前進座が舞台にしていて、それを見に行く予定だったのに、直前でキャンセルせざるをえず、残念だったので、原作の方を読んでみたといういきさつでしたが、小説も面白かった。 人情もの、と言っていいと思いますが、主人公のおりんがけなげでかわいくて、応援したくてたまらなくなります。

前進座が舞台にしていて、それを見に行く予定だったのに、直前でキャンセルせざるをえず、残念だったので、原作の方を読んでみたといういきさつでしたが、小説も面白かった。 人情もの、と言っていいと思いますが、主人公のおりんがけなげでかわいくて、応援したくてたまらなくなります。

「動物農場」の開設というよりは、動物農場であらわされている個々のエピソードが、歴史的、政治的に、どのような事象を踏まえているか、どのような事実のパロディになっているか、などが書かれていて、かつまとまったものとして読むことができます。それを踏まえて、さらに何を私たちが学び、どのように行動しなければならないか、つまり、その次の所の方が、大切かもしれないと思いました。