筆者の文章は好きでこれまでも読んできたけれど、小説という形だからこそ伝わるものがある。世の中にある理不尽なことや不平等なことに対してしょうがないと冷めた目で見たりあきらめかけそうな時に勇気がもらえる本だと思う。とても良かった。
アレントのマルクス理解の問題は避けて通れないので、これも併せて読むことをおすすめします。https://bookmeter.com/books/12624643
どうもお久しぶりです。たぶん当時の若者文化ワンダーフォーゲルの話かな?と推測します。古い本ですが生松敬三『二十世紀思想渉猟』上山安敏『世紀末ドイツの若者』に少しワンダーフォーゲルの記述があります。良ければ参考に。的外れなお節介失礼しました。私もこの本見てみます。
お久しぶりです。コメント読ませていただき、読み返したらありました!ワンダーフォーゲル(渡り鳥)の名の下に若者たちが行った徒歩旅行と自発的な組織化、これがヒトラー・ユーゲント体制では禁じられていたんですね。それをあえてこの物語の少年たちは実行するんです。体制に同化したくない若者たちにとっての抵抗としてのワンダーフォーゲル、徒歩旅行だったんですね。物語の理解が深まりました。ありがとうございます。とてもおもしろいです。
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どうもお久しぶりです。たぶん当時の若者文化ワンダーフォーゲルの話かな?と推測します。古い本ですが生松敬三『二十世紀思想渉猟』上山安敏『世紀末ドイツの若者』に少しワンダーフォーゲルの記述があります。良ければ参考に。的外れなお節介失礼しました。私もこの本見てみます。
お久しぶりです。コメント読ませていただき、読み返したらありました!ワンダーフォーゲル(渡り鳥)の名の下に若者たちが行った徒歩旅行と自発的な組織化、これがヒトラー・ユーゲント体制では禁じられていたんですね。それをあえてこの物語の少年たちは実行するんです。体制に同化したくない若者たちにとっての抵抗としてのワンダーフォーゲル、徒歩旅行だったんですね。物語の理解が深まりました。ありがとうございます。とてもおもしろいです。