カミーユシリーズとはまた別の緊張感を伴ったヒューマンサスペンス。アントワーヌの不運を思うと、幼少期に感じた些細な失敗や過ちに震えるあの絶望的な感覚が蘇ってくる。秘密が暴かれることに怯えながら過ごす人生とかほとんど刑罰みたいなもん。死ぬまで自由の刑に服すことになる彼が不憫でならない。。またカミーユシリーズが読みたくなってきた。

シリーズ第三弾。足を喰らう女、全く不気味な話だ。結局謎の女Hの真意はわからずじまいだったが、オカルトマニア3人組"オカのじ"の活動を垣間見れたのが興味深かった。足を食べる行為を古今東西の資料や伝承から考察して絞り込んでいく徹底ぶり。Hの居場所を特定するために気象庁データまで引用して考察する気合いの入りようにも思わず頬が緩む。オカのじの活動に迫った話をもっと読んでみたいな。

後輩指導のために、自ら初心に立ち返ろうとデザインを基礎からおさらい中。そういえばロゴデザインを手取り足取り教えられた事がなかったので先ずは本書から手に取る。感覚的にやっている制作プロセスをこうして言語化されるといろいろ気づかさられる。とくにロゴタイプのディティール作り紹介にはそこまでやるか！？と今更ながら感心した。プロの思考の舞台裏まで丁寧に種明かししてくれる良書。勉強になりました。

カミーユシリーズとはまた別の緊張感を伴ったヒューマンサスペンス。アントワーヌの不運を思うと、幼少期に感じた些細な失敗や過ちに震えるあの絶望的な感覚が蘇ってくる。秘密が暴かれることに怯えながら過ごす人生とかほとんど刑罰みたいなもん。死ぬまで自由の刑に服すことになる彼が不憫でならない。。またカミーユシリーズが読みたくなってきた。