昔は一冊一冊を味読していたが、積読が増えすぎてから濫読気味である。
本棚を増やすと本が際限なく増えていく事に気付き、「このままでは床が抜ける」と数年前に入れ物と中身を約半分程売り払うも、ほぼ一年で元の木阿弥になってしまった。
「読むだけなら」と図書館や有料レンタル、店に置いてある本なら好きなだけ自由に読める喫茶店等を利用し始めてはみたものの、毎年の如く本棚をはち切れんばかりにしては多売することを繰り返している。
あまりにも高い本の増殖率に、最近では「交配というものは書籍の間でも可能なのかもしれない」と思い始めている。
勿論そんなわけはない。
推理小説を読み始めてからは探偵を真似て本棚に本を入れる犯人を捜してみたりもしているのだが、一向に見つからず困っている。
犯人は誰だ? 私だ。
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