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2024年10月の読書メーターまとめ

ぽんすけ
読んだ本
26
読んだページ
8184ページ
感想・レビュー
26
ナイス
727ナイス

2024年10月に読んだ本
26

2024年10月のお気に入り登録
5

  • Kircheis
  • P太郎 ̄(=∵=) ̄
  • ジョセフィーヌはな
  • マトマト
  • あまみや

2024年10月のお気に入られ登録
5

  • Kircheis
  • P太郎 ̄(=∵=) ̄
  • ジョセフィーヌはな
  • マトマト
  • あまみや

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぽんすけ
確かに怖い。起きてる現象は怖いんだけど、この本はなんか哀しい。やるせない気持ち、人って何だろうと思う。最近仏教系の本を読んでいるので、来世もあの世もない、人は今生きる現世に邁進するのみっていう理念に傾いていたのだけど、こういう話を読むと人の想いってそんなに簡単に消えるものではないのかもしれないと思う。この作品がリアル拝み屋さんの実体験なのかそうでないかは全く問題ではなく、そこの所を強く感じた。拝み屋さんっていうと、安倍晴明ばりに悪霊調伏してるイメージだけど実は地味に人の生活に根差したものとわかったのが良い
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

ぽんすけ

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2024年10月の感想・レビュー一覧
26

ぽんすけ
ナ・リ・ス、あんた、なんっってめんどくさい男なの!これリンダなんも悪くないやんw結局色々当てつけしてるのも、自分が光源氏計画してたのにリンダがイシュトに心奪われたから、イシュトもリンダも両方欲しかったのにうまくいかないから、わかりにくく癇癪起こしてリンダに精神攻撃wリンダがかわいそすぎる、髪の毛掴んで体揺さぶるとか一発レッドカード案件ですが?リンダこの男で本っ当にいいの?なんか神託を受けてナリスと結婚決めちゃったけど、恋愛感情じゃないよね?ナリスが想像以上にめんどくさい男過ぎて、ゾワゾワくるんですがw
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ぽんすけ
イシュトも遂に左府将軍で伯爵か~。そしてアムネリス素直におめでとう。最初の頃のアムネリスと今の彼女は別物だね。どっちがいいとはなかなかいえないけど、イシュトに恋してナリス様の呪縛を断ち切れたのは本当によかった。モンゴールは嫌いだったけど一度滅び立ち上がり復活したの称賛に値する。イシュトとアムネリスはお似合いだと思うな。イシュトは宮廷が速攻で窮屈になってるみたいだけどwあとアリ、冷徹な宰相すぎんか。デンたちをもはやイシュトの邪魔物と見なしあっさり抹殺とか。わからんでもないがイシュトにどう報告するんだろ。
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ぽんすけ
ごめんなさい。アッシリアっていうとメソポタミア文明のどっか?くらいでぶっちゃけ王家の紋章のアッシリアのイメージしかなくてメンフィスにやられる噛ませ役だと思ってました。こんな偉大な国家だったなんて。紀元前3000年で社会システムが完成されてるのがすごすぎてもう…。特に経済分野で隊商への課税、貸付利子設定、投資信託、年数回の決算処理、公機関との相互権利義務取り決めによる整然とした商取引ってのがもうビビる。そして粘土板すごいね!私は中国の紙最強だと思ってたけど、粘土板の記録保存能力すごい。これからの発掘にも期待
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ぽんすけ
証拠や論証を重ね、見えざる殺人を見える殺人へと明らかにしていく本作。確かに世に出てくる殺人って実際の発生件数のわずか数%な気がする。その裏にどれだけの完全犯罪が眠っているのか。今回のピーター卿は正にその眠れる殺人に挑んでいくんだけど、彼は終盤でこの罪を果たして暴いていいのか?と躓くんだよね。前もこの戸惑いがあったんだけどピーター卿にとって探偵は趣味であって職ではないわけで、捜査の過程で犯人側の理由も分かってしまい、世が平穏なら自分が罪を暴くことに意味はあるのかと苦悩する。そこで一歩立ち止るのが彼の魅力だ
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ぽんすけ
ついに戦端が開かれた!戦場を駆け抜けるイシュトがかっこいい。これはアムネリスが惚れるのも仕方ないわ。これもうリンダと一緒になる目はないな。リンダ青春の1ページだと思って忘れたほうがいい。ってかリンダもナリスがフェリシアと懇ろになってるの見て傷ついてるし、なんだかんだでナリスのことが気になってるっぽい。でも絶対ナリスは止めた方がいいわ。こういう男は幸せにはなれない。同じ年のアドリアン君とか先物買いでいいんじゃないかな。ほんわかした家庭が作れそう。そしてレムスがとにかく可哀そう。1巻のかわいいレムスを返して
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ぽんすけ
ナリスとディーンがそれぞれ別の人生を歩き始めた巻。ナリスにとってもディーンにとってもお互いが唯一なのに、共に生きていくことができない二人。兄弟だけどロマンチックすぎる。この別れがあって今のナリス様とマリウスがあるのかと感慨一入。本編にもあったが二人とも方向性の違う夢想家で根はクリソツなんだよね。さすが兄弟。今はまだ別々の道を歩いている二人だけどいつか又その運命が交差する時がくるのかしら?しかしナリス様ったらクリスタル公就任と同時にいろんなオーラをまき散らすは、正騎士公達を惑わすはとやっぱり最強魔性の男w
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ぽんすけ
確かに怖い。起きてる現象は怖いんだけど、この本はなんか哀しい。やるせない気持ち、人って何だろうと思う。最近仏教系の本を読んでいるので、来世もあの世もない、人は今生きる現世に邁進するのみっていう理念に傾いていたのだけど、こういう話を読むと人の想いってそんなに簡単に消えるものではないのかもしれないと思う。この作品がリアル拝み屋さんの実体験なのかそうでないかは全く問題ではなく、そこの所を強く感じた。拝み屋さんっていうと、安倍晴明ばりに悪霊調伏してるイメージだけど実は地味に人の生活に根差したものとわかったのが良い
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ぽんすけ
哲学・宗教分野の文筆家・翻訳家として著名な作者の本。仏教関係者では無い人が論じた「仏教」に何故かひどく得心した。私が抱いていた日本仏教に対する疑問にストレートに答えてくれていたからだ。常々なんでこんなに仏教って宗派によって言ってることが違うのかという疑問の解と、人間ブッダの思想がシンプルに書いてある。ブッダの基本的姿勢は非現実的なことに囚われたままでいずに、直ちに現実に有効な手当てをせよという。過去でも未来でもなく現実を大事にせよという教えであり、全てのものが関係しあって互いの存在を支えている=縁起の理で
ぽんすけ
2024/10/21 14:31

世はできているというもの。言い換えれば現在のあらゆる関係性の中でこそ自己は「有」として存在するということか。喜びも悲しみも悩みすらもこの縁によって生じている。結局すべては頂きもの。人生も命も頂いたもの。そう思うと自ずから感謝する生き方ができてくるのではないだろうか

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ぽんすけ
ピーター卿長編2冊目、前巻は話の雰囲気が最初掴めなくて戸惑った所もあったけど、今回は登場人物の性格とかも把握しているのでサクッとストーリーに乗れた。今回はまさかの兄ジェラルドが容疑者!?いやいや妹のメアリが怪しい!?とピーター卿の家族が殺人事件に巻き込まれ、ピーター卿が真相究明のため親友パーカー、従僕バンターと共に奮闘するわけだが、2冊目にしてピーター卿のキャラにはまってしまった。どんな危機的状況においてもウィットに富んだユーモアセンスは欠かさないお茶目さん。バンターとの主従関係が好きすぎてもっと読みたい
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ぽんすけ
イシュトとアムネリス遂に始動!やっぱりアリはすごい軍師だわ。アリがいなかったらイシュトのカリスマとアムネリスの公女オーラがあっても国盗りは無理と改めて実感。勇猛なモンゴール軍に知略が加われば怖いものなしなんじゃ?次の巻のタルーとの戦いがどうなるか楽しみすぎる。そして二人と言えば心の距離が近づいてきたね。フロリーも絡んでここで三角関係に突入していくのかな?それはそれで見物かも。でも一番の衝撃は小マルスの出現でのイシュトの動揺かな。確かにマルス爺ちゃんの最後は壮絶だったけど、息子は感じいいし仲良くなれたらいい
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ぽんすけ
中身が盛沢山だってば。まずグラチウス、この人は真理の為なら例え倫理的に悪であっても全く気にせず突き進む狂信的物理学者みたいなもんだね。魔道だと思ってたけど真相は時代を超越した科学技術だとは。そしてグインは惑星外生命体か、うーんSF。グインがケイロニア宮廷に帰還してからのアキレウス帝の前での一幕は本当に胸が熱くなった。こんなに皆から信頼されて望まれて最高じゃない?マルーク・グイン!と叫びたくなるほどだった。そしてグインがシルヴィアに恋してた件、なんかいい感じなのでなんでその後仮面夫婦になるのかめっちゃ疑問。
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ぽんすけ
クリスティと並び称されるミステリの女王セイヤーズの長編シリーズ。実はクリスティ読んだことない私ですがもちろんセイヤーズも初読みです。主人公のピーター卿がめっちゃ個性的。まずおしゃべり。とにかく話す話す。そして突然挟まれる古典からの引用。立て板に水の如く進められていく話題にただ頷くしかできない。でも思考は明晰で推理方法も理詰め。キャラの強さでうっかり忘れそうになるけど本格推理ものだった。これ脇を固めるキャラもとてもいい。ワトソン役のパーカー、ピーター卿の母、そして私一番のお気に入りバンター。続きも楽しみ
ムー
2024/10/19 19:19

訳者の浅羽莢子さんはゲームブック「火吹き山の魔法使い」に始まりたくさんのSF、ジルチャーチルの主婦探偵などとてもたくさんの良い仕事をされた方です。早逝されたのが本当に惜しい。

ぽんすけ
2024/10/21 08:04

有名な方だったんですね。早逝されたとは残念です。翻訳本は訳者で全然違うものになりますから原作にマッチした世界を構築される翻訳者は稀有の存在ですね。

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ぽんすけ
出たー!ユラニア三姉妹!今までも醜女の代表格として各国の噂になってたからどんだけだよ?と思ってたけど、想像のはるか上をいくおぞましさでした(;´Д`)オー・ラン将軍とネリイの濡れ場なんか見たくない。文章読んでても格闘技にしか思えないw飛び散る汗が汚いwこれはあれなの?グラちゃんは何にもやってないって言ってるけど絶対嘘でしょ?ユラニア宮廷はどう考えても闇落ちしてるよ。グラちゃんは外伝の一巻でいきなり出てきて、何この妖怪大戦争?って思ったんだけど去年のことで記憶が…。とにかくグインにストーカーすんな
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ぽんすけ
グイン尽くしの1巻。やっぱりグインが主人公になると重厚感がすごいね。どっしりとした動かない山のような安心感。ケイロニアの兵士の皆さんがグインに心酔してついていくのがすごくわかる。バルヴィナはバチカン市国みたいな感じなのかな?ものすごくさびれてるけど…。サウル爺ちゃんは皇帝だけど本当にただ生かされてるのみの存在。でもその長い虜囚生活の中で、長く修行してきた禅僧みたいな境地に至ってる。つい最近読んだ禅書にあった生き方が正にそんな感じ。なんか親しみが湧いたので、この戦争で死んじゃいませんように。長生きしてね。
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ぽんすけ
ウル・クォルン再登場!私好みの悪役だった彼がケルベロスから脱出してまた悪だくみですよ。今まで出てきた悪党を子分にして凶悪度は増し増し。最後はやっぱりカーティス達にやっつけられるわけだけど、それでも彼の手によることは拒否してヌララと二人太陽へ突っ込んでいく姿は大変彼らしかった。死亡がはっきりと確認されたわけじゃないから、もしかしたら…を読者に期待させてくれる締め方だと思う。二話目のロストワールドはSFの王道タイムスリップもの。なんか子供のころ学校の図書室で借りたコナンドイルの失われた世界を思い出した。
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ぽんすけ
ブッダの教え、特に禅について書かれた本。全ては「学び」の姿勢に拠るもので、普段私たちが囚われている常識の垣根をどう越えていくかの過程を大事にしている。学校での勉強のような答えが明確なものではなく、生きることは全て学びである、生きることそれ自体から何かを学んでいるという姿勢はとても素敵だ。そしてその学びとは自分の何かが劇的に変わることであるという。これはただ知識を得て至る境地ではない。自分の人間性に強く訴え、自己を強く揺さぶり変革させるものだろう。透徹な心でこの境地にまで到達できたらそれこそが真の幸せだろう
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ぽんすけ
イシュトとアムネリスが遂に邂逅。お互いに第一印象は最悪みたいだったけど、これからどう変わっていくのか。そしてイシュトはまだリンダのこときちんと想っていたんだなぁとちょっと感動。リンダもイシュトのこと待ってるのにナリス様のせいで…。アムネリスもなんだかんだとナリス様のこと忘れてないし、ナリス様あんた…。あとイシュトのアリへの当たりがきつすぎて、あんた鬼やろwアリ、ものすごく優秀だと思うんだけどな~。イケメンかブサメンかでこうも違うのかと…。アリのちょっと気持ち悪い崇拝が嫌なんだとは思うけど。優しくしてあげて
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ぽんすけ
ん~なんともやるせない読後感だったな。無力感というか。でも現実ってそうだよねって納得はできた。マンゼロッティのことは嫌いになはれなかった。彼は超重要人物だけど本編ではさほど登場してこない。にも拘らず存在感がすごいのは彼が世界に対して持ってる怒りを感じるからかな。カストラートという歪ではあるのに神が与えたかのような歌声を持つ存在。それが何故自分だったのかヨハネスではないのか。飄々と世界を見ているようで世界の理不尽さ、押し付けられた世界に対し全てをかき回して混乱の極致に叩き落してやろうという意志を感じた。
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ぽんすけ
ついにイシュトが本格的に動き出した。今まで拠り所にするものが自分の野心のみという中で、彼なりに苦しみもがきたどり着いた出発点。自分の部の民を持った彼は確かに変わったうように思える。大国同士の力関係が均衡している中での国盗りなんて尋常な手段じゃ無理だもんね。アムネリスとはノスフェラス以来の邂逅になるんだろうけど、どうなるか楽しみ。それはそうとして、何故ナリス様とリンダを殺っちゃうリストに入れてるのかと。まぁナリス様はいいとして(ッオイ)リンダは別に裏切ってるわけじゃないやん。穏便にお願いします!
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ぽんすけ
道鏡といえば奈良時代の宮廷ゴシップの有名人。とにかく悪名が独り歩きしていて、では実際にはどんな人だったのかというと、一次資料がまぁ少ない。だけどその少ない「続日本紀」等の資料から客観的に道鏡を見てみようというもの。スキャンダルにまみれてた怪僧道鏡も面白いんだけど、今回の本にある通り事実を掘り下げてみていくと、道鏡は悪人というより権力者に贔屓にされちゃった人、という気がしてくる。称徳天皇のごり押しの産物というか、歴史書では天皇批判になるので遠回しに道鏡を否定することで称徳天皇の政治方針をバッサリ否定している
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ぽんすけ
読むほどに仏の道は難しいと感じられる。書かれていることも求められていることも簡単そうでいて、本当に深淵で難しい。簡単そうに見えることが本当は酷く困難であることは実生活でもあるが、仏の道は一見平坦な道に見え歩き始めるとどんな峻険な山道より険しい。「両忘」…豊かさと貧しさ、生と死とを対比するから楽と苦の両方が生ずる。生きるとは精一杯生き。死なねばならぬ時は大いなるものに任せきる。その時生死は事実にして生死に振り回されない自由が得られる。すごく印象に残った部分。この本は何度も読むべきものだと思う。
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ぽんすけ
アメリカ独立戦争当時の混沌としたヨーロッパ情勢が絡んだ殺人事件。今回探偵役の二人は国家間の情報戦に関わる殺人事件を追うことになったんだけど、ハリエットが情緒不安定気味で不安感がつきまとう。旦那の提督が核心的情報を握ってるみたいなのに、頭の怪我で大変になってることが彼女の心労の種になっている。今作には前作でも登場したソーンリー家の人々も登場していてそれが清涼剤になってる。スーザンかわいいよスーザン。容疑者達は一癖も二癖もあるやつばかりだし、事件の全容も明らかになっていない。謎が謎を呼ぶ形で下巻へ続く
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ぽんすけ
太陽系七つの秘宝の悪の首魁のウル・クォルンが結構私好みだった。著名な科学者だったのに刑務所に入れられて、出所後どさ回りのサーカス団で落ちぶれている。でも実は…って設定がいいよね。顔がイケメン設定なのも良かったのかもしれないw確か前にも言及したがジョオンがめちゃくちゃ足ひっぱりまくりで、どこが腕効き諜報部員なのか謎である。これ当時読んでた人はイラっとこなかったんだろうか。その癖態度がでかいんだな。私はガンダムで育ってしまったので悪は悪!絶対悪!みたいなアメリカテイストがあんまり得意ではないことがわかってきた
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ぽんすけ
主要人物の16歳青春メモリアル編。皆さん色々つらいことも多く、共感出来る所もあったけど、今一番かわいそうな16歳は間違いなくレムスだと思うのー!こんだけドツボな16歳なかなかおらんぞ。いやあんたらも人生悲喜こもごもあったのはわかるけど…こう微妙な気分になる。せめてカルモルに憑りつかれてるの知ってるならなんとかしてやってよ。と非常に不満が募ってしまった。読んでいて一番面白かったのはスカール編かな。草原の民と古の都市の民とて生き方が180度違い、ひかれあっても一緒にはなれない定めなところがはかなくて良かった。
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ぽんすけ
下巻に入ってサセックスとロンドン、二か所で進行している事件がより切迫してきて読んでいてハラハラする。特にロンドンなんて暴動が起きてる上に、凶悪な殺人犯から一般人が小さい子供を守りつつ逃亡を成功させるという高難易度ミッション。サセックスの方はクラウザーさんとハリエットが推定犯人に脅迫されながらもジワジワと追い詰めていく過程が楽しめる。上巻で全てになげやりなヒューが好きになれなかったんだが、下巻で彼の苦しみが理解できてかわいそうな人だと思った。彼は幸せになってほしかったな。でもあの最後が救いなのかもしれない。
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ぽんすけ
又イギリス歴史ミステリー、今回はアメリカの独立戦争時代だから時代がぐっと下る。探偵役は提督婦人ハリエットと解剖学者クラウザー。このクラウザーが厭世的で影がありなかなか私好みだった。ハリエットは夫と一緒に軍艦暮らしが長かったせいか気丈で冷静さもあるいい探偵役だと思う。そして妹のレイチェル、要所要所で鋭い意見を出してくれていい助手である。地方を舞台にした殺人事件だがものすごく領主の権力が大きい。でも結構時代が進んだからか、中産階級が順調に育っているのも見て取れた。あとロンドンはやっぱり汚くて煩いのかw
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/02/18(3931日経過)
記録初日
2014/02/18(3931日経過)
読んだ本
368冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
119426ページ(1日平均30ページ)
感想・レビュー
362件(投稿率98.4%)
本棚
11棚
性別
血液型
B型
職業
事務系
自己紹介

2021年5月の連休くらいから、人生で自分には絶対縁が無いと思っていた鬱病発症。症状があまりにも重く、間違いなく今まで罹った病気の中で一番つらいと断言できます。漫画も小説もテレビも一切見れなくなり極限状態を経験しました。
年末くらいからようやく回復の兆しが見えてきて、本も少しずつ読めるようになったのでぼちぼち読書を再開していきたいと思います。

早朝に起こる理由なき世界の終わり的絶望感、突然襲い来るこれまた理由なき希死念慮、夜寝れなくなり3日以上完徹状態、全く食事を摂れなくなるなどの症状がでたら即病院にかかりましょう。そのうちなんとかなりませんし、気合でも治りません。

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時代小説が好きでよく読みます。
あと推理小説とSFが好きです。

好みの作家さんは
時代小説…乙川優三郎、山本一力、山本周五郎、山岡荘八、佐藤雅美
推理小説…岡嶋二人、横溝正史、東野圭吾、宮部みゆき、乃南アサ
SF…小川一水、野尻抱介、神林長平、森岡浩之 
ホラー小説…三津田信三、小野 不由美

上に挙げたジャンルを好んで読んでいますが、基本雑食なのでなんでも読みます。

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