読みにくさと謎解きの依頼のタイミングに何か意味があるのかも読み進め。謎は謎のままの肩透かし。全部がつながる真実を見たかった。

2018年刊。予言のようなリアリティ。

怖い。

設定ありきな感じ。雰囲気ものというか。悩んでることのすべてみたいな。

良かったけど寺地はるなさんのいつもの押し寄せる感情にはいかなかった。なんだい最後はもっちゃんなのかいって。

母たちの連作短編５編。最初はすっきり。読み進めるうちにざわざわが深くなり読後感はもうなんといったらいいのか。さすが乃南アサさん。

読みにくさと謎解きの依頼のタイミングに何か意味があるのかも読み進め。謎は謎のままの肩透かし。全部がつながる真実を見たかった。

藤崎翔さんらしいどんでん返しとリアルな芸人の描写が人間味があってリアルで面白い。演技の上手い俳優さんでドラマ化してみてほしい。1人３役でぜひ。

スーパーに導入されたおしゃべりレジをめぐる連作短編。前向きにがんばれる気がしてきてのエピローグにびっくり。表面だけじゃなんにもわからない。自分を振り返って自分を許すことから明日は始まるのかも。

過敏症のためのクリニックが関わる5人。とりまく人たちを含めて、寄り添っているお話がそれぞれ良い。わかってもらえないのは辛いですよね。 レンくんのキャラをいかしきっていないのはもったいない。型にはめすぎずにドラマ化してほしいです。

ティーバで見たので再読。 岡田将生となにより中谷美紀が、現実感と重厚感をあたえたドラマにしたのが納得。ドラマが打ち切りだったのがもったいない。

めちゃめちゃめっちゃ面白かった。 連作短編対談。対談の中にそれぞれのモノローグの盛り込み方もうまいし、繋がりと思い込みの外し方が最高。すごい才能。 最後の最後もまた最高の外し方が良かった。 2015年刊。藤崎翔さんの才能がもっともっと世にでてほしい。

Part１より更に良かった。 演者の作品への理解と愛情の深さを、よくこんなに著しているなあと感嘆。 「虎に翼」を拝見できた幸せな半年を甦らせられる1冊です。

どこに向かうのかと思ったらそう来るか。あまりない感じのエンタメで面白かった。 脇が甘いのも、そこもまた騙されているのかも。

小説という形で書ける形で精一杯書かれた物語。浸ってても、これが世に残ったのが真実。

ハナコ秋山さんのエッセイ。正直印象が薄い秋山さん。２７時間テレビのダンス企画で、大ファンになりました。 秋山さんの頑張って完成されたダンスのスキルと三重高校のテーマがびったりで、このエッセイを読みながらも「10時の方角」の曲が頭に鳴り響くくらい秋山さんらしい。 このエッセイも言葉選びと文章の運びに人柄と才能が溢れています。奥様の悪阻の話でもっと秋山さんを大好きになるし、最後にネタの話も満載で大満足な1冊です。