生まれてからつい最近まで、活字を読むのが面倒で新聞は勿論、読書も苦手でした。
でも、通勤中に携帯を弄ったり音楽を聴いたりするのが嫌で、なんとなく読書をしてみようかなぁと思って読み始めました。
それでなんで読書なのかは分かりませんが(笑)
とりあえず、ふとしたきっかけで瀬尾まいこさんの『天国はまだ遠く』を読んだのが最初です。読書が苦手な僕でもとにかく読み易くて簡単に物語に引き込まれました。
都会の生活に息詰まり、自殺するために人里離れた村に辿り着いた主人公は、ひょんなことから村人との生活をスタートさせます。
登場人物は生き生きとしていて、当たり前のように朝早く起きて農業をし、自然の美味しさ溢れる料理を作ります。
村人との生活を通して、主人公は生きることにおいて「忘れていたなにか」を考え、成長していきます。
こう書いてしまうとありきたりの物語と思われるかも知れませんが、勿論、瀬尾まいこさんが書くとこうはならないのです(笑)
物語に引き込まれて自分自身も人生について考えることができ、読後の幸福感たるや、読書とはこんなにも素晴らしいものだったのかを教えてくれた一冊でした。
そんなこんなで最初は人間ドラマが好きで瀬尾まいこさんの次は奥田英朗さんだったのですが、東野圭吾さんの作品を読んでミステリーも面白いなと思いましたし、百田尚樹さんの永遠の0で戦争ドラマ、海賊で戦後の経済成長を描いたような作品も興味を持ちました。
よろしくお願いします!
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