★★★☆☆（3） 「二児童子誘拐」が起こり、未解決事件となった30年後。真相を追求する記者、現実を描写する画家。「事実」の先の霧笛のように響く「事実」がある。終着は、、、。最初、登場人物が多く、メモを取らないと誰だか分からなくなりました。中盤まで読み進めるのに苦労しましたが、後半の余韻は良かったです。2024年本屋大賞3位作品。

★★★☆☆（3） 人気絶頂期のシンガーソングライターの主人公が目を覚ますと、周囲から自分だと認識されず。そんな中、自分の自殺報道を目にする。所属していた芸能事務所でアルバイトをしながら、事件の真相を探っていく。一気読みでした。読み進めていくと、何となく結末が分かり、今後は、どうしていくんだろうなと、、、。第13回『このミステリーがすごい！』大賞・優秀賞受賞。

★★★☆☆（3） 「二児童子誘拐」が起こり、未解決事件となった30年後。真相を追求する記者、現実を描写する画家。「事実」の先の霧笛のように響く「事実」がある。終着は、、、。最初、登場人物が多く、メモを取らないと誰だか分からなくなりました。中盤まで読み進めるのに苦労しましたが、後半の余韻は良かったです。2024年本屋大賞3位作品。

★★☆☆☆（2） 知人のオススメ本で読みました。大人になると、ひらがなの本は、読みづらいです…。

★★★☆☆（3） 会社の付き合いを避けてきた主人公が、社内登山に参加する事に。社内登山グループで登山を続けていると、社内で孤立した職人気質の先輩が、ルートから外れた危険で難易度の高い「バリ山行」をしている事を知る。「バリ」は「バリエーションルート」の事で、整備・舗装された登山道から外れ、藪の中に分け入り、岩場や滝を進む登山のこと。彼に導かれるまま、バリ山行に臨み、山と人生を重ね登山（バリ）をしていく。本は読みやすく、バリについて知れます。 第171回芥川賞受賞作。

★★★☆☆（3） 古本食堂の続編。古本食堂が新装開店しました。70代妹が急逝した兄を継いで、神保町で小さな古書店を営んでいる。親戚の20代女性が右腕。続編は、急逝する前の兄が登場したり、2人の女性の話の展開がみられたり、後半の展開がぽくないなと思ってみたり。

★★★★☆（4） 神保町で小さな古書店を営んでいた大叔父が急逝した。大叔父の妹が上京して、店を継ぐことに。大叔父の元に通っていた大学院生の甥の娘が、大叔母の手伝いをするようになる。この本を読んでいると、話の中で紹介された本を読みたくなります。続編が気になります。

★★★★☆（4） 学校に友達がいない“私”が出会ったのは、手首に傷がある“南さん”、とても格好いい“アバズレさん”、一人暮らしの“おばあちゃん”、そして、尻尾の短い“彼女”だった。「幸せ」とは何か。きっと誰にでもやり直したいことがある。読み終わった後に、もう一度読み直したくなる本です。

★★★★★（5） 蝶の目に映る世界を欲した私は、ある日天啓を受ける。あの美しい少年たちは蝶なのだ。その輝きは、標本になっても色あせることはない。後味が悪く、嫌な気持ちで終わるミステリー作品「イヤミス」。イヤミス女王の圧巻の面白作品です。蝶について知れ、色について考えさせられ、口絵に魅力されます。