物理的な通信装置、特に国と国とを結ぶ通信を担う物が、想像以上に「危なっかしい」と感じる本だった。 弱点（チョークポイント）となる土地が限定されていたり、ケーブルのもろさだったり、国家・軍事的影響であったり。 しかし、結びにもあるように、そのような状況でも通信を維持し続ける人がおり、そのおかげで日々の暮らしが保たれ、データセンターなど大規模なデータを扱う事業も成長し続けている。 衛星通信が普及したとしても、大部分のデータは結局ケーブルを通じて行き来するのは間違いなく、今後も気にしていきたい。

物理的な通信装置、特に国と国とを結ぶ通信を担う物が、想像以上に「危なっかしい」と感じる本だった。 弱点（チョークポイント）となる土地が限定されていたり、ケーブルのもろさだったり、国家・軍事的影響であったり。 しかし、結びにもあるように、そのような状況でも通信を維持し続ける人がおり、そのおかげで日々の暮らしが保たれ、データセンターなど大規模なデータを扱う事業も成長し続けている。 衛星通信が普及したとしても、大部分のデータは結局ケーブルを通じて行き来するのは間違いなく、今後も気にしていきたい。

双子の話と魚の話、そしてその中で起きる事件。 人間関係は入り組んでるのに事件自体は単純で、それでいて最後まで楽しく読むことができた。 それはそれとして、どうやら10年以上前にも一度読んでいたらしい。 最初から最後まで読んで、あー面白かった読書メーターに感想でも書こうかなと思ったら「再読」の文字が。 ……一度読んだ本を何度でも楽しめる便利な脳だと思いたい。 THANATOS9に向けて動いていらっしゃるとのことなので、(再読も含めて)既刊を読んだ上で、そちらも楽しみにしたいです。