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2024年11月の読書メーターまとめ

■■■(伏せ字)
読んだ本
5
読んだページ
2512ページ
感想・レビュー
3
ナイス
14ナイス

2024年11月に読んだ本
5

2024年11月のお気に入られ登録
1

  • Ujiro21

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

■■■(伏せ字)
ネタバレアイデアドリブンでわちゃわちゃしてた前作と比べ、一本筋の通ったストーリーになった。人物造形も人間として描いていく方向に舵を切っており、前作に見られたキャラっぽさ(もっと言えば脇役のNPCっぽさ)は影をひそめている。華屋とのこじれ方が完全に10代男子のやらかし案件で胃が痛くなったw そこから奇跡的解決も何もなく、ただ人生として流れていくのが本書の真骨頂だ。結末、そしてエピローグで壮大な一炊の夢として結実していく様子は出発点からは想像もつかないほど味わい深く、際立って不思議な魅力のある小説だった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
3

■■■(伏せ字)
ネタバレアイデアドリブンでわちゃわちゃしてた前作と比べ、一本筋の通ったストーリーになった。人物造形も人間として描いていく方向に舵を切っており、前作に見られたキャラっぽさ(もっと言えば脇役のNPCっぽさ)は影をひそめている。華屋とのこじれ方が完全に10代男子のやらかし案件で胃が痛くなったw そこから奇跡的解決も何もなく、ただ人生として流れていくのが本書の真骨頂だ。結末、そしてエピローグで壮大な一炊の夢として結実していく様子は出発点からは想像もつかないほど味わい深く、際立って不思議な魅力のある小説だった。
が「ナイス!」と言っています。
■■■(伏せ字)
終わってみれば序盤の印象ほど悪くはなかった。英仏の策謀や歴史的経緯を伏せ、安直に独帝を悪魔化していく筋立ては勧善懲悪エンタメとしては分かりやすいが、戦争の本質、ひいてはホモサピの本質からは外れていくものだろう。一方で、プロット上は散漫になるワラキアやセルビアの挿話では、無常観を強めに打ち出すことで一定の相対化が図られる。著者の価値観に必ずしも賛同はしないし、執筆意図が奈辺にあったかもワイは知らんが、まとまらぬものをまとまらぬまま書き並べてあることには著者の誠実さ的な何かを感じ、却って好感を持ったのだった。
が「ナイス!」と言っています。
■■■(伏せ字)
ネタバレ芝村きゅんはよくよく設計されてるって言うけど、ほんとかなぁ~w フロンティア系なろうで始まったかと思えばサイコスリラーへズレたかと思えばすぐ終わってファーストコンタクトものになりそうでならず(この建付けでマキオ生存は画期的だ)、と、アタマからケツまでものすごい勢いで展開がドリフトし続ける。生物百科事典はどこへ行った! じゃあつまんないかと言えばまったくそんなことはなく、予定調和完全無視の破天荒な展開は、著者の語りを純粋に楽しむにはかえってよかったまであるw
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/09(3997日経過)
記録初日
2013/12/27(4010日経過)
読んだ本
1028冊(1日平均0.26冊)
読んだページ
329862ページ(1日平均82ページ)
感想・レビュー
864件(投稿率84.0%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

読んで来なかった定番モノを今さら履修ブーム 
積みラノベ山が削れねェ…

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