読んだことない本だと判断して古書店で購入、1-2編を読んでも初読みと思って読んでました、骨片で気が付きました、だって、しゃぶるんだものｗｗ　それ以降の作品はちゃんと記憶に残っていました（笑）愛、恋をテーマにした短編、シリアスなものも、コミカルなものも混ざっていて、ちょっと一貫性に欠けるかな、そんな中で「森を歩く」と「冬の一等星」が割と好き。

幕末から明治の掛けて医師として活動し、晩年に北海道開拓に心血を注いだ「関寛斎」の妻「あい」の物語、お互いを信頼しあい労わりあう姿が素晴らしい、当時の７０歳で尚、新しい試み「北海道開拓」に邁進するのが凄い、願わくば、あいに陸別の地を踏んで欲しかったが、史実だから仕方がないか…

本を手にした時の最初の感想は「ぶ厚い」でした。収録されているのはふしぎ物語3つの中編「賽子と虻」は百神の賭博場に迷い込んでしまった話、「土鍋女房」は土鍋に憑りついてる妖怪？の話、「よって件のごとし」はパラレルワールドと屍鬼の話、どれも良く練られていてなかなか興味深い話、どの話の結末も半端に終わっていて結論が出ていないのは余韻を残すためなのかな。その辺は賛否あるんじゃないかと思うけど、σ(^^)は嫌いではない、次巻も楽しみではあるのだけど、どんどんぶ厚くなっていく印象なので読むのが大変（笑）

ほんのちょっと超常現象、幽霊っぽい３編と超能力っぽい１編、残留思念っぽい１編の５編、どの作品もちょっと笑え、読後はほっこりする話ばかり、内容はホラーなんだけど怖さは全く無い、どれも甲乙つけがたい面白さ、そんな中で特に好きなのは「コロナと潜水服」と「パンダに乗って」かな。 奥田氏、流石です！

読んだことない本だと判断して古書店で購入、1-2編を読んでも初読みと思って読んでました、骨片で気が付きました、だって、しゃぶるんだものｗｗ　それ以降の作品はちゃんと記憶に残っていました（笑）愛、恋をテーマにした短編、シリアスなものも、コミカルなものも混ざっていて、ちょっと一貫性に欠けるかな、そんな中で「森を歩く」と「冬の一等星」が割と好き。