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2024年3月の読書メーターまとめ

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読んだ本
12
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3324ページ
感想・レビュー
12
ナイス
700ナイス

2024年3月に読んだ本
12

2024年3月のお気に入り登録
1

  • ツヤマユウスケ

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • ツヤマユウスケ

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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コロナ禍で日常が変わってしまい、上手に生きられなかった子供がどう成長していくのか描かれている。助けてくれる人、くれない人。人を本当に信じていいのか?本書を読むと、人を信じて助けてもらおう。助けてもらったら、次は自分が誰かを助けよう。自然とそう思える優しくて爽やかな読了感にしてくれる作品だった。特に冴ちゃんのお母さんと、東大にも行けんじゃない?蒼葉くんが好きだったなぁ~
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年3月の感想・レビュー一覧
12

olive
おぉぉー!神よ!?この物語のヒロインは、私が考えるヒロイン像を男性に与えているのではないか。いや、それは違う。ヒロインも主人公(ヒーロー)も男女という枠も、性愛という枠も取っ払って魂でつながるっていた一冊。驚いたのは、翻訳ものとは違うよね?まるで海外文学のような作品で最初はついていけるのか不安だったが面白かった♡LGBT、女性嫌悪、女性の自立、産業革命...さまざまなテーマが、人間ドラマと共に盛り込まれていて飽きさせないし読み応えありだった。
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5篇からなる物語で、一番好きだったのは『セミ』やはり子供を書かせたら上手いなぁ~。他の話は、音声を聴いて真相を知るとゾゾっとするもの多い中『セミ』は子供の成長と友情にじんわりするお話だった。で、『死者の耳』は反則じゃない?聞こえる+見えるになっちゃってたよね~でも、どのお話も面白かった♡次の体験ミステリーは、『触覚』あたりを期待して待ってまーす。
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olive
図書館好きだし、夜にしか開館しないなんてワクワク、もちろん食べ物は美味しそうだし、好きしかないと思っていたのに。図書館探偵までいるのに、活躍の場あった?いつもの作品と違って物足りなさが...モヤモヤ。またドラマだとお約束で、経営者のトップの人は社内の地味な場所で働いているセオリー!?(←私見)で、館長ってあの人だよね~初登場シーンでわかってしまった。その館長の過去が!!えっ??何、そのハーレクインみたいな設定!思わぬ出し抜け話に、話がデカすぎて...キャッと叫んでロクロ首になっちゃいました。
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カリフォルニアのアパートメンツで子ども時代を過ごした三人の男女が半世紀後に東京で再会し、過去の記憶を辿りながら、じわり、たゆたうながらゆるりと大人の会話を楽しむ作品で油断してると、出し抜けにびっくりした場面がある。それが何かというと、「キャッと叫んでロクロ首になる」になるというくだり。思い出すだけで恥ずかしくなるのを、「キャッと叫んでロクロ首になる」とは、なんて粋な言葉なんだ。何、この視界が開ける感覚は!これから使おう♡
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マッチングアプリで知り合いいい感じになりそうだった男性が、〈チワワテロ〉と呼ばれる、知らない間に “チワワのピンバッジ” が付けられるという奇妙な事件の直後に姿を消してしまった。琴美は、親友で「全肯定インフルエンサー」のミアとともに、彼の失踪とチワワテロの謎を追いはじめる。強さではなく、弱さのゆがみに着目したのも上手い!となったが、その弱さの象徴がチワワなんて、これまた上手すぎる!!そんでもってミステリー仕立てで、先が気になる仕掛けにもワクワクした。とにかく面白かった♡
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『光る君へ』にハマっていて『源氏物語』のオマージュ要素が盛り込まれていると小耳に挟み、これは知ってる方がより楽しめるのでは、と思い読む。小説としてわかりやすいし面白い。各章のはじまりに、例えば「帚木」だと、雨の夜、男たちは女を語る。サブタイトルが物語の導入へのとっかかりになり、また各章ごとに相関図があるので、これまたわかりやすくて良き。「雨夜の品定め」のくだりは、ドラマの中でも女性を品定めする様を男子会で描かれていたが、本書ではやんごとない方たちの政治と恋愛の結びつきがさらに具体的に書かれていて好き。
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コロナ禍で日常が変わってしまい、上手に生きられなかった子供がどう成長していくのか描かれている。助けてくれる人、くれない人。人を本当に信じていいのか?本書を読むと、人を信じて助けてもらおう。助けてもらったら、次は自分が誰かを助けよう。自然とそう思える優しくて爽やかな読了感にしてくれる作品だった。特に冴ちゃんのお母さんと、東大にも行けんじゃない?蒼葉くんが好きだったなぁ~
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海外文学にも挑戦してみたくて選ぶ。古今東西92作の物語を紹介されているのだが、どこから読んでも面白い。興味のある作品を目次で探し読んでみた。そこで気になったのが『欲望という名の電車』で、なんと!赤塚不二夫と新喜劇らしい!!ヒロインのブランチは、吉本新喜劇と「おそ松くん」に登場するイヤミで、ブランチ役には、吉本新喜劇の末成由美さんが演じたらサイコーだってさ♡小洒落た話だと思っていたのに、赤塚不二夫と新喜劇とは!!これは読んで確認しなくては。ほんと、読んでみたくなるうま味ある文章がクセになる面白さだったわ。
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本のあらすじだけの紹介ではなく内容と関連したもので面白さが伝わるような、なにかなにかをー!なんて欲張って考えてもネタがなと嘆いてる私だったが、そりゃそうだ。作家生活40年。手掛けた作品は140冊越えの群さんは、二十五歳で最初の原稿料をいただく仕事をしたときには、ネタになる話が二十四年分あった。二十四年分のネタが!そんでもって、「ネタは見つけようとするのではなく、向こうからやってきたものをキャッチするもの」とも語っている。ほんまもんを書く人はやっぱり違うと、目からあっぱれ星がキラキラこぼれたわ✨
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「捕まえる」が軸となっていない。「見つからない」が軸となっている。だから逃亡劇なのにハラハラドキドキが薄いのかな...と思う。「見つからない」をどうみせるのか?本書は、それを人間ドラマでみせてくれる。逃亡先で主人公と関係してくる人々たちとの交流を通し、胸に迫る人生の悲哀を生々しいほどにみせてくれる。そして女は強くて、男は弱い。
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突然起こった原因不明の感染症は、いつしか中高生以下を除く全ての人がはげる平等な世界に変えた。はげと入力すると、「波介」と変換され!!えっー!波平は、はげに認定されたの??あわわ...焦ってると気づく。「波介」は、「はげ」という地名でした。無意識の思い込みって怖いわー!わたし...だけで終わらないのが本書だった。平等だと安心する。みんながハゲる時代になったのに、生える人が出てきたらどうなるのか?価値観は刷新したはずなのに。出し抜く、我先に、優越感...。その先まで想像させ、ざわざわが止まらない作品だった。
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四年ごとに開かれる会社の代表選挙を通し、社内政治の面倒臭さをリアルにコミカルに描く。すんごくめんどくさい会社だな!ん?でも...どこかで見たこと聞いたことある。めんどくさい政治家たちだな!「今の状況が面倒だからってやり過ごして、なるようになれって放り出してしまったら、それはそれで自分自身は後悔するかなって」(本文より)うどんをすすりながら、やっぱ投票って大切と思うもざわざわが止まらない作品だった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/05/06(3636日経過)
記録初日
2014/05/06(3636日経過)
読んだ本
1000冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
296571ページ(1日平均81ページ)
感想・レビュー
1000件(投稿率100.0%)
本棚
6棚
性別
血液型
B型
外部サイト
URL/ブログ
http://ameblo.jp/olive845/
自己紹介

本が好き。読んだ本の感想を自分味に料理して紹介します♪

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