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1月の読書メーターまとめ

ねりま
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139ナイス

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  • yutaro13

1月のトップ感想・レビュー!

ねりま
2010〜11年ごろに行われたざっくばらんな対談。おお、クラシック音楽はこういう風に聴くのか、というか、こういう風に言語によって構造化するのか、というのがわかった気になりました。
が「ナイス!」と言っています。

1月の感想・レビュー一覧
13

ねりま
序盤はインテリとそのパトロンのあれやこれやが繰り返され、興味を持続させるのに難儀したのだが、中盤以降、腹に一物抱えた青年たちの饒舌が繰り広げられ始めると物語が無法にドライヴしてきて一気に読みました。登場人物たちの確固とした、それ自体で自立した人格を彫琢してしまう語りの強烈さ。
が「ナイス!」と言っています。
ねりま
秀吉の刀狩りは、巷間に流布しているような「民衆の武装解除」のための施策ではなく、むしろ身分の固定化にこそ意義があったとして、「素手の民衆」から「武器を封印した民衆」へと民衆像を読み替えた画期的著作。本書の見立ては既に中学の歴史教科書にも取り入れられているが、それが一般的な歴史認識として浸透しているかは微妙。それは本書の叙述の繊細かつ微細なニュアンスがなかなか伝わりにくいことに原因があるのかもと思うけれど、本書はもっと読まれるべき本だと思います。
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ねりま
澁澤龍彦の文章のなかの短く印象的なセクションをより集めたアンソロジー。短文の寄せ集めにもかかわらず、澁澤龍彦的なるもののぼんやりとした像が結ばれるのは、さすがというべきですわね。
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ねりま
地球上のネットワークの栄枯盛衰を通して世界の歴史を眺める通史。記述は教科書的で極めて禁欲的だが、それは本書の美点だろう。通読して歴史のなかの人的物的交流の在りようを長いスパンで把握するのに使えるのは勿論のこと、一部分をレファレンスして使うのにも便利。本書に記載されている内容自体は高校世界史教科書記載のものであるにも関わらず、こうして整理して提示することで得難い価値を得ているのだから、これはまさしく編集という営為の勝利だろうと思います。
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ねりま
県境をめぐる旅行エッセイ。なんかインターネットで読んだ気がするなあと思っていたらデイリーポータルZの連載が元になっていて、中公新書もこういうライトな文章書きを引っ張ってくる時代!となりました。
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ねりま
中学生向けの講義をまとめたシリーズの2本目。前作はそれぞれ反知性主義批判みたいなトーンで一貫していて、そのなかでひどい玉石混交だったのだけど、今回は著者の専門分野へのイントロダクションという色調が強くてだいぶ色が違うなあと思っていたら、初出は別にあると巻末で知りああなるほどと腑に落ちました。
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ねりま
歴史の教科書では江戸幕府の三大改革とされる、享保の改革、寛政の改革、天保の改革。著者はその性格の違いを鑑み、幕藩体制の危機への対応としての改革は寛政・天保であるとして、二大改革とするのが適当であるとする。三大改革をめぐる研究史や言説が整理されていて、コンパクトなよい本だと思います。
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ねりま
民衆の衣料が麻から木綿へと転換したことによる感性の変革を描いた、柳田國男『木綿以前のこと』。著者は柳田の図式に、社会経済史的な内実を見事に付与し、16世紀ごろに木綿が国内生産されるようになったことによる麻から木綿への転換によって、農民が市場経済に参入し、近世的な市場経済が成立したとする。麻の中世から木綿の近世、そして農民の栄光を圧殺した近代資本主義、という見立ては明快なのだが、本書の凄みは膨大な史料を集め古代以来の木綿の歴史を跡付けたことであり、このことが本書を図式は古びたとしても価値ある名著にしている。
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ねりま
2010〜11年ごろに行われたざっくばらんな対談。おお、クラシック音楽はこういう風に聴くのか、というか、こういう風に言語によって構造化するのか、というのがわかった気になりました。
が「ナイス!」と言っています。
ねりま
「新自由主義」とは、その批判者によって貼り付けられたラベルだとしつつ、そうした潮流が影響力を持った要因を経済学史を参照しつつ跡づける。マルクス主義と、その批判としての産業社会論、という冷戦下の構図のなかで、冷戦終結によって一気に説得性を失った産業社会論の空白を、それらと違って社会のトータルな把握を目指さない、ぼんやりとしたアンチ福祉国家および小さな政府志向の思潮が埋めた、というのが大きな見立てだろうか。近年の著書の位置付けをラストで整理してくれる自著解題的なパートが便利です。
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ねりま
発行は2010年。『となりのトトロ』から『けいおん!』まで、扱う作品は幅広い。各作品に割かれるのは1〜2頁なので、やはり情報量は限られる。その点、既にウェブサイトの後塵を拝している(おそらく発行された時点ですら)とはいえるが、それらのサイトがいつまであるか分からん以上、こうして書籍の形になっているのは意味があるのかも。
が「ナイス!」と言っています。
ねりま
現代の分析哲学で武装したソクラテスを主役にした対話篇5編を所収。特に面白く読んだのが、「おいしいワインとは何か?」という問いが議論される「アガトン」。著者解題でも美学的な領域に接近しているとあるが、例えば「名作」とは何か、という問いなんかを考える手がかりになるよな、と思いました。
良さん
2019/01/05 20:01

ねりまさん、ありがとうございます。この混迷の時代は、やはり一人ひとりが考えること=哲学することが大切だと思います。

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ねりま
上野千鶴子をインタビュアーに、堤清二=辻井喬がセゾングループの栄枯盛衰を語る。特に面白く読んだのがバブル崩壊後の敗戦処理まわりの話で、自身の失敗(という言い方は適当でないかもしれないが)をここまで冷静な目で眺められるのかと驚く。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/12/24(1887日経過)
記録初日
2013/11/07(1934日経過)
読んだ本
1464冊(1日平均0.76冊)
読んだページ
426905ページ(1日平均220ページ)
感想・レビュー
1454件(投稿率99.3%)
本棚
2棚
職業
大学生
外部サイト
URL/ブログ
http://amberfeb.hatenablog.com
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