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2024年10月の読書メーターまとめ

夢現
読んだ本
17
読んだページ
5488ページ
感想・レビュー
17
ナイス
130ナイス

2024年10月に読んだ本
17

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

夢現
ネタバレエピローグですべてがひっくり返るような感覚、長くはないその数頁でこの本は当たりだったと思えた。イヤミスのような趣もある気がするけど、ちゃんとミステリーだし、確かに犯人は所々で不自然っちゃ不自然だったりもする。犯人当てがメインだったのだとしても、自分はやはり探偵役が死ぬという内容に心ひかれました。「愛する誰かを残して死ぬ人と、誰にも愛されないで死ぬ人と、どっちが不幸かは、他人が決めていいことじゃないよね」そう語っていた麻衣は、脱出できてもし助かった時、果たしてどんな気持ちになるのだろう。最後の絶望は、恐怖。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

夢現

年に数回、家族の誕生日は堂々とケーキを食べることができる。嬉しい、美味しい。

年に数回、家族の誕生日は堂々とケーキを食べることができる。嬉しい、美味しい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
17

夢現
ネタバレカウンセリングが必ずしもいい結果をもたらすわけではないかもしれないけど、救われる人がいるのもまた事実。みんながみんな綺麗にハッピーエンドって感じでもないのもまた、好みな作風ではありました。唯子が加害者家族というのも、よかったかな。いつか仲上と幸せになれるといい、そしてそれを雅弘さんが笑ってみられるといいな。娘を殺された春雄さんの「他に何ができたでしょう」がずんと響く、復讐しないなんて選択肢はなかった、きっと。あと、「消えてしまうからこそ言える言葉ってあると思うから。」には共感、その場限りだから言える言葉。
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夢現
ネタバレ歪な家族のお話が多めだったかなという印象、人が死んだとき死ぬとき、遺された人の本性が出るってことなのでしょうか。笑えるほどおかしなものでもなく、呆れる、気味が悪いという感じ。表題作がほんのりあたたかなラストだっただけに、他の作品のブラックなオチ等が皮肉というか後味悪いというか何というか。[青い手]の香の原料って…人なのか、だとしたら十年以上もどうやって保存を?そもそもどこをどう使っているのか、知りたいような知りたくないような。[他人の背広]を筆頭に、その後も読みたくなる作品ばかりでした。でも少々胸焼けも。
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夢現
ネタバレ通り魔の閤田がただただ悪いんだけど、久江からしてみれば確かに麻由子を憎く思っても仕方ないのかもしれないな…愛する人が命懸けで庇ったのにそれを忘れて生きてるんだもんな、仕方ないこととはいえ。光治は事故の責任だけでなく、ちゃんと麻由子を愛していたことが後半ひしひしと伝わってくる、それ故に余命宣告はつらい。介護に悩む桐谷に野村の言った「できることだけを、できるときにやってあげるだけでいいんですよ。できないことをやらないのは、悪くもないし間違ってもいない。」この言葉には思わず泣きそうに、沢山の人に届いてほしい。
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夢現
ネタバレよよさんの師匠、悪い人じゃなくてよかった~!闇落ちしたのかと思ってひやひやしてしまったよ…よよさんを諦めさせるためのお芝居だったとは。ちゃんとよよさんのことを思ってくれてて優しい人でよかった。幼い頃、生贄になる予定だったところを救ってくれた師匠、親代わりみたいなもので、でもフラッといなくなる辺りがらしいというか何というか。よよさんが人間より怪異を求める理由も、切実な感じで、でもそれを音生が変えてくれた。そんな運命的な二人の結婚まで読めて嬉しかったなぁ。百音は成仏するのかと思ってたからずっといるのかわいい。
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夢現
ネタバレ音生についていたの、双子の弟・百音だったのね、一緒にバンドやってたけど喉のがんが見つかって手術して声が出せなくなって自殺…こんなに明るいのに、彼にとっては歌うことがすべてだったのかな。弟に嘘ついて手術受けさせたの、音生もつらかっただろうな。しかし、百物語でこんなふうに再会できるなんてすごい。音生と百音の話がよかったから、妊娠した女子高生の双子は歪んでて汚くて、その対比がえぐかった。姉は絶対真実に気づいてるだろうし、妹は相当なクズとみた。×××××様の話は、よよさんの立場というか、最後がやりきれなかった。
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夢現
ネタバレ大好きな渡辺カナ先生が作画担当ということで、内容はそんなに調べずにとりあえず購入、結構好みな作品でよかった!かわいい雰囲気の絵なのに、怪異のところはちゃんとおどろおどろしい感じもギャップでよき。音生についている人、詠未(よよ)さんが一緒に暮らしていた人、それぞれどういった関係なのか気になる。手術室にいた(あった)骨の人は、殺されたとかなのかな、詳しく知りたかった気もします。縫さんが好きなのでもっと出番増えると嬉しいなぁ。表紙とかから、よよさんは高校生くらいなのかと思っていたから大学生でちょっとびっくり。
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夢現
ネタバレタイガから出ていた二作目を先に読んでいたので、とりあえず読んでみるかと購入。まず思ったのは、なんで表紙があのカラフルなイラストじゃないんだろうということ。このぶっ飛んだ内容にはあのイラストが合っていたと思うのです。本編については、ユーモアミステリなだけあって無茶苦茶やってるなぁという感じ、でも、ちゃんと推理すれば辿り着けた真相とかもいくつかあって、案外バカにできない感じでした。[アクションミステリっぽいやつ]の平太くんは少年漫画の主人公っぽさがわりと好きでした。ふわっとしてるレイジ兄さんやっぱりいい。
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夢現
ネタバレ犯人をうっすら覚えてたくらいで、細かいところはほぼ初見状態、はじめちゃんがミスリードに騙されて推理外しちゃうの珍しい気がする。のちに犯罪者となってしまう千家くんが途中まで結構怪しい感じの立ち位置なのがいい、そして寂しくなる。深町くん殺したクズ三人は殺されて当然なので今回もすっきりしたくらい。浅野先生の気持ちを思うとやりきれなさすぎてつらいけど。決め手となってしまった宛名の件、自分も中に便箋入れる前に封筒に住所とか書く派だから、うっかりしてしまうかもしれないな。はじめちゃんが天才でなければ逃げれてたよね…。
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夢現
ネタバレアサヒとユウヒ、血の繋がりはなかったけど二人は確かにきょうだいだった。一方、家族なのにどこまでも歪んでいた松葉家の醜いこと…母は息子に教育虐待、その息子は妹に性的暴行、そして妹はフラッシュバックから子ども達を放置で尊い幼い命が消えてしまう。狂言誘拐のときに兄を殺せていたら、何か変わったのか?ユウヒはアサヒより美織の気持ちを優先するべきだったのか?考えても答えが出ないです。「多くの場合、心は体よりも回復に時間がかかります。本人も傷に気づかず、何年もたってから痛み出すことも珍しくありません」この言葉が響く。
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夢現
ネタバレ初田先生のスクープ、そっち?!って思わずツッコみたくなってました(笑)恋人の存在とかじゃなくてバス通勤があんなに話題になるなんて…最高だ。ボスからバスになるとか、あの手紙とか、ブッ飛んだ生徒がいるのは昔から変わらないんだね。小林先生の甥っ子ゆうきくん、生意気なのか何なのか、幽霊じゃなくてよかったです。東大サイゼの言い合い、家着で来てくれた友人に優しくしてあげてほしい。卒アル用の写真撮影、真珠?と肩パットだけでも面白すぎたのに、おかしな先生達が多くて笑いっぱなし。メガネ屋からの寿司には、うどん…ってなった。
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夢現
ネタバレとても気持ちがしんどくなる一冊、美醜にここまで振り回されて人間ってなんて愚かなんだろうとは思うけれど、現実もこんなもんなのがより虚しい。ユアフレンド受け取ってたのが中杉千亜紀というのは犯人当て?としては当たってて嬉しかったけど、この作品の肝はそこじゃないよなぁきっと。彼女たちの心を傷つけて歪めてた周りや、格付けチェック表とか作ってたバカ共、それで盛り上がってたろくでもない教師たちこそ死ねばいいのになって思ってました。デブとかからかわれても、明るく優しく在る椛島さんが好きでした。あとは醜くなる描写がきつい。
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夢現
ネタバレ結構、ヒトコワ系が印象に残ったような。平山夢明[赤い手]は特に、怖いより気持ち悪くてこんなのもし実話だったら無理すぎる…と思って読んでました、ソファの中に人がってのより寝てる間に何されてたか想像するだけで…ね。林由美子[ペットボトルカルマ]と北沢陶[十階の子]は読み応えがあるし、怖いんだけど好きかな。小田雅久仁[寝そべり男]は都市伝説的な雰囲気で、じわじわきた。澤村伊智[誰にも訊けなかったから]は最初の話に相応しいというか、短いのに不気味でぞくっとする、インパクト強い。改めてこのシリーズは読みやすく良い。
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夢現
ネタバレエピローグですべてがひっくり返るような感覚、長くはないその数頁でこの本は当たりだったと思えた。イヤミスのような趣もある気がするけど、ちゃんとミステリーだし、確かに犯人は所々で不自然っちゃ不自然だったりもする。犯人当てがメインだったのだとしても、自分はやはり探偵役が死ぬという内容に心ひかれました。「愛する誰かを残して死ぬ人と、誰にも愛されないで死ぬ人と、どっちが不幸かは、他人が決めていいことじゃないよね」そう語っていた麻衣は、脱出できてもし助かった時、果たしてどんな気持ちになるのだろう。最後の絶望は、恐怖。
が「ナイス!」と言っています。
夢現
ネタバレおじさんを召喚したいショタくん、すぐに隠れてしまうおじさん、そのやりとりはかわいい遊びに見えなくもない。年下の子どもが登場したりで、確実に成長しているショタくんの姿に感涙するおじさん、もはや家族以上の絆が生まれているとしか思えないですね。正体は不明なのに、なんてあたたかい。一生懸命練習した『だいすき』をおじさんにもプレゼントするところが最高、「す」が…むずかしかった…のショタくんが特にかわいい。とおくのともだちにも再会できて、おじさんの見守りも継続で、素敵なラストでした。大きくなっても忘れないでね。
が「ナイス!」と言っています。
夢現
ネタバレ宮部みゆきさんの[あなたを連れてゆく]は、日向晃という人物の出てくるシリーズとかあったりするのだろうか?もしあるのなら読みたいと思ったし、ないのなら是非これから書いてほしいと願うくらいには好きな雰囲気の作品でした。アキラに夢中です。新名智さんのゲームブックは、おもしろいんだけど全容を把握するには何度もいったり来たりしないといけないから、それには少し時間に余裕がなく、なんとなくしかわからなかったのが悔しい。小池真理子さんの話は、自殺した室井さんの気持ちを考えると哀しい…猫たちは家族と思ってくれてたのかな。
が「ナイス!」と言っています。
夢現
ネタバレ本編はこれにて完走、長いけど読みやすい作品だった。最後は七瀬美雪を深掘りだったけど、彼女もまた奪われ虐げられ傷つけられてきた人生だったのだなと再認識。愛やぬくもり、家族といった多くの人が当たり前に持っているものを欲しただけだったのに…それにしてはあまりにもたくさんの人を壊してしまった。彼女を許すことはできそうにないけど、可哀想な人だったなとは思う、雲海以外にも光のような存在がいれば…。雲海も美雪も最期には八雲を認めていたのかな。晴香はきっと幽体離脱だろうと思ってたのでほぼ心配なく、その通りで何より。
が「ナイス!」と言っています。
夢現
ネタバレ上下巻表記ではないのに、こんなにがっつり次へ続くことに驚いた、まぁページ数的に最後足りなくない?とは思ってたけど…。晴香が狙われてることはわかってるのに一人で帰らせるのがまず信じられない、進行的に仕方ないんだろうけど、石井さんが車で送っていけばよかったのではとか八雲もちょっとは考えようよってイライラしてしまいました。あと、読者には最初にヒントが提示されてるからか、八雲たちがミスリードにまんまと騙されていくのがもどかしかったですね。晴香は助かるのか。愛する人の為に何を犠牲にするか…難しい問題だと思います。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/01/07(3613日経過)
記録初日
2015/01/04(3616日経過)
読んだ本
1803冊(1日平均0.50冊)
読んだページ
419507ページ(1日平均116ページ)
感想・レビュー
1690件(投稿率93.7%)
本棚
1棚
性別
血液型
A型
自己紹介

幼い頃から本が好きです。
いろんな気持ちに寄り添ってもらってます。
基本的に紙の本を、読みたい欲しいと思ったら買ってます。最近は積読本が増えすぎて、やばいなと思いつつも結局は買ってます。自制心ってなんだろう。
一時期ガラケーから読メが見れず、スマホにしてから2019年5月に何年かぶりに戻ってきました。その間に読んだ本を気の向いた時にまとめて登録してたりするのでタイムラインを圧迫してしまっていたら申し訳ありません。
ちなみに昔読んだ作品はおそらく感想少なめ。

感想は感情の赴くままに綴っているため不快な思いをされる方がおられるかもしれませんが、自由な表現のできる場だと思っているのでお許しください( ;´・ω・`)
少しでもネタバレになるかもと思ったらネタバレ扱いにしてチェックをつけているのですが、万が一、ネタバレの感想がそのまま表示されていた場合、そっと教えていただけるとありがく思います。

ナイス、コメントをくださる方々、お気に入り登録してくださった皆さまに感謝しております。

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