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2023年11月の読書メーターまとめ

大泉
読んだ本
8
読んだページ
3479ページ
感想・レビュー
8
ナイス
89ナイス

2023年11月に読んだ本
8

2023年11月のお気に入られ登録
1

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2023年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

大泉
都内の公園から見つかった女性の右腕。発見者の少年、孫が失踪してしまった老人、行方不明の女性を題材にしようとする女ルポライター、そして犯人を追う警官…。それぞれの視点を違和感なくザッピングさせ、かつそれぞれの語り手にかかわるディテールを積み上げていく手際、お見事です。長さに見合った世界が構築されていく感覚があって、夢中で読みました。
が「ナイス!」と言っています。

2023年11月の感想・レビュー一覧
8

大泉
『群像』掲載のエッセイの書籍化。大学で教鞭を取る教育者としての目線がしばしば感じられるあたりはおもしろく読む。タイトルはベンヤミンへのオマージュだが、そうした詩情を感じさせる叙述はやや感傷的にも感じられ、しかし歴史学者の仕事と安易な「感動」とに線を引く、そのあたりのバランス感覚はかなり綱渡りだとも思う。
が「ナイス!」と言っています。
大泉
『Vジャンプ』創刊以来、同誌をささえ続ける名コラムの書籍化。わたくし読んでいたのは小学校高学年とかの数年間だったけれど、えのきど氏のコラムがいちばん楽しみでした。ゲームに関係ない話題、そして小学生にはわかりようもない世界の一端に触れられたことがたぶんよかったんだと思う。個人的な知り合いへの弔辞とか、ツクダの倒産の話とか…。しかし文字組みが読みにくくて残念!
が「ナイス!」と言っています。
大泉
いよいよ自身も舞台の上に立ち、大立ち回りを演じ始めるピース。その空疎さが次第に登場人物たちに勘付かれはじめるなかでクライマックスの生放送。これまでも示唆されてきた幼稚さが露わになりタイトルの含意も明らかになるラストはおもしろく読んだが、悪の手触りとしてはやや食い足りないというか、5巻も読ませるのだからもっと大きな絵を見てみたかったという気もやはりするのだが…いや、おもしろかった!
が「ナイス!」と言っています。
大泉
事件の裏で糸を引いてきたピースがついに読者にその名を晒す。加害者の家族として責め苛まれる女の辛さをこれでもかとこちらに伝える描写に迫力がある。夢中になって読みました。次巻への引きもお見事!
が「ナイス!」と言っています。
大泉
新興宗教の元信者によるエリートサラリーマン刺殺事件。洗脳されまともに情報を引き出すことのできない犯人に対して、和歌山に隠棲する精神科医を引き合わせ、洗脳の解除を試みるのだが…。官僚コンビが国家規模の陰謀と、あるいは謎めいた犯罪者と立ち向かうポリティカルサスペンス。新興宗教、そして首相暗殺というセンセーショナルな題材は意図せず時宜を得たかたちになったか。大変おもしろく読みました。
が「ナイス!」と言っています。
大泉
この3巻の結部で決定的な事態が起こり、第1巻のラストの時間軸へと合流する。見下していた人間に真実を見抜かれてしまった幼い犯罪者たち。
が「ナイス!」と言っています。
大泉
2巻では視点が大きく転換し、バラバラ殺人事件の犯人たちが視点人物となりお話が進行する。この犯人の身勝手、自己中心的としかいいようのないパーソナリティに胸が悪くなる!
が「ナイス!」と言っています。
大泉
都内の公園から見つかった女性の右腕。発見者の少年、孫が失踪してしまった老人、行方不明の女性を題材にしようとする女ルポライター、そして犯人を追う警官…。それぞれの視点を違和感なくザッピングさせ、かつそれぞれの語り手にかかわるディテールを積み上げていく手際、お見事です。長さに見合った世界が構築されていく感覚があって、夢中で読みました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/12/24(3793日経過)
記録初日
2013/11/07(3840日経過)
読んだ本
2145冊(1日平均0.56冊)
読んだページ
644510ページ(1日平均167ページ)
感想・レビュー
2135件(投稿率99.5%)
本棚
2棚
性別
職業
大学生
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