ネタバレ脱力系作家、津村記久子のゆるゆるエッセイ第2弾。 この方の言葉のチョイスが好き。 メモを取りすぎて分からなくなり、結果左手に直接書くことがベストだと判断したり（「左手の威力」）。 こんなゆるゆる具合だが、言葉に関するエッセイでは、こだわりを見せるところがやはり作家だなと思わせられた。 新聞に掲載されていたエッセイらしく、1つの話で4ページくらいなので細切れに読むときもとても進めやすい。タイトルの意味はあとがきで判明する。それもまたおかし。とにかく、この脱力さ加減を味わってほしい。

ネタバレ脱力系作家、津村記久子のゆるゆるエッセイ第2弾。 この方の言葉のチョイスが好き。 メモを取りすぎて分からなくなり、結果左手に直接書くことがベストだと判断したり（「左手の威力」）。 こんなゆるゆる具合だが、言葉に関するエッセイでは、こだわりを見せるところがやはり作家だなと思わせられた。 新聞に掲載されていたエッセイらしく、1つの話で4ページくらいなので細切れに読むときもとても進めやすい。タイトルの意味はあとがきで判明する。それもまたおかし。とにかく、この脱力さ加減を味わってほしい。