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2024年4月の読書メーターまとめ

ちゃんぐ
読んだ本
3
読んだページ
1080ページ
感想・レビュー
3
ナイス
108ナイス

2024年4月に読んだ本
3

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちゃんぐ
久々に読みごたえのある読書だった。分厚いが思いのほか読みやすい。ただし重い。日露戦争から満州国建国、第二次世界大戦の敗戦までを様々なエピソードで紡いでいく。淡々と進行する時間軸のなかで感動も色恋もなく、これほどまでに架空の物語を創作できる作家の力量に天才のアタマの中を覗いた気がした。ドイツ、ソ連、八路軍、国民党と満州の立ち位置、米国の思惑と東南アジア侵攻の全体像を解説ではなく個人同士の会話で成立させ、その中でもしっかりと人間の存在が感じられる内容。あと、巻末の参考資料がすごいことになっていた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
3

ちゃんぐ
あとがきに書かれているように子供でもない大人でもない感性の持ち主が、今までと全く違う環境、それも本でしか読んだことのないような劣悪な環境に放り出され、様々な経験をJK口調で語るというのは企画として面白い。だがしかし、導入部は確かに常識がぶっ壊れていくさまが軽妙に語られているが、終盤はストリートチルドレンへのボランティア活動に重点が置かれ「ホントはこっちが書きたかったんだろうなー」と思ったら興が削がれてしまった。いや、一人ひとりがマジメに考えなきゃいけないんですけどね。たぶんこの苛立ちは嫉妬心なんだと思う。
が「ナイス!」と言っています。
ちゃんぐ
久々に読みごたえのある読書だった。分厚いが思いのほか読みやすい。ただし重い。日露戦争から満州国建国、第二次世界大戦の敗戦までを様々なエピソードで紡いでいく。淡々と進行する時間軸のなかで感動も色恋もなく、これほどまでに架空の物語を創作できる作家の力量に天才のアタマの中を覗いた気がした。ドイツ、ソ連、八路軍、国民党と満州の立ち位置、米国の思惑と東南アジア侵攻の全体像を解説ではなく個人同士の会話で成立させ、その中でもしっかりと人間の存在が感じられる内容。あと、巻末の参考資料がすごいことになっていた。
が「ナイス!」と言っています。
ちゃんぐ
娘に激推しされて映画観て大人買い。一番尊いのは友情で、恋愛や結婚という制度はその延長線上にあるもの。「侵略者」と呼ばれる異物が虐殺されまくっているのだけれど、人類の次の進化は「暴力」という概念も手段も持たない種族なのでは?という問いかけ。世界線を移動する物語ではあるものの、DNAの目的(種の保存と進化)に対するアンチ・テーゼ(全てはすでに存在している)として非常に興味深い。ニッポンの漫画家ゴイスー。2021年小学館漫画賞、2022年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。
ちゃんぐ
2024/04/07 20:11

カタルシスを得たいのであれば、サマータイムレンダを見るべし。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/08/25(3584日経過)
記録初日
2007/07/26(6171日経過)
読んだ本
799冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
265079ページ(1日平均42ページ)
感想・レビュー
571件(投稿率71.5%)
本棚
14棚
性別
血液型
A型
職業
IT関係
現住所
千葉県
自己紹介

過去の自分のレビューを振り返ってみて、次の3種類があるようです。

・面白い
・面白かった!
・超絶面白かった!

娘に図書館カードを取り上げられてから如実に読書量が減っている!!(今まで20冊予約できてた)

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