読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

shoko.m
読んだ本
14
読んだページ
1223ページ
感想・レビュー
14
ナイス
79ナイス

2024年3月に読んだ本
14

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

shoko.m
2014年にロンドンで起きた占拠事件をモデルに書かれた小説とのことだが、これと似たようなことは実は我が国でも起こっていたのだと知る。経済優先の資本主義の国々で、こぼれ落ちていく人たちが年々増え、ひずみが出てきているように思える今、政治もわたしたちも少しずつ方法や価値観、考え方、生き方を変えていく必要があるように思えてならない。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
14

shoko.m
クリスマスの準備のため、小さなフクロウが住んでいた森のモミの木が切り倒され、ロックフェラーセンターに運ばれた。木の中にいたフクロウが見つかり、保護されて……実際にあった出来事をもとにした絵本。フクロウや動物たちにはクリスマスがなんだかわからないのだけれど、フクロウの持った「クリスマスは、だれかにやさしくすること?」というのは欧米の考え方だなあと感じた。巻末に情報や写真もあった。クリスマスの時期の読み聞かせなどによさそう。巻末に写真や解説あり。
が「ナイス!」と言っています。
shoko.m
早起きが苦手なクマは、朝はねぼうしてバスに乗り遅れて遅刻、授業にも出られないし、時計がよめないから時間割もまちがえて、給食も食べられない。夜の8時になってもクマが帰ってこないので、パパはクマに時計の読み方を特訓するこにした……。時計の読み方のお話、ではなくて、時間ってこんなものだよというお話。時計が読めてスケジュールをたてられるようになったクマの張り切る気持ちもよくわかる。好みだなあと思ったイラストとユーモアは、そうか『365まいにちペンギン』のコンビだったのね。
が「ナイス!」と言っています。
shoko.m
家の前に捨てられたゴミの山。「どうってことないから、気にしないで」みんなはそういうけれど、少年にはへんだと思える。大人たちにいい含められても、少年はやってみなくちゃわからないと少しずつ行動する。ほんのちょっぴりの希望がやがて……。心が乾いてしまった大人にはストレートすぎるほどまっすぐなメッセージが、クリスチャン・ロビンソンの絵で少し緩和されている。ひとつひとつ、少しずつ、こうやって光が見える未来を作っていけますように。
が「ナイス!」と言っています。
shoko.m
わたしは地下鉄ですということで、地下鉄目線で描かれているのがなんだか新鮮。乗りこんでくるお客さんたちを温かな目で見守っている地下鉄の一日。たくさんのお客さんたちにはそれぞれの暮らしや事情があることが描かれているもいいなあ。やさしいタッチのイラストが好み。
が「ナイス!」と言っています。
shoko.m
かあさんねことめぐる、13作をにゃんこに置きかえた名画の旅。これはあれだな!とわかるものもあれば、知らないものもあった。巻末に作品・画家情報もついているので興味のある人は後で実物や情報を見てみるのもよし。絵画とにゃんこ好きな方は、きっとお好きなハズ。(イラストを描いたニャンソンイのお名前が、本名かどうかがとても気になる~)
が「ナイス!」と言っています。
shoko.m
まほうの石の森のような公園の中にある、ピンクの家から出てきたガウディさんは、モザイクのついたドラゴンに声をかけて一日をはじめる。考え事をしながら、ガウディさんが、カサ・ミラ、サグラダ・ファミリア、グエル邸、グエル公園(庭園式住宅!)などをめぐっていくというお話。ちょいちょい物思いにふけりすぎて周りが見えなくなる様が、彼の最期を暗示していてドキッとする。昔訪れた建造物を思い出し、またバルセロナに行きたくなった。わたしもあのドラゴンは大好き。
が「ナイス!」と言っています。
shoko.m
アフリカ系アメリカ人の親たちは子どもがある程度の年齢になると「してはいけない」ことを教え伝える。このことは、複数の海外YA作品で目にしていたけれど、絵本で見たのは初めてかも。たくさんの「してはいけない」ことを伝えられたジェイの疑問や驚き、気持ちは、そのままわたしたちの気持ちとなる。こんなことを伝えなくてよい世界をめざして、わたしたち大人は努力していかなくてはならないのでは。
が「ナイス!」と言っています。
shoko.m
バスケの元プロ選手の父を持つジョシュによる、詩の形を取った青春の物語。よきライバルでもあるふたごのJBに彼女ができたり、父親の病気がわかったり、悩みながらもバスケの大会では勝ち進んでいく……。バスケ命のジョシュが紡いでいく出来事やバスケに関する用語などなどから、葛藤や想いが伝わってくる。大きな出来事もいくつか起こるがラストはさわやか。日本ではなかなかなじみがない詩だが、海外ではかなり盛り上がっていて、ここ数年でよい作品が邦訳出版されている。ラップ流行も含め、このジャンルにも期待大。
が「ナイス!」と言っています。
shoko.m
2014年にロンドンで起きた占拠事件をモデルに書かれた小説とのことだが、これと似たようなことは実は我が国でも起こっていたのだと知る。経済優先の資本主義の国々で、こぼれ落ちていく人たちが年々増え、ひずみが出てきているように思える今、政治もわたしたちも少しずつ方法や価値観、考え方、生き方を変えていく必要があるように思えてならない。
が「ナイス!」と言っています。
shoko.m
『ジョージと秘密のメリッサ』のメリッサが登場するつづきの物語。中学にあがるリックは、親友ジェフの、女子への性的な関心にまつわる会話にまったく共感できない。父親もそろそろ年頃だからとそういった話を持ち掛けてくる。自分は人と違うのかもと思うリックは、さまざまな性のあり方について話し合う〈レインボーズ〉という課外クラブに思い切って参加することにした……。ぼんやりとしていたものが、新しい知識を得たり、いろんな考えを持つ人たちと出会うことでしだいにくっきりと形を取っていく。リックの気づきに晴れやかな気持ちになった。
が「ナイス!」と言っています。
shoko.m
5にんきょうだいのわたしたちは、ケーキだってなんだって5つにわけあいます。冒頭だけみると算数のお話かなと思いましたが、これは家族のお話です。一人っ子ならなんでも独り占めできるけれど、それがいいことだとは限らない。わけあうことで知るくやしさ、さびしさ、うれしさや温かさ、それに、楽しいことだってあるようだ。2人姉妹だったわたしは、幼いころは姉の特権で自分を優先していたけれど、あることがきっかけで妹に先に選ばせるようになったんだよね、なんてことを思い出した。心がぽっとあたたまるようなお話。これはお奨め。
が「ナイス!」と言っています。
shoko.m
映画「ドリーム」でも描かれた数学者キャサリン・ジョンソンの伝記絵本。ここでは、女性や黒人差別のことは大きくは描かれず、キャサリンがどのような軌跡をたどったかということに焦点をあてた物語。キーワードは「わたしにまかせて」最初はお父さんがいってくれた言葉でしたが、NASAに入ったキャサリンは、重要な仕事のたびに「わたしにまかせてください」というのです。好きな数学の道でかがやくキャサリンがかっこいい。数学だって何だって、好きなこととをどんどんやって花開く姿が、読者の女の子たちの希望になればうれしい。
が「ナイス!」と言っています。
shoko.m
ペットがほしくてたまらないアルバート。でも、ママもパパもだめだというばかり。ある日パパが「ほら、あげるよ」とくれたのは、まさかのじゃがいも!? ジャガイモなんてと思っていたのに、なんだかかわいく見えてきてしまい、じゃがいもをかわいがるアルバートをみて、石や雲を飼うお話もあるなあとほかの本が頭に浮かびました。でも、じゃがいもは、そうなるよね……と思ったら、というところが楽しい。イラストもかわいらしく、なかなかユニーク。楽しい絵本です。
shoko.m
山小屋にひっこしてきたマーガレットは、岩のごろごろしているところでユニコーンの群れに出会いました。このときはぐれた赤ちゃんユニコーンを見つけたマーガレットは、おばあちゃんにいろいろ教えてもらって、赤ちゃんユニコーンといっしょに暮らしはじめます。このマーガレットの世界ではユニコーンはめずらしいけれどいて当たり前のようで、だれも驚いたりせず、ふつうに接しています。心が通じ合うふたり(?!)の絆がいいな。マーガレットはじめ、登場人物みんなの服装がかわいくておしゃれ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/05(3768日経過)
記録初日
2014/01/05(3768日経過)
読んだ本
1235冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
138290ページ(1日平均36ページ)
感想・レビュー
1231件(投稿率99.7%)
本棚
0棚
外部サイト
URL/ブログ
https://andapocoapoco.fc2.net/
自己紹介

やまねこ翻訳クラブ会員

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう