ネタバレなんかすごい。興味深いしいい本だった。 不安定を抱えて生きている恭平氏がいつも安定している奥さんについて書いた本。 結果的に恭平氏の不安定さが沢山書いてある。 躁状態のある日突然養子にすると言って児童施設の子を連れてくるとか、行動力が想像を超えていた。 フーちゃんすごいなー。普通というか、平常心というか、マイペースというか、出来ることを出来るようにやるというか、すごい。

ネタバレアラサー？の女性が小5時代を思い出しながら休暇に趣味で田舎の手伝いに行く話。 小学校のノスタルジーというか子供時代の切ない想い出はあまり私は心地よくなくて、ふーんて感じだったけど、 都会者がのんきに田舎でいいとこだー！と軽率に振る舞っていたら、嫁に来いと言われて覚悟も何もなく、のんきだった自分を恥じる暗転シーンは面白かった。 アニメの画像に吹き出しがついた漫画形式は自分のペースで読めてなかなかよかった。

ネタバレ余命宣告を受けた映画バイヤー（アメリ・ムカデ人間など）がサブカル文化人たちと対談する本。 ロッキンジェリービーンてしゃべるんだとか中原昌也の入院状況とか中村うさぎの臨死体験とかなるほどと興味深く読んだけれど、柳下毅一郎の項がダントツで面白かった。 ちょっと仕事を頼んだら佐川一政に原稿を読んでくれとつきまとわれる話がすごかった。笑 あと、酒鬼薔薇事件のときにビジネスチャンス！とレンタル店で有害ビデオコーナーを作った話も最低で良かった。