宮様のオックスフォード博士号取得記のエッセイ。宮様視点の面白さとオックスフォード大学での博士号取得の興味深さがかけ算されているところに、宮様の品良く頑張り屋さんな筆致があわさってとても面白い。確か、文庫版が出たときの電車内広告で見かけて、妻に話したら、妻が購入していたのでした。★★★★

とうとう完結。まずはお疲れさま（＞作者にも読者にも）。どこまで風呂敷が広がるのだろうと追いかけてきましたが、シリーズトータルで様々なガジェットやSF的解釈等々、まずまず面白かった。肌色成分が多すぎなのは辟易しましたが…。

「航路」がけっこう好きだったので、妻が「これも読むべし」と貸し付けてくれました。ほぼ現代で、少しだけSF的技術が混ぜられた世界を舞台に、主人公の独白と会話が、それはもううっとおしいくらいに細密に描写されて物語が進んで行きます。「航路」もそうでしたが、それを読ませて物語に引き込むのが、上手いなぁとつくづく思います。分厚い上巻を読み終えても、時間そんなに進んでいない中、主人公を取り巻く世界が一変しているところで下巻へ。★★★⭐︎。

物語の舞台装置はスケールも大きくとんでもなく魅力的なんですが、ストーリーはただ流されていくだけの感があり、少々残念でした。個人的にはIIがいちばん面白かったかな。★★★★。

想定外の敵の登場で風雲急を告げる。それにしても、これまでの動きからすると回りくどいことをしてるんですが、その理由もあれこれとありそうな…。

ようやく読み始めました。殺伐とした宇宙の理。人類社会は三体人に翻弄されるようにその在り方を変えていく。先が想像できない展開で、下巻へ。★★★★⭐︎

さすが、先代魔王サマ。

引き続き、七海主役で続きます。なんかもう、ハチャメチャ。

宮様のオックスフォード博士号取得記のエッセイ。宮様視点の面白さとオックスフォード大学での博士号取得の興味深さがかけ算されているところに、宮様の品良く頑張り屋さんな筆致があわさってとても面白い。確か、文庫版が出たときの電車内広告で見かけて、妻に話したら、妻が購入していたのでした。★★★★

なんだか登場人物が皆切羽詰まっていてギスギスしている。救いはディアドリーさんくらいか。★★☆

日本の「怪獣」が大好きな作家がノリノリで書いた感じ。原題も"KAIJU"と表記されています。コロナ禍で職を失った主人公が、ひょんなことから就いた職が大変なところで…、と始まるなんだかいかにもアメリカっぽいテイスト。ただ、この作家の作風なのか、登場人物の容姿や性別がよくわからないので、読みながら頭の中でイメージを浮かばせにくかった。★★★★

ほぼまんま本編21巻を別視点から描いてます。主人公はラウルとレフィーヤ。本編では描かれていないエピソードも含めた補完的な物語ですが、相変わらず戦闘シーンが延々とインフレしながら続くので、本編に続けて読むとえらく疲れました。★★★★

アイズ救出へ総力戦。敵も味方も次から次へと後出しジャンケン的な切り札が出てきて、盛り上がる盛り上がる(笑)。ベートがかっこいいです。★★★★⭐︎

ダンまち本編20巻の裏側、ロキ・ファミリアの60階層の戦い。テーマを担う主役はラウル。★★★★