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2025年1月の読書メーターまとめ

しんたろー
読んだ本
6
読んだページ
2503ページ
感想・レビュー
6
ナイス
78ナイス

2025年1月に読んだ本
6

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

しんたろー
ネタバレシリーズ最高作、めちゃくちゃおもしろかった。結局、アダム・シュトラウスを寸前まで追い詰めたが10手先を読まれ逃げおおせられてしまう。今までになくほろ苦いラスト。そして、今作の主人公でもあるだろう初登場のジョン・ダドリーが渋い。果たしてタイサンボクの木には本当に死体が埋められているのか。アダム・シュトラウスをバルコニーから突き落としたのはホーソーンではなく、ダドリーなのか。アラステア・モートンとは何ものなのか。この陰鬱とした雰囲気は次作への興味と期待へとつながっていく。大満足の読書。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
6

しんたろー
ネタバレシリーズ最高作、めちゃくちゃおもしろかった。結局、アダム・シュトラウスを寸前まで追い詰めたが10手先を読まれ逃げおおせられてしまう。今までになくほろ苦いラスト。そして、今作の主人公でもあるだろう初登場のジョン・ダドリーが渋い。果たしてタイサンボクの木には本当に死体が埋められているのか。アダム・シュトラウスをバルコニーから突き落としたのはホーソーンではなく、ダドリーなのか。アラステア・モートンとは何ものなのか。この陰鬱とした雰囲気は次作への興味と期待へとつながっていく。大満足の読書。
が「ナイス!」と言っています。
しんたろー
ネタバレこの本と出会えて良かった。涙が出る。人が生きて人が死ぬ。そういうもんだ。ヨハネスは何か嫌なことがあったり気分が沈んだ時、いつもひとりでいたがった。死んだあと、いいも悪いもない、ただ広くて静かで少しだけ揺れている、そして明るい、あえて言葉にすればだ。文章に句点が無いのがそういう意味なんだろうなと思いながら、ヨハネスは死んでいるんだろうなと思い、読み進めるのがとても辛かった。人が死ぬのは当たり前だけど、そのあとの世界が穏やかでこの世にある数多の苦しみから遠くにあるのなら、今をしっかりと生きよう。そう思った。
が「ナイス!」と言っています。
しんたろー
ネタバレ1959(昭和34)年に刊行された清張の長編ミステリー。時代が時代だけに個人情報だだ漏れ、ジェンダー意識やコンプライアンスに引っかかること多々あり。それは仕方ないとして、警察もエセ探偵ごっこのリコちゃんと竜夫もカンを頼りに思い込みで捜査を進める。きっとそうに違いないと根拠のない自信で決めつける二人にはらはらする。最後の邦子の手紙の長さには閉口したが、そうしないと物語の解決には至らない。松本清張は巨人過ぎてすべてを受け入れるが、今作は自身には少し長すぎたかな…。
が「ナイス!」と言っています。
しんたろー
ネタバレ寡作である原尞の私立探偵沢崎シリーズ。いつも思う。刊行当時に読めれば良かったのにと。著者は美術を学び、ジャズピアニストであり、レイモンド・チャンドラーに心酔とあれば、このハードボイルドが期待外れとなるはずもなくやはり渋い。原尞の世界を満喫することができた。内容に時代の違和感はあるが、本来はどっぷり浸かって読みたい作品。しかし、物語の展開は遅く、登場人物の関係性もややこしい。冗長と感じるところもありさほど入り込めず。だが、原尞は読んでおかなければならない作家。これで良い。
が「ナイス!」と言っています。
しんたろー
ネタバレ昭和51年刊行された横溝正史の古典。エログロ猟奇的殺人事件ミステリー。今の時代と余りにもかけ離れた倫理観及びコンプライアンス。差別用語も頻繁に出てくる。だが、小説の楽しみはその拘りを捨て去ることにもあり、横溝正史の時代を満喫した。そんな馬鹿な…も多発するが前半は楽しめた。後半になり、人間模様が物語のキモになると途端にややこしくつい流し読みしてしまうことも。それでも胸にトカゲはそそられる。金田一耕助が絵画に堪能であることを知れたのが最大の収穫か。
が「ナイス!」と言っています。
しんたろー
ネタバレ2025年最初の読了。カポーティ「冷血」を思い出させるラースタムの尋問。複雑で闇の中を手探りするような捜査はヴァランダーの無謀とも言える衝動的な森の中の突撃で幕を閉じた。ヴァランダーの健康状態も、フーグルントの離婚も、スヴェードベリの私生活も、マーティンソンの息子による質問も、すべてが北欧の昏い空とともにある。最後の旅行でヴァランダーの体調が回復するとともに、生きることに前向きになれる結末で良かったとホッと胸を撫でおろした。しかし、特捜部やワシントンポーをおさえていちばん好きなシリーズではないか。大満足。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/02/16(4020日経過)
記録初日
2013/01/05(4427日経過)
読んだ本
662冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
258854ページ(1日平均58ページ)
感想・レビュー
662件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
血液型
A型
職業
その他
現住所
大阪府
自己紹介

読書は人生を豊かにする。
読書は人生を導いてくれる。
読書は迷いを払拭してくれる。
読書は自信と気付きを与えてくれる。
読書は愚かな自分を慰めてくれる。
読書は悲しみ大なり安心をもたらす。
読書は…

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