池井戸潤、真骨頂の経済小説。分厚いながらも割とあっさり読めた印象。建設業界の根深く蔓延る談合小説。金額が大きくなると人は想像力出来なくなるのかね。目先の入金が莫大過ぎるから後でどうにかなるかと思うのかもしれないって話なんだろうなぁ。材料にしろ工賃にしろ、なんか…談合とはなんぞや？のとば口部分として解る感じだと思う。私的には三橋相談役は威厳というか腹黒い部分を垣間見せて欲しがったなぁ。主役の平太がストリーテラーでまったく絡んできていないのは残念。あと、平太の恋模様はそんなにいらないような気がする

医療ミステリ括りでメルカリでゲットした1/5冊。全然知らない作家さんだったけど、ドラマチックな展開でなかなか面白く読んだ。新種ウィルスは、久坂部羊の第五感と内容が被るのだが、ドラマチックな展開で読んでいて面白い。そしてコロナ後だと本当にこの手の話はゾッとしかしない。地方創生に憚る継承問題もクローズアップされててよかった。この作家さんの他のもの読んで見たくなったのでメルカリでセットで売ってくれた人に感謝せねばっっ‼️

ひらめきと考察力の探偵葉村晶シリーズ。海外ミステリも読んでいたら、もっと理解出来た小話が多かったのと、その場の情景やら匂いの描写力が半端なくうまいなぉと思うこの著者。

無痛の続き、カボジ肉種という新種の皮膚病から日本全体でパンデミックが起こる話。 コロナ前に書かれてたので、予感めいたものがあったのかな？コロナ前に読んでたら「まっさかぁー」とか捉えるけど後だとゾっとしかしないよね。パニックになっちゃう。一番納得したのは日本人は健康なのに病院に行きすぎじゃないか？とかいうくだり。確かに。安心したくて行ってる気持ちあるよね 痛くも痒くも無いのに行く必要性なんかかいのにね。 はっきりしたいって思うんだろうな。途中までウィーンの街並みの中、怪しげな医師会でてくるまでは面白かった。

池井戸潤、真骨頂の経済小説。分厚いながらも割とあっさり読めた印象。建設業界の根深く蔓延る談合小説。金額が大きくなると人は想像力出来なくなるのかね。目先の入金が莫大過ぎるから後でどうにかなるかと思うのかもしれないって話なんだろうなぁ。材料にしろ工賃にしろ、なんか…談合とはなんぞや？のとば口部分として解る感じだと思う。私的には三橋相談役は威厳というか腹黒い部分を垣間見せて欲しがったなぁ。主役の平太がストリーテラーでまったく絡んできていないのは残念。あと、平太の恋模様はそんなにいらないような気がする