★★★☆☆（3） 2度目となる2023年本屋大賞受賞作。 瀬戸内の島で育った高校生の男女。 生きることの自由さと不自由さの中、 心に孤独と欠落を抱えた人達の物語。 最後、そして、プロローグとエピローグが同じ、でも違う、読み終えた後、余韻が残るお話しです。

★★★★☆（4） マンションの屋上庭園の奥にある「縁切り神社」。 そこを訪れる「生きづらさ」を抱えた人たちの物語。 血が繋がっていない義父と娘。 朝になると同じマンションに住む隣人が遊びに来て、一緒にご飯を食べる。 ここには、いろんなものが心に絡んでしまっま人がやってくる。 全５編の連作短編集。 心地よく優しい世界に、続きが気になる話です。

★★★☆☆（3） 2度目となる2023年本屋大賞受賞作。 瀬戸内の島で育った高校生の男女。 生きることの自由さと不自由さの中、 心に孤独と欠落を抱えた人達の物語。 最後、そして、プロローグとエピローグが同じ、でも違う、読み終えた後、余韻が残るお話しです。

★★☆☆☆(2) 原作は、岩井俊ニさん、ノベライズは、乙一さんで、映画の「花とアリス」の続編だそうです。 クラスで起こった「呪い」とは。 乙一さんの世界観はなく、学生向けストーリーです。

★★★☆☆(3) 私には、父親が3人、母親が2人いる。 家族の形態は、17年間で7回も変わった。 でも、全然不幸ではないのだ。 最後が良かったです。 偶然この話を映画で見ていて、話を知ってしまっていたので、面白さが半減してしまったかなと思います。

★★★☆☆(3) 中学2年生の最後の日に「あたし、もうすぐ引っ越すんだ」と友達が言い出した。 たいしたことじゃないけどいちおう話しとくねくらいの口調で。 「これからは、LINEではなく文通したい」と話が進んでいきます。 中・高校生向けの等身大ストーリーです。

★★★☆☆(3) 第16回やまなし文学賞受賞。80過ぎの老人が突然、曾孫を預かる事に。老人と歳の近い女性が2人の元に通いに来る。老いとは何か、死とは何かを問う作品です。山梨弁で話は展開していきますが、読みやすかったです。

★★★☆☆(3) 5人の男女と消えた2000万円が交差する一夜。彼らに何が起こったのか。さらりと読めました。 監督、脚本をつとめたPFFスカラシップ作品。2005年カンヌ国際映画祭で4賞受賞。フランス作家協会賞（脚本賞）、最優秀ヤング批評家賞、最優秀ドイツ批評家賞、鉄道員賞（金のレール賞）。