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2024年4月の読書メーターまとめ

きつねねこ
読んだ本
27
読んだページ
7535ページ
感想・レビュー
4
ナイス
87ナイス

2024年4月に読んだ本
27

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

きつねねこ
メモを取りながらの読書で読むのにかなり時間が掛かった。が、その価値あり。対戦者双方と判定者(審判)が皆同じ知的水準でなければ成立しない話しで、その意味では完全に紙上の楼閣なのだが、ここまで突き詰めた内容であればそれは小説の疵にはならない。「知的ゲーム勝負」の背景の設定(ストーリー)も悪くなかった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

きつねねこ

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2024年4月の感想・レビュー一覧
4

きつねねこ
色々問題のある会社。この先どうなるんだろうかと心許ない気がする展開。が、どんなときも「こまどり庵」のお菓子が凄く美味しいということだけは揺らがない(この点については些かの迷いもない描写多数)。この強みがある限り、色々な葛藤やままならなさはあるものの、道はひらけていくのではないかと(勝手に)楽観した。
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きつねねこ
ネタバレ第三話で結登場。「主人公の邪魔をする人物」は物語につきもの(必要)だが、結は余りにも愚かであさましい(色々あった姉だけではなく自分の娘にも拗らせているとは)。「今さら改心されても」と思いつつ読んだ。残る第四話で幸と和解するのでは、と怖々読み進めたがそれはなくてほっとした。多くの作家が「涙の姉妹和解」を書いてしまうのではないかと思うが、結のしたことは「姉妹の情」で無かった事にするには余りに重い。最後まで姉妹の道を分けたまま終わりにした著者のリアリスティックな視点に感服した。
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きつねねこ
メモを取りながらの読書で読むのにかなり時間が掛かった。が、その価値あり。対戦者双方と判定者(審判)が皆同じ知的水準でなければ成立しない話しで、その意味では完全に紙上の楼閣なのだが、ここまで突き詰めた内容であればそれは小説の疵にはならない。「知的ゲーム勝負」の背景の設定(ストーリー)も悪くなかった。
が「ナイス!」と言っています。
きつねねこ
ほんとに理解できたのかと問われれば、理解できていない気がする。もしかして、小説としては幾分破綻しているのかも?それでも、最終章では自分でも思い掛け無い程心が揺さぶられて、やはり凡百の小説家とは一線を画す佐藤正午の底力を感じた。そして、(途中まで全然思っていなかったのだが)終盤で突然「これは漱石の『こころ』に対する(迂遠な)オマージュなのでは?」と思ったのだが…直感的にそう感じただけでそれ以上の分析(考証)ができない(ので、誰からも共感してもらえないかも)。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/06/26(3598日経過)
記録初日
2014/06/26(3598日経過)
読んだ本
4038冊(1日平均1.12冊)
読んだページ
1130110ページ(1日平均314ページ)
感想・レビュー
427件(投稿率10.6%)
本棚
1棚
性別
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