闇神紅鈴と欣治の出会いを描いたシリーズエピソード０。以外と紅鈴が優しかったり闇神の弱点が描かれたり盛り沢山。吉平がいじらしかった、女房が紅鈴に似ているのが救いか。10年前の著作「吉原暗黒譚」に彩音という吉原の髪結いが登場するようだがあの「風眼」なのか？ちょっと気になるので読んでみよう。

「おあげさん」を読んで著者を知った。美味しそうな話がこれでもかと出てくる出てくる!ビールの2度注ぎ、成田の鰻、出版社の社食まで盛沢山。ご馳走様でした（by井之頭五郎）。

久しぶりのシーラッハ。淡々とした文章で？と思う作品もあるが、最後はニヤリとさせたりちょっと考えさせられたり。短編集だから読みやすい。

健康診断の結果で血圧、BMI、血糖値等を気に病み、食事制限、ダイエットをするより好物を食べれば脳も体も健康になる！好物食べよ〜。そしてできないことではなく、できることに注力。ただ老後資金2000万円問題の下りでは、著者の医者という地位と私のような継続雇用者では金銭感覚に乖離が有るような‥‥。内容は面白く一気読みでした。

八つ墓村事件解決後に岡山県刑事課の磯川警部へ挨拶に行き、デス・マスクの告発書を見せられる。そして東京へ帰って来るとデス・マスク事件の調査依頼を受ける。不気味なデス・マスクにまつわる殺人事件の顛末としてはハッピーと言える。もう一作の上海氏の蒐集品は金田一耕助は登場しないが、戦争の傷跡を残しながらも近代化を進める世情と相まって、ラストがしんみりする。

ヤクザの家に生まれヤクザを憎んだ綾女の、成る可くしてなった物語。あれだけ死にたかったのに最後は「行きたい」。終戦直後からの日本国とGHQとの密約に踊らされた水嶽組、綾女のどうしようもない繋がり。530ページを一気読みでした。

闇神紅鈴と欣治の出会いを描いたシリーズエピソード０。以外と紅鈴が優しかったり闇神の弱点が描かれたり盛り沢山。吉平がいじらしかった、女房が紅鈴に似ているのが救いか。10年前の著作「吉原暗黒譚」に彩音という吉原の髪結いが登場するようだがあの「風眼」なのか？ちょっと気になるので読んでみよう。

金田一耕助がどんな冒険活劇をするのかと思ったら、全編女性が絡む短編集だった。TVの１時間ドラマになりそうな（過去になっていたかも）ストーリーで楽しめた。長編も良いけど短編も面白かった。