、冒頭から引き込まれる。 楽器店を経営する青井圭一、雑誌記者の妻の沙月、警視庁公安部の斉賀…圭一の叔父 友康、圭一の父親の修、清野、キム、加藤… 圭一の病気がなかったら、修がこんなにも人生を狂わされることはなかったことを考えると、なんとも言えない気持ちになる。